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2012年1月

2012.01.31

新・下知図書館の「熱源」問題を高知市役所と協議しました。

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 1月から着工している新・下知図書館。4階建てで1部5階建ての予定です。建物の完成は今年12月。図書館の開館は来年平成25年3月の予定です。

 1月30日午後6時半より、下知消防分団会議室にて、「新・下知図書館の”熱源”問題」についての協議が行なわれました。

 昨年末に新・下知図書館の1階部と3階部に設置される給湯器がすべて電気になっていることに二葉町自主防災会役員が気がつき、地元市議会議員である高木妙氏に、事情を説明。12月高知市議会で会派の代表質問や、経済文教委員会にて質疑をしていただきました。

 その議会答弁で市役所側は「年明けに地元関係者と新・下知図書館の熱源問題で協議する」とのことでした。昨日の協議はそのために開催されました。

 出席者は、地元側は二葉町自主防災会の役員、二葉町町内会長。近隣の中宝永町町内会長。下知地域連合町内会長。LPガス協会関係者。市役所側は市民図書館館長。副館長、危機管理室室長、公共建築課担当職員らが出席し、高木市議の司会進行で始まりました。
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(協議は高木妙市議の司会・進行で始まりました。)


 まず市役所側から給湯器を電気にした理由の説明がありました。

「エレベーター電源や、照明設備など電気を使用するので、電気調理器のほうが割安であること。電気のほうが防火上安全であるとの図書館側の意向もあり電気にしました。

 この地域は津波の被害や地盤沈下も予想され、非常時には電気は使用できないことは承知しています。それで防災倉庫にカセットコンロや、5キロや8キロのLPガスボンベを常備し対応したいと考えています。

 平常時は電気調理器。非常時にはLPガス(5キロ・8キロ・ポータブルコンロ)を常備して対応するのが市役所の考え方です。

 新・下知図書館は津波避難困地区にあることは承知しています。一時待避所でありましても収容所ではありません。原則3日以内に救助し、水没地域以外の避難所への退避を想定しています。それゆえ飲料水も、非常用食料も最長3日分構えることで計画しております。」との説明でした。
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 これに対して二葉町自主防災会からは以下の指摘をしました。

「新・下知図書館への退避機関を3日間と想定されていますが、南海地震では高知市街地ほぼ全域が地盤が沈下し、水没しますね。推定罹災者が現時点でも13万人おります。到底3日以内で、一時退避している図書館から移動できるとは思えません。

 市役所の言われている被害想定は、高知市だけが罹災地になる想定に過ぎないと思います。四国全域が地震域になる巨大地震が起きた場合は、名古屋や大阪などの大都市部が甚大な被害を受ける可能があります。高知まで救援部隊がすみやかに来るとは考えられません。
 
 長期間滞在するつもりがなくてもそうならざるを得ない事態になる可能性も高いです。それで平常時も安全に使用でき、非常時には貴重な熱源となる安全なLPガスに設計変更をお願いしたい」と要望がありました。
 
 その根拠と裏付け説明を、二葉町に会社がある㈱ツバメガス勤務の小吉浩之さんが、LPガスの安全性と使い勝手のよさについて詳細な説明がありました。

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(通常の状態で設置されているLPガスボンベ。LPガス協会では、水没などで流失しないように、上下2本の鎖などで流失防止対策をしています。ホースも外れにくく、万が1はずれた場合はガスの奔出が遮断されるようになっています。)
 特に注目すべきは、津波・水没、長期浸水を予想し、通常1階部に設置するLPガスボンベを屋上部に設置し、非常用意熱源と通常熱源を併用させ、非常用の電源の確保も考慮した独創的な「熱源」対策であったことです。

 震災時においてLPガスの安全性や、震災後の復旧作業のインフラでは1番迅速に復興できるシステムです。

 屋上から3階部への配管でガスを供給します。万が1強い地震があったときには、LP
ガスは自動的にボンベからコンロへの供給が遮断されます。1階部に置けば業者も楽ですが、地震対策を併用する為に屋上部に20キロボンベを3本置く計画です。

 小吉さんは、安全性と法令の確認のため県危機管理部と高知市消防局にも確認され、「問題はない」との確証を得ています。より安全性を担保するためにLPガスボンベ収納用のユニット小屋と災害対応時ユニット設備を備えていれば、罹災後すぐに対処でき、災害炊き出しがすぐに出来ます。

 議論は午後8時過ぎまで続きました。8時過ぎに散会しました。

 小吉さん提案の説明書を画像にしましたので、ご参考ください。
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*市役所側の非常用にガスの小型ボンベやポータブル・コンロの備蓄は業者の定期点検がないため、ある意味危険であると思われます。常時LPガスを給湯器などで使用しておれば、業者はガス機器や配管の定期点検と巡視が出来るので、より安全であると思います。

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今週の「野良犬メディア」はまあまあか

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 週刊現代2月11日号を朝の散歩でコンビニで購入読みました。「危機を煽る」のは週刊誌の得意技。今週号は「世界経済危機の恐れと」「大地震の恐れ」の2つのバージョンですね。

ただ「恐怖」を煽り立てるメディアは週刊誌に限らない。テレビなどのほうが動画なので、より迫力がある。週刊誌のような1週に1度のメディアは、ちゃんとした根拠のある裏取材があったこその「恐怖記事」でないと面白くはない。

 その点所詮は今週号も「ありきたり恐怖記事特集」に終始している。これは「日本の野良犬メディアの限界」かもしれない。しかし読者は400円支払い購読しているのだから(年間2万円近く支払っているので文句を言う権利はあります。)週刊現代もしっかりしてほしい。

 このままの体たらくでは読者はどんどんいなくなるでしょうから。真偽不明のネット記事に読者は流れますね。

 まず経済方面の「恐怖記事の」特集を読んでみた。
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【全国民必読】〈みなさん、このまま沈みますか、それとも立ち上がりますか〉これからの日本を考えるヒント

・このままズルズルと「国際競争」で負け続けるのか


・この「借金地獄」から抜け出せる日は本当に来るのか ほか


ギリシャは破綻へ 「世界恐慌」私の読み方

 このあたりは新聞やテレビ、あるいは「タレント経論家」の池上彰氏の解説とさして変らない。つまり新味はない。ギリシャの破綻は織り込み済みだし、欧州の不況も普通になり、中国経済も減速する。アメリカは大統領選挙でなりふりかまわない景気浮上策を打ってでてくる・

 TPPで日本からの収奪を狙っているのでしょう。


【週現スペシャル】〈億の収入がある人間たちの「本当の姿」〉大金を稼ぐ仕事は幸せか


・稼いでも稼いでも尊敬されないファンドマネジャーの嘆き


・「時給10万円」エリート弁護士たちの自己弁護

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・「米国民の敵」元・ヤンキース井川慶の悲劇


・稼ぎすぎた金、さあどうやって隠そうか


・共通の悩みは「子供がドラ息子になること」


【特別対談】益川敏英×山中伸弥「無駄と失敗が僕たちの財産です」


〈ダルビッシュ 田中将大 中村剛也 坂本勇人 松田宣浩 ほか〉少年野球時代 彼らはすでに天才だったのか
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 次に日本列島巨大地震の恐怖。がありますね。東京の直下地震は4年以内に70%の確立で起きると東京大学地震研究所が発表しました。話題を呼んでいますが、意外に皆行動しようとしない。「ゆで蛙」状態で何の対策もしていませんね。東京の人たちは。他人ごと。


琵琶湖・富士山・桜島に不気味な異変が起きている


【ぶち抜き大特集】引っ越しますか? 「確率7割」もう避けられない東京直下型大地震 「自分だけは助かる」――根拠なくそう思っている人がいちばん危ない


・「7割」が意味するものは何か データはウソをつかない


・「震度7」首都圏はこうなる 準備した者だけが生き残るという現実


・〈齋藤孝 荻原博子 森永卓郎から専門家まで〉まもなく来る巨大地震 私はこう考える 「引っ越しを考えている」「運を天にまかす」


【LOOK!】


・輿石幹事長 人呼んで「政権の疫病神」


・岡田副総理は「疫病神2号」

・芥川賞作家の母校・下関中央工業高


・ダルビッシュ 慰謝料でなく「養育費」だった理由


・小島慶子アナで超人気ラジオ番組「3月打ち切り」


・NHK将棋番組24歳女流棋士の「巨乳」


・「花粉症」対策 今年はこれ
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 北朝鮮の独裁者も大変なようですね。朝鮮半島の不安定は極東情勢にも影響。地震以上に緊迫原因ですね。

金正恩 早くもバレ始めたその能力

 せっかくの「有料コンテンツ.メディア」なんですから頑張っていただきたいものです。

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イランはどこまでチキン・レースをやるつもりだ

 国連決議を無視し核開発を推進するイランに対してアメリカと欧州’EU)は、経済制裁を一段と強化。EUはイランの石油を購入しないとも通告、緊張が高まっています。

 イランは「ホルムズ海峡を閉鎖するぞ」と国際社会を脅しています。これに対してアメリカは、原子力空母を2隻近海に派遣し、イランを牽制しています。いつまでこの緊張が続くのでしょうか?

 イラクやアフガニスタンと異なり、イランは地域大国です。資源もあり、農業も盛んで、人口も多い。イラン以外にもシーア派の信者も近隣国に多い。欧米諸国は対応を誤ると大変なことになりますね。

 1979年のイラン革命よりアメリカと断交し、経済制裁も受けているのに平気なイランです。自力で核開発をやるなど自力があるんですね。そのあたりは「瀬戸際外交」でしかなかった北朝鮮とは全然違いますね。

 石油が戦争で高騰なんていう悪夢はやめにしていただきたい。

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2012.01.30

原子力発電をどうすればいのだろうか?

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 いまだに福島第一原子力発電所の安全な沈静化は行なわれてはいない。廃炉にいたる工程が示されてはいません。こうなると原子力発電所は制御が不可能ということではないのでしょうか?近隣の福島県の人たちは、自宅に簡単には戻れないと思います。

 わたしは原子力発電所は「トイレのないマンションだからいけない。」「ただちにすべての原子力発電を廃炉にしろ」とは申し上げません。自然代替エネルギーを育成するには時間がかかります。社会制度も改革して、自然代替エネルギーで発電した電気を、電力会社が高く買い取る制度をこしらえないと、なかなか移行は出来ないでしょう。

 わたしの立場は「300メートル四方の高知市二葉町から世界を見る」という観点です。そこからの狭い観点で世界を見ているんです。海抜0メートルで南海地震が起きればひとたまりもない地域で生活しています。

 地震の観点からすれば、浜岡と伊方と福井の原発は地震域のなかにあり、活断層も近い。大津波で被害を受ける可能性もあるからです。ある地震学者が言われたように「人命と原発には1000年に1度の想定外はない・」のですから。

 浜岡、伊方、福井の原発は廃炉にする。そのほかの原発については安全性の再確認を「身内」で行なうのではなく、地震学者、地質学者なども加え、市民参加の公聴会を開催し、情報公開を原則として国民的議論をすべきでしょう。従来のように密室での取引は許されないと思います。

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2012.01.29

日本男子もロンドン五輪へ出場してほしい

 2月5日にロンドン五輪アジア最終予選のシリア戦が行なわれます。前回はホームで、2-1と辛勝した相手。グループで首位であれば五輪へ出場が決定します。

 シリアはモダンなサッカーをするし、身体能力もある。ただシリア国内は政情不安なので、究極のアウエーでの試合になる可能性になります。中立国ヨルダンでの試合になるそうですが、それでもアウエー状態には変りはありません。

 シリアに勝てば、文句なしに五輪は当確。負けるとややこしくなり黄色が点滅する。恵まれた環境でしかサッカーをしたことのない若い五輪代表がアウエーでの試合で本領を発揮することが出来るかどうかでしょうね。

 なでしこさんたちはちゃんと結果を出しました。男子もきちんと結果を出さないと、日本サッカーの未来はない。

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2012.01.28

真冬の夜須の海

 今日の天気はどん曇り。冬型の気圧配置(西高東低)は崩れ、温厚な天気のはずですが、日差しがないため寒く感じます。ハーバーもなんか寒々しい。
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 1人でぎ装(ヨットの組み立て)をしていますと、高知大学ヨット部も到着。ぎ装を始めました。やはり今の時期は部員も海へ来る人数は少なめですね。
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 ドライスーツを着用します。真冬なので上下に化繊のアンダー・ウエアを2枚重ねて着ています。ドライスーツを着用します。一応ゴムで足首、手首、首を絞めていますので海水は入りません。
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 空気もしゃがんで抜くようにします。それだけ「機密性」があります。

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 どん曇りですが、今の時期は突然風が強くなることも在りますので、海上のセーリングの様子の写真はありまsねん。

 今日はシニア・ヨットクラブのTさんは、山口県で開催されるレーザーの大会へ参加したためいません。Wさんと2人でセーリングしました。
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ドライスーツとライフジャケットを洗い干しました。
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 セールもたたんで片付けます。
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 片付けはこれで終わりではありません。自宅へ戻っても洗ったドライスーツも干して乾かします。また化繊のアンダー・ウエアーも水洗し干して乾かします。
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 昼ごはんをWさんとご一緒しました。カレーうどんを食べました。それから帰り際に「やすらぎ市」と「ヤッシー売店」で、手結山の餅(600円)とみかん(180円)と芋(150円)を買いました。

 風はまあまあでしたが、フルハイクをしようとすると突然風の方向が触れるので、不安定でした。それに風は冷たかったです。でもセーリングのあとは気持ちがいいです。最高です。

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浜岡原発・伊方原発・福井県の原発すべては廃炉に

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 理由は浜岡は東海地震の震源域にあること。また浜岡原発前の海底地形が浅瀬で大津波を「呼び込みやすい地形であることです。
...
 伊方原発は日本最大の活断層である中央構造線沿いにあること。過去にも群発地震が起きており危険であることです。

 福井県にある原発のすべては活断層の上にある。大変危険なので運転を中止すべきである。との緊急提言を行なっていました。

 「ストレステスト」うんぬん以前の深刻な問題ですね。欧米の基準のストレステストは、だいたいが「地震のない国」の試験方法ではないのか?それでは全然検査やテストにもならんでしょう。

 わたしたち二葉町自主防災会は、南海地震が起きたとき、地域の地盤沈下による長期浸水対策である「一時疎開」をおこなうための方策の1つとして仁淀川町との交流事業を考案し、実行してきました。しかし愛媛県の伊方原子力発電所に「もしも」のこと(放射能漏れなど)がおきれば、わたしたちは一時疎開先もなくなります。

 そうならないためにも円満に伊方原子力発電所は廃炉にしていただきたいと思います。
 愛媛県知事は勇気をもって伊方原発を廃炉にすべきでしょう。
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2012.01.27

結構寒かったはりまや橋サロン

 今日は午前中は自転車で銀行周りをしていました。しかし午後になっても寒い。12時30分頃の高知市。外気温が5度です。5度という気温は,塗装でもぎりぎり。それ以下ですと通常のタイプの塗料では冬型を使用しても乾燥硬化いたしません。
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 「寒い」という母(86歳)を連れてはりまや橋サロンへいきました。まずは魚の棚商店街のコロッケ屋で夕食のおかずをさんだんしました。
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 いつもの「10円まんじゅう」も買い込んでいます。
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 今日のはりまや橋金曜露店市は、連日の寒さのせいなのか、やや人が少なめでした。
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 活き活き100歳体操の準備も手伝いました。
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 寒い中、今日は9人の参加者がいました。皆さんお元気な高齢者の皆さんですよ。
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市の入札業者の資格取得作業は結構大変ですよ。

  2年に1度の行事ではあります。高知市役所の入札業者の資格取得のために、官公庁各部署を巡回し、「納税証明書を申請し、お金を支払い取得しなければなりません。

 まず桟橋の年金事務所へ行きました。社会保険料の滞納はないという証明をいただきました。随分と席はすいているの待たされましたが、料金は無料でした。
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 続いて高知駅前北口にある税務署と法務局のある合同庁舎へ行きました。「咲都庁舎」というらしい。全然流行していないようです。だれがこしらえた名称なんでしょう。
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 税務署へ行きました。納税証明書をいただきました。国税ですね。400円かかりました。
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 次に同じ庁舎にある法務局へ行きました。登記簿謄本と印鑑証明あわせて1200円かかりました。
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 ここから高知県庁西庁舎まで寒い中自転車で移動しました。高知県県税事務所です。360円納税証明書にかかりました。
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 最後の仕上げは高知市役所。市税の納税証明書は4通分とかで、なんと1600円かかりました。1枚の紙切れなんですが。驚きました。
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 帰りに追手前小学校前を通りました。平成25年(ということは来年)閉校になるようです。なんとも寂しい限り。校舎も上等につかえるようですが。それを壊して県と市の合築図書館が建設されるようです。もったいないと思いますね。
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 母が毎週金曜日にはりまや橋商店街の活き活き100歳体操(介護予防体操)でお世話になっている大塚さんは、老人介護施設「あいおい」から来られています。ありがたいことです。
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2012.01.26

自由報道協会主催記者会見情報

マスコミとは異なる情報を出している「自由報道協会」のMLが送信されてきました。東京近辺の皆様で見学できる方は是非行って見てください。


自由報道協会主催記者会見情報
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報道各位

内部被曝に重点を置いた放射線被曝の研究を市民と科学者が協力して行なうた
めの組織として「市民と科学者の内部被曝問題研究会(内部被曝研)」が設立
されます。その詳しい趣旨と経緯について記者会見を行ないます。
参加を希望される方は事前に下記注意事項をお読みになり、協会事務局までお
申し込み下さい。

[日時]2012年1月27日(金)11時30分~13時(10時30分受付開始)

[会見者]肥田舜太郎(被曝医師)
     澤田昭二(素粒子物理学、被爆者)
     松井英介(医師、放射線医学、呼吸器病学)
     矢ヶ崎克馬(物性物理学)
     生井兵治(遺伝・育種学)
     岩田渉(市民放射能測定所・理事)

[会場]麹町報道会見場
    東京都千代田区麹町2-2-4麹町セントラルビル2F
    東京メトロ半蔵門線・半蔵門駅下車。3a出口より徒歩約1分。
    東京メトロ有楽町線・麹町駅より徒歩約4分。

[申込方法]「会見参加登録#1」( http://fpaj.jp/?page_id=17 )より、
      件名を「1月27日内部被曝研記者会見」として、必要事項を記入
      の上、本人がお申し込み下さい。会場に余裕があれば当日参加も
      可能です。

[申込締切]1月26日(木)19時

[主催]自由報道協会

【注意事項】
・受付では運転免許証など、本人確認ができる写真付きの公的身分証明書の提
示をお願いいたします。提示いただけない場合、入場をお断りいたします。
・手荷物検査、金属探知機によるチェックにご協力下さい。記者会見の円滑な
運営のため、撮影場所の指定、安全上の制約など、主催者側の指示にご協力く
ださい。また、取材者同士でもお互いに譲りあうなど、一定のマナーの遵守を
お願いします。

・取材内容について、当協会側から制限を加えることはありません。取材内容
は、各個人が自由に各種媒体に公表することが可能ですが、その報道内容に関
する責任は、参加者個人が負うものとします。

・質問者は挙手の上、進行役から指名された際には氏名、及び所属がある場合
は所属を名乗ってください。より多くの方に質問の機会を提供するため、質問
は簡潔に、ひとり一問でお願いいたします。なお、時間に余裕があれば二問目
の質問をすることも可能です。

・ストロボ撮影は会見の冒頭のみとさせていただきます。またシャッター連写
による音にも一定の配慮をお願いいたします。

・記者会見の場は、陳情・抗議の場ではありません。会見中のビラやパンフレ
ット等の配布、ゼッケン・プラカードの掲出はご遠慮ください。

・記者会見の参加者は場内で自らが撮影される場合があることをご了承下さい。

・記者会見の運営にご協力いただけない場合は、やむをえず主催者が退席を求
めることもあります。会見の円滑な進行にご協力をお願いいたします。

以上

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 自由報道協会(FPAJ / Free Press Association of Japan )事務局
 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-9-1メゾン平河町201号
 Tel.03-5213-4888 ◆ Fax.03-5213-4989
 http://fpaj.jp ◆ info@fpaj.jp 自由報道協会の活動は皆様のご支援で支えられています
 寄付については http://fpaj.jp/?page_id=75 をご参照下さい。
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◎「自由報道協会」設立準備会からのお知らせ
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0001248213/index.html

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今週の「野良犬メディア」も低調

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 先週に続き今週もなにかとせわしく、野良犬メディアを検証する時間がない。それで今日になりました。期待はあまりしていませんでしたが、やはり「低調」。独自性がないからでしょうか?

 所詮は講談社という大手出版社の週刊誌であるので、パワーがないのでしょうか?最近は週刊誌各誌も随分販売水量が落ち込んでいるようで、長期低落傾向とか。わざわざ身銭を切ってこちらは購入しているのですから、きちんとした記事を掲載していただきたいと思います。

 部数が落ち込むと広告料も減少する。そうなると思い切った取材が出来ないことに。内容がますます薄くなるのは自明か。

 アメリカの追随者の人たちがIパットなんぞを使用しているいることもあり、今後も部数の増加はきたいできないから、ますますジリ貧かもしれませんね。


【全国民必読】「世界恐慌」欧州からアジアへ 頼みの中国経済まさかの大崩壊
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 遂にというか、やはりというか中国バブルがいよいよ崩壊局面になりました。バブル後の低迷脱出は、バブルでということでしたが、最後のバブル経済は中国でしたが、いよいよ失速するでしょうね。
 
  すこしは日本企業もリーマンで「学習」したのでしょうか?

【実例多数】うまくいってる会社のメンタリティに学ぶ なぜあの会社は好調なのか

 やはりクロネコヤマトは凄いですね。罹災地支援にいち早く立ち上がり、罹災地の配送便も復旧が早かった。それだけではなく、宅配便1個につき、100円の義捐金を拠出するという心意気を見せました。またその義捐金で、罹災地の産業支援までやったのですから凄すぎますね。


【インサイドレポート】国内の不満と不安は爆発寸前 金正恩は国外逃亡する
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 瀬戸際外交をしていた金正日が昨年死去。一応独裁権力を「世襲」した金正恩はどうなるのか?崩壊するのか、悪あがきの軍事行動を引き起こすのか?隣国だけに日本も危機管理をきちんとしないといけない。

われらが天才・ダルビッシュを見に行こう

 日本では「モチベーションがなくなった」とファンの前で告白したダルビッシュ投手。ここはアメリカで一旗あげていただきたい。20勝投手になってほしいものです。


〈知っておくだけで全然違います!〉M8M9大地震 そのとき最悪の場所にいても「生き延びる」方法を教えます


・地下鉄に水が入ってきたら


・高層ビルのエレベーターに閉じ込められたら ほか

 最近東京大学地震研究所が「関東大震災の起きる確立は高い」と公表。それに対する危機管理記事としてはお粗末過ぎます。もっとファシスト知事の石原氏を追い詰める記事を書いていただきたい。東京五輪誘致など無駄金を東京都は使う必要はないと。


続・公務員だけが幸せになる社会って

 これは各自の野良犬メディアのキャンペーンですね、週刊ポストも同様の記事がありました。日本も第2のギリシャかとか。公務員優遇経済が国を滅ぼすとか。一理はありますね。


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2012.01.25

「日本人を考える」を読んで

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 「日本人を考える」(司馬遼太郎対談集・文春文庫・1978年刊)を読みました。対談相手はなかなかのくせもの揃いでありました。梅棹忠夫・犬養道子・梅原猛・向坊隆・高坂正尭・辻悟・陳舜臣・富士正晴・桑原武夫・貝塚茂樹・山口瞳・今西錦司という豪華メンバーでした。

 わたしもその昔、高知市のコミュニティFMで、市民番組製作者として8年10ヶ月対談形式の番組を制作し、出演していました。こちらは市井の市民の対談番組。

  参考サイト「けんちゃんのどこでもコミュニティ」

  http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/index.html

 司馬遼太郎氏の場合は、知識人なので、やはりレベルが全然違いますね。

 
梅棹 「思想というのは伝染病みたいなもので、一度ひどいのにかかると当分免疫性ができて、次のがきてもかからない。仏教がやってきたとき、日本はいわばバージンだったからまともに感染して、挙句荘厳な舞台装置という仕掛けをつくってしまった。

 そこへへカトリックが手ぶらでやってきても、免疫ができているからかからないわけですね。」

司馬「そうかもしれませんね。日本人の思想というのはいずれも海の向こうからやってきて、それがいつも多分二悲劇的なんですな。キリシタンの受難もマルキストにしても。それから水戸学の思想。あれは宋学からきています。

 蒙古帝国に滅ぼされかけた南宋のインテリたちが,南宋こそ正統であることをいわんがための、いわば尊王賤覇の思想なんですね。この宋学のファナティクなところが水戸学に結実して、それが幕末の革命思想みたいなものになっていったわけで。

 そころが宋学(朱子学.陽明学)もまたフィクションでしょう。そのフィクションからさめたときに、他のものが望まれた。思想というものはアルコールみたいなものですから、さめてしまうと他のアルコールが必要になる。

 それが例えばマルキシズムじゃなかったか、そんな事情が日本の思想史の一面にあるように思うんですよ。」(P19「日本は"無思想時代”の先兵」)

司馬「たとえば代議士は"先生”と呼ばれるでしょう。あれは幕末のかけだしの志士がボス志士に対して使った呼び名が続いているんです。

 たとえば土佐の田中光顕が土佐で頼るボスがいなくなったため、長州の高杉の所へ行って門下生にしおてくれとたのんだ。高杉はなんの門下生だといっておどろいたが、ともかく田中にすれば長州藩士にはなれないから、高杉も門下というユニークな関係をつくることによって長州系列に入った。

 田中は高杉先生とかいって高杉のあとをくっついてあるいている。この人は土佐人のくせに明治期には帰化的な長州閥人で、そのおかげで伯爵になった。」

高坂「なるほど、そこからきているんですか。"先生という呼び名は、いかにも書生が門下入りして政治をやっているという感じが現れていますね。幕府がそういう書生政治にやられてしまったというのも、結局は幕府に政治家がいなかったということじゃないでしょうか。」

司馬「官僚はいたけど、政治家はいなかった。」

 日本で政治家らしい政治家は大久保利道であると高坂氏と司馬氏の異見は一致しました。

高坂「大久保というのは長期のビジョンも構想できたし、それを実現するための手はずも地道に考えることもできたんですね。普通、手はずを考えるのは官僚で、先のことを、それも夢のようなことをしゃべるのが書生、議員さんで、これは酒を飲まないといえないような代物だからね。

 必然的に待合政治になるわけで・・・大久保の場合はシラフで、2つのことができた例ですね。しかも彼は派閥とは関係がなかったでしょう。」(政治に教科書はない。p127)

 今後の中国との付き合いの仕方も難しい。そのあたり中国歴史の研究家の貝塚茂樹氏との対談は面白い。

貝塚「中国人の厳しさは、マージャンをやるとわかります。マージャンは賭けだから、中国人は相当インチキをやりますね。そこで相手がインチキをやれば、それ以上のインチキをこちらもやって、その場で仕返しをしてみいいんです。」

司馬「なるほど」

貝塚「相手が悪いことをすれば、こちらも悪いことをして返せばいい。それでオアイコですこれが日本人なら、相手がインチキをしても、こっちがインチキするのは差し控えるでしょう。

 そしてあいつがインチキをやると悪口を言う。中国人は違う。日本の軍部がムチをしたのなら、こっちもムチャをしたらいい。先にしたものが悪いんだから。中国の喧嘩では、先に手をだすのが悪いんですよ。どんな理由があっても。」(P271「中国とつきあう法」)

 いまから34年前の1978年に刊行された書籍ですが、「旧さ」を全く感じません。現代の社会に通じる卓見をいくつか「発見」することができました。

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2012.01.24

近森病院へ行きました

  今日の午前中は父(92歳)を連れて、近森病院へ行きました。脳の定期健診と脳外科医の診察です。寒い日でしたので細心の注意をはらい連れて行きました。最初は画像診断室(MRI)へ行きました。

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 待合室は綺麗でホテルのロビーのようでした。テレビ画面に自分の予約番号が表示される仕組み。そして診察室へ行きます。
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 もてなしの心のことを「ホスピタリティ」と言いますね。「病院の応対」も入っているのでしょう。こちらの病院は高知市ではマンモス病院ですが、それぞれの部署の職員の応対は、医師も看護士も皆良いですね。

 いっそのこと近森病院に高知のホテルを経営してもらったらいいと思います。

 北海道から叔母が来て高知のホテルと観光施設の応対があまりに酷かったからです。

 高知の観光の問題点

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安岡正博さんの志は永遠に伝承されます

 毎週金曜日にわたしは母(86歳)と一緒にはりまや橋商店街へ行っております。はりまや橋金曜露店市とともに、活き活き100歳体操(介護予防体操)が、広場で開催されるからです。もう5年は通っています。
 
 先週布工房めろでぃのオーナーである桑名真紀さんから、はりまや橋商店街近辺のフリー・ペーパー誌「はりまやSTORY 」(製作発行・アトリエよくばりリス)をいただきました。

 その紙面の2面に昨年11月17日に、はりまや橋商店街で開催しました「安岡正博さんを偲ぶ会・ポーラさんを励ます会」の様子が掲載されていました。編集発行人である松田雅子さんの許可を得ましたので、画像を転載させていただきます。

 参考ブログ記事「安岡正博さんを励ます会。ポーラさんを励ます会が開催されました。」

 「安岡正博さんのご逝去を悼む

 はりまやSTORYでは、11月17日の偲ぶ会の様子が詳しく掲載されています。本当に懐かしいメンバーが集まっていただきました。当日は懇親会場である「大衆食堂 よし乃」でしました。参加者の思いは熱く、話しは尽きることなく続きました。お店のビールサーバーも空になり、焼酎もなくなったところでお開きになったのです。
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 また「はりまやSTORY]には、その1週間後の11月24日に同じよし乃にて、17日のスタッフ慰労会も行なわれました。画像にあるように美味しい手料理をいただきました。

 このはりまやSTORYを見て、安岡正博さんの熱い想いが蘇ります。わたしたちの手で高知を面白く熱いまちにしなければならないと思います。

 安岡正博さんの奥様のポーラさんからお礼状をいただきました。
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 2004年2月に当時わたしがやっていた番組「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に安岡正博さんがゲスト出演していただきました。安岡さんの熱い想いと「おまんらしっかりせんといかん」という叱責を思い出します。

 ゲストは 安岡正博さんです 

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2012.01.23

「造形集団 海洋堂の発想」を読んで

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 1月14日に、東京から帰省していた下の子供と家内と3人で、四万十町にある「海洋堂ホビー館」へ行きました。廃校になった山奥の小学校の体育館が展示場になっていました。

参考ブログ記事「海洋堂ホビー館へ行きました。」

 所狭しと海洋堂の作家の人たちの「作品」が展示してありました。大きな恐竜の作品から、小さなフィギアの数々がガラスケースに入れられていました。プラモデル、怪獣。合体ロボ、動物、美少女、博物館ものなど多様な分野の造形作品が並んでいました。本当に退屈しない展示でしたし、エネルギーと作者の意気込みを感じました。

 そのなかでオーナーの宮脇修一氏の著作「造形集団 海洋堂の発想」(光文社・刊・2002年)がホビー館にありましたので購入し、読みました。

 なんとオーナーの宮脇修氏と宮脇修一のユニークでたくましいこと。「人生すごろく」を実践したような生き様でありました。

 いくつか職を経験した宮脇修氏が,定職をもとうと始めたのがプラモデル販売店でした。どんどん顧客本位のサービスを展開。店の中に模型の潜水艦を航行させるためにプールまで作成。冬はふたをして模型の戦車を走らせていたとか。

 1人息子の修一氏はお客である子供たちと一緒に店で遊び。リーダー格になり、中学生のときから商売人として成長していきました。

 凄いのはプラモデルが下火になると、「ガレージ・キット」を展開し、「造形士」と言われている人たちを社員としともに成長していきました。

 その1つの転機が「食・玩」といわれているお菓子のおまけの小さな玩具(フィギア)でした。キティちゃんやポケット・モンスターやディズニーのような「キャラクター」商品ではなく。海洋堂は動物のフィギアをおまけにつけ(ニホンザルやつちのこ)など・話題を呼び販売先のコンビニで大人気になったそうです。

 これが海洋堂の起死回生となりました。プラモデルの世界ではヒット作も1万個が2万個売れれば大ヒット。ところが食・玩の商品は1個が300円足らずですが、100万個、200万個という単位で全国のコンビニで売れたのです。

「ワールドタンクミュージアムの最大の収穫は、潜在的なお客さんを確認できたことです。
ふつうの模型店で戦車が常に100万台売れるのであれば、プラモデル市場は現在のように落ち込んではいません。

 本物のマニアは1万人しかいないのです。その人たちは当然買ってくれるであろうけれども、実際に250万個売れたということは、戦車についてちょっと聞きかじったことがあったり、昔ちょっとプラモデルで遊んだり、多少戦車を知っている”くすぐり”があったからだと思います。

 そのくすぐりとしては、戦車のマニアも納得させながら、一般の人を引っかけるためのフックをつけたことでしょう。歴史的な背景が分かる解説書をいれたり、迷彩塗装別に商品構成をするなど。
 
  ほかにメカニカルな精密感なども理解しやすかったと思います。」(P163「食玩で大爆発」)

 まさに新しい市場を「創造」したことですね。修一氏が子供時代に模型店に出入りし、そのまま海洋堂に居つき造形作家になったひとも複数いるようです。一時期は会社のなかで寝泊りし、365日フィギアをこしらえていた御仁もいるようです。物凄い集団ですね。

 大量生産できるように中国で金型をつくり、塗装もする。海洋堂の仕事をやっているうちに、中国にもマニアの人たちが工場を立ち上げ、よきパートナーとして共存しているようです。このことも凄い。

 「ホビー館」の実現が海洋堂の1つの夢であったようです。それは実現しました。次の夢は「世界制覇」であるとか。

 大英博物館やルーブル美術館のお土産として、海洋堂のフィギアでつくる。既にその準備も試作もやっているようです。

 書かれていることはオーナーの立場であり、面白いこときれい事ばかりでは現実はなかったかもしれません。でも「オタク」でしかなかったプラモデルやフィギアの作者が、「造形作家」と言う称号を得て、社会的に国際的に評価される道を切り開いた功績は凄いものですね。

 1人のカリスマが居て、腫れ物に触るように「取り巻きが」いて、若い人たちが萎縮し、精神的に参ってしまうアートの世界が多いようです。 それからいくと海洋堂の宮脇親子のオーナーはおおらかで、破天荒で面白いと思いました。

 アートな業界で仕事されている皆さんの励みに海洋堂の存在はなるでしょう。10年前の著作ですが、いまでも成長していることでしょう。そして高知県の田舎に「海洋堂ホビー館」は誕生したのですから。
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 宮脇修一社長の野望は「世界制覇」であります。

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2012.01.22

防災人づくり塾がようやく終了

  全部で8回ありました高知市役所危機管理室主催の「防災人づくり塾」がようやく狩猟しました。修了証書を全部出席した人はいただきました。

 今日の講師9は東京大学地震研究所の都司嘉宣東京大学准教授でした。

 言われていた趣旨は以下の通りです。

1)東北で起きた今回の大地震。1000年に1度の巨大地震です。高知の場合は700年に1度来ます。

2)浜岡と伊方。福井県美浜の原子力発電所は稼動することなく廃炉にすべき。

3)プレートの海山がプレートの下のもぐりこむ。今回も海山で巨大地震がおきました。教訓に飛んだお話」でした。

4)政府の出したレポートは、目覚ましをしないと駄目ですよ。

5)高知市市街地は江戸時代に干拓で出来ました。本来人が住んではいけない地区もあります。でも内ゲバは新左翼を市民がき給付して講師を招聘するぺすべわあります。


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 二葉町自主防災会の打ち上げは葉牡丹でしました。
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YASU海の駅クラブ新年会

 無事に「強風ヨット教室」も終了。セーリングの醍醐味を堪能しました。その後YASU海の駅クラブの理事会があり、その後永楽で役員新年会がありましたので、ノン・アルコールで出席しました。明日は防災人づくり塾の最終講演会もあります。結構私用もたくさんたまっていますので、アルコールはぬきにしました。

 近くの永楽というところでした。その料理です。
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 わたしをあてにして4人が送迎してくれとのことに。南国市、三里、伊勢崎町へ送迎して自宅へ着いたのが11時前でした。1日夜須にいました。

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冬の強風でのセーリング教室に参加しました

 先週は風が弱いという予報にて、中止に。私にすればきちんとセーリング技術を習っていないので、高知大学ヨット部出身の井土氏のアドバイスは大変参考になります。強風であろうが、微風であろうがいいのです。しかし21日は雨が1日降る続くというセーリングにはしんどい条件でした。

 ぎ装も「強風用」にセットしました。アウトホールとカニンガムを海上で風の強弱で調整できるようにしました。
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 雨が降り続いていました。
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 海上へ出る前にYASU海の駅クラブ専属ヨット指導員の井土さんが、ビデオを使用してぎ装のコツ、強風時のセーリングのコツについて解説をしていただきました。
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 雨が降っていたこともあり、ドライスーツの上から合羽を着用しました。いささか重装備ですが、雨対策ですね。
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 それで1週間待ったかいがあり、今日は予想されたとうりの強風です。セーリングの様子は自分では当然撮影できません。レスキューボートから撮影した写真を後でいただきました。
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 Tさんも頑張ってハイクアウトしてちます。
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 Kさんは若いだけあって豪快なハイクアウトしえちました。うらやましい。自分もしていたつもしですが、このように体が伸びていません、。やはり身体能力の差ですね。
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 たまには沈するすることもあります。でもそれも慣れです。
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 実に楽しいセーリングでした。
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リーダーはおおらかでないといけない

  会社の経営者や地域のリーダーは「おおらか」でないといけないと思う。

 先日訪れた「海洋堂ホビー館」のオーナーである、宮脇修・宮脇修一の親子は「おおらか」ですね。言動や著作を見る限り、荒唐無稽の行動に見えながらも、「顧客本位」「自分たちが楽しむ」という姿勢を崩していませんね。

 特にアートな仕事をしている業界のひとはそうあるべきです。平気で部下の心をずたずたにするリーダー。腫れ物に触るようなある会社になり、少しでもリーダーの意にそぐわぬと解雇するような会社があると聞く。

 若い人たちの夢をこしらえる仕事をしながら、若い人の夢を平気で奪うオーナーが居る会社のなんと多いことか。わたしはそうした無能なオーナーのいる会社や地域を心底憎みます。そして絶対に自分はそうはならない。宮脇親子のような、「おおらかなオーナー」になりたいと切に思います。

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2012.01.21

1月20日のはりまや橋サロン

 1日出張があると日程が厳しい。昨日のはりまや橋サロンを送れてアップします。
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 活き活き100歳体操も頑張っていました。
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うちのパソコンとビデオではDVDが再生できなくなりました

  つくづく世の中の流れに、取り残されています。今の私の生活。

 先日私の知人からあるテレビ番組を録画し、DVDにコピーしたから見ておいてくれよ。と言われDVDを渡されました。それをうちのパソコンで再生しようとしたところ、全く見ることができません。再生専用のビデオ・デッキに差し込みましたが見れませんでした。

 それである日パソコンに詳しい友人に確認してもらいました。そしたら原因が判明しました・

「お前さんのパソコンとビデオではこのDVDは見れないよ。これを見るための再生ソフトが入っていないからだ。DVDの外側に「CPRM」と表示があるだろう。これがあると、専用ソフトが入っていなければ見れないこと。しかもそれは日本だけの規格だね。馬鹿げているがどうしようもないね。」とか。

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2012.01.20

構想を表へ出す前に、設計思想の点検が必要です

  考えることがありまして、1つの課題を出して行動したいことがあります。でもそれは後々続く「壮大な」構想でなければならないと思います。
 
 ことを起こすのは割合簡単ですが、それが継続し、発展していくことはとても難しいのです。それをしたいと本気で思っています。

 なんとか今月中にも明文化し、公表できれば言いと思います。そこまで設計ができれば、施工は簡単でしょう。組み立てれば良いんですからね。

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2012.01.19

山陰道へ行きました。

  先週行く予定が、思わぬ大雪で日延べに。今日は気温が高そうだったので山陰に行くことに。いろいろ準備に手間取り出たのが午前8時半でした。
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 瀬戸大橋をわたりました。いつ見ても豪快な気分で鳥瞰できる場所です。しかし欄干の手摺などが錆まくっています。高い通行料金を取ることでもあるし、周辺は国立公園なんでしょう。管理者はきちんと防錆塗装を行なっていただきたい。その場合は、うちの防錆屋を利用していただきたいものです。
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 やはり岡山県北部の中国自動車道の落合JCTから米子自動車道に入り、湯原を過ぎてからが、完全な雪景色になりました。雪に慣れていない南国人には恐怖の連続でした。
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 道幅が狭くなり、対抗車とすれ違う区間は恐怖を感じます。
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 途中蒜山(ひるぜん)高原SAにて休憩。ランチタイムにしようと思いましたが、雪景色に仰天しました。道路とち駐車場は雪が溶けていますが、残っています。
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 一応4輪駆動車に、スタッドレス・タイヤにして、さらにチェーンを持参しました。今日は幸運にも1部アイスバーンがありましたが、なんとか南国人でも乗り切れました。
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 漫画家水木しげる氏の出身地境港市。その近くの民間施設に水木しげる氏のキャラクター商品を販売する専門店がありました。品が豊富で驚きました。
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 とにかく今日は暖かくて幸運でした。明日からまた寒波がやってきそうです。来週は完全な雪国に山陰道はなるようです。日本は広いと思いました。

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日本は「シーレーン防衛」はすべきではないのか

  中国が経済成長を背景に、軍拡を推し進め、ついには空母まで保有する事態になりました。海軍力は海外市場や交易国との「シーレーン」を守る為には必要な軍事力です。

 中国はアジア各地で石油採掘権や天然資源の争奪戦に参加し、強引に自国の影響力を行使しようとしています。最近では経済力を背景に軍拡に走り、「第1列島線」戦略をとり、あきらかな領海侵犯を繰り返しています。

 中国は@確信犯」であり、自国の利益と権益のために軍事力を行使するという「赤い帝国主義国」になりました。
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 これを中国が強引に押し出してきて、日本が「甘い対応」をしていますと、沖縄まで中国領土だといいかねません。また日本の石油資源や輸出品の輸送路である「シーレーンも」中国に生殺を握られることになります。

 今まではアメリカ頼みでよかったんですが、アメリカもかつての勢いがなくなってきました。そうなると日本は海軍力を増強させ、中国の脅威にきちんと対応する必要性があります。

 かつて司馬遼太郎氏は著作「この国のかたち」のなかで、「雑貨屋の帝国主義」を書いています。日露戦争後は、日本海軍の官邸は半減させ、軍縮し、民生への投資をすべきであった。植民地経営は島国根性の日本人は無理だから、アジア諸国を独立させ、そことの交易でいきるべきであったと。当時は海軍力で守るべき市場も交易品もなかったんだと。 ブログでもそのあたりをレポートしました。

 "雑貨屋”の帝国主義

  日本は「守るに値しない:植民地防衛のために、身分不相応の海軍力を保持し、国力を疲弊させた挙句、世界大戦を引き起こしてしまいました。いまは当時より遥かに大きな経済力を有しています。調達品ければいけない産品は世界にあり、輸出立国で生計を立てています。

 身勝手な中国から「シーレーン」を守る為に、日本は海軍力を強化すべきであると私は思います。

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2012.01.18

各種沖縄優遇策はでてきていますが・・・

  政府は、沖縄県に米軍基地の大半(日本全国にある米軍基地の75%!)を押し付ける代わりに、ここへきて各種優遇策を出してきています。しかしそれはあくまで小出しであるので、経済効果は殆どないでしょう。

 米軍の国際戦略で、「アジア重視」をオバマ大統領は鮮明にしました。イラクやアフガンから撤退し、イランが増長していますが、恐らく見てみぬふりをするでしょう。チキンゲーム化していますが、イランはなかなかし多々返すので、イラクのフセインのようなドジを踏まないとは思います。
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 普天間基地の移籍先が名護市辺野古に日米両政府で合意したのが15年前。環境影響調査書を防衛省が沖縄県に昨年末に提出しました。なんだかんだありましたが沖縄県側は受理しました。

 さてどうなるのか。アジア各地では強権国家である中国が「第1列島線」戦略をとり、あからさまな侵略・挑発活動を日本だけでなく、韓国やベトナム、フィリピンへ行い「迷惑な存在」になりつつあります。

 そのなかで日本の防衛はどうあるべきか。アメリカとの同盟関係はどうすべきかが問われてきています。難しい対応をしないといけません。

 ますます軍事拠点として沖縄の基地が重要になりました。しかしそこには130万人の沖縄県民が住んで生活しています。

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2012.01.17

今週の"野良犬"メディアは?

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 2012年の「野良犬、メディア」はどうなのか?父が頭の体操にクイズをしているので、早朝の散歩時コンビニで購入してきました。

 全般的には「これは凄い!」という記事は皆無。あいかわらず「噂」レベルの記事も多い。週刊雑誌はフリーの記者の持ち込み取材記事が多いようなので、「裏取り」に弱い可能性がありますね。

 「野良犬」といえど、天下の講談社ですから、本当のゲリラ取材と暴露記事はなかなか掲載できないでしょうから。期待するほうが無理なのかもしれません。でも「談合記者クラブ」へ入会していないので、メディア・リテラシーの観点からは大事であるし、毎週購入して支援している次第です。

フリーの記者の皆様の「飯の種」は必要ですからね。「談合記者クラブ」のけん制になるからですね。


全国民必読】〈国債暴落だけじゃない! これからとんでもないことが起きる〉日本経済 いま知っておくべきこと――あなたがすべてを失わないために
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中国は金正恩をこう見ている

 宗主国中国の意向もわからんではないですね。6月頃に政変が起きる可能性もあるからです。金王朝の世襲支配は終わるのか、継続するのかわかりません。日本も沿岸の警戒を緩めてはいけないでしょう。
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平田信と斎藤明美「秘匿捜査」の記録

〈存在自体が害悪〉小沢一郎はもういらない
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 これはいつもの「小沢一郎・悪者」説の記事。ありきたりで新味はありませんでしたね。


〈毎日揺れる日本列島 あの時と同じ……〉前兆現象がこんなに! M8M9大地震 いよいよ本当に来そうで怖い

 南海地震の脅威に毎日怯えている海抜0メートルの高知市二葉町民から見るとなんとも「間の抜けた」記事に過ぎない。中央防災会議や内閣府にもきちんと取材をかけていただきたい。

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〈大反響 もっと具体的に、もっと詳しく〉大地震から命と家族を守る これが正しい判断

 これも同じように「間の抜けた」記事ですね。


南三陸町に高台移転用地を寄付した楽天元副社長

 爽やかな人がいるようで何よりでした。いいことですね。


おい、それでも早稲田か 英語ができる? それがどうした!


看護師のミタ「医者の器量」「病院の論理」

【独占スクープインタビュー】吉本興業創業家当主が初めて語る「紳助復帰?ありえない。本当のこと話します」 大崎社長は山口組五代目の娘をデビューさせようとしていたんです


【LOOK!】


・「会見やりたくない」とどじょうが逃げる


・野田首相「サイン」はご自分で?


・武田薬品が反撃 国税が「裁判」でまた負けそう


・青木・川崎・中島厳しすぎるメジャーの「評価」


・「キャバ嬢」で儲けているゲーム開発会社


日本全国 安心して幸せに暮らせる町はどこ? 真剣に考えた!


〈二宮清純レポート〉谷繁元信 落合博満から学んだこと


ソニー新社長の評判

山本五十六の真実


年明けからセシウムの量が急増している


五木寛之 小説『親鸞』が時代を予言する

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甘党男子になるのかな・・

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 とある休日のことです。
 86歳になる母は運動不足気味なので、散歩をすすめています。散歩をすれば、なにかを買いたがる母。とくにお菓子類は「大好き」だからです。

 近所の「名前は忘れましたが。洋菓子屋でロールケーキを買ってきてくれました。手際よくコーヒーまでたててくれたので、一緒に食べました。結構私は甘党です。母の影響ですね。

 若い頃父は酒好きでした。お酒はわたしは強くありません。それで母の影響が強いのでしょう。

 高知の男は昔から「酒が強くてなんぼ」とか言われていましたが、強くない実例が私です。

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2012.01.16

防災と国防は共通するー人民武装(民主主義)だから

 
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 具体的なスケジュールを無視していろいろ考えてみました。今自分がやれる活動は、いろいろ制約があるので、
300メートル四方の自主防災会の活動のみです。

 いつも思うのですが本当に地震が起きてしまえば、「絶望的」な地域に住んでいるのです。「震度7の揺れ」「液状化」「地盤沈下」「津波の修羅意」「火災」「長期浸水」の6重の災難が待ち構えています。運良く生き延びても生活再建は極めて困難ですね。

そのさきの生活の再建や復興は並大抵ではありません。ですので、「事前に」やれることは、可能な限りやっておくことが大事です。

 また国土を保全するということは、森を守り、海を守り町を守るということです。自然災害からも、侵略者からも国土を守ることも同じことです。

 市民自治の原則で防災もすべきであるので、国防も「人民武装」が原則になります。

 

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2012.01.15

1月15日の夜須の海

 昔はこの日は「成人の日」でした。1年で1番寒い季節です。夜須のハーバーへ朝から来ています。どん曇りで日差しはありません。肌寒く感じます。
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 風はそこそこ吹いているようです。それで洋上での画像はありません。結構ブロー(突風)が吹くからです。一応強風用にぎ装しました。
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 シニアヨットクラブのWさんとTさん。高知大学ヨット部がぎ装をしています。
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 完全防寒のドライスーツを着込みセーリングしました。そこそこの風でした。「強風対策ヨット教室」は、延期になりました。寒い1日でした。


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悪くはない2012年ではないのか

  欧州経済の「破綻」。中国経済の失速。アメリカの凋落。北朝鮮危機。イランの跳ね上がり。など悲観的な要素を挙げる人たちが多いようです。国内を見ても福島原発は終息の見込みはないようです。デフレの中での増税論議を政府は「のんびり」やっているようです。なんだか締まらない日本。

 そんななか1月5日でしたか築地の初せりで青森県大間で水揚げされた黒マグロがなんと史上最高額の5648万円d落札されました。すしチェーンのオーナーは太っ腹でそのマグロを原価からいくと一握りが15000円になるとか。それを通常価格の400円でお客に提供されたとか。新年早々えいニュースでした。

 こういう「話題」はえいですよ。なんだか「いいね!」と思ってしましますね。それに元気が出ますね。」日本経済も捨てたものではないと。

 こちらもやる気になりました。デフレの大不況の真っ最中ですが、仕事でも地域活動でも、自己実現でも活路を切り開いて見せたいと思いますね。

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2012.01.14

大正市場へ行きました

 海洋堂ホビー館を堪能した後は、遅めのランチと買い物をするために、中土佐町にある「大正市場」へ行きました。ホビー館から約1時間で着きました。
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 かつてこの地域も7メートルを越える津波が襲来したとの表示がありました。最近はどうしてもこういう「情報」には敏感になっています。
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 50メートル足らずの商店街市場ですが、魚が安くていいですね。鯛の南蛮ときびなごのてんぷらとかちりを買いました。
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 昼食を大正市場で食べ、夕食の買い物もして、出たのが2時過ぎ。3時過ぎには自宅へ戻りました。丁度よい小旅行気分でした。

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海洋堂ホビー館へ行きました

  今日は下の子供が帰省していることもあり、家内と3人で、一路四万十町(旧大正町)にある、「海洋堂ホビー館」へ行きました。午前8時半過ぎに自宅を出て、高知高速道路で中土佐インターまで行き、国道56号線で窪川まで行きました。それから大正方面へ行く国道381号線を走行。途中打井川橋を渡り、狭い県道を5キロ走りました。
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 狭い高知県らしい道路もあります。途中で対向車が来ればバックしないといけない道です。それで10時過ぎには「海洋堂ホビー館」へ到着しました。100年の伝統があり廃校となった打井川小学校の建物を活用しています。校庭が駐車場になっています。体育館がホビー館。校舎が倉庫であるとか。

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 校庭の部分にも木を使った「作品」が展示してあります。どれもユニークで楽しい。
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 今度は別の場所に「かっぱ館」をオープンさせるように聞きました。そして1人大人800円を支払ってホビー館へ入りました。どこでも撮影自由というのがいいですね。アートな作品ばかりなのにおおらかなところが実にえいですね。

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 恐竜の大きなホビーも体育館のなかにあり、打井川の山々が背景に見えていても全く違和感がなく、「調和」しております。将来は屋外に恐竜の展示物を出していただきたい。
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 かつてのプラモデル少年とすれば、こうした展示はとても嬉しい。
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 今年の干支は龍。龍にちなんだフィギアの展示もありました。(昨年はこういう展示はありませんでした。)
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 大きな木船(中世の帆船風)のデッキにロープが撒きついていました。正しく「エイト・ノット」(8の字結び)に結び直しました。
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 大きな宮脇社長の像(同じ物がアグリ窪川の店内にもありました。)、きんきらきんです。
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 フィギアを実際に製造している工房もホビー館内部にあります。職人さんたちが実演されていました。
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 海洋堂は「アクション・フィギア」の技術と、「食・玩」というお菓子のおまけのフィギアの大ヒットなどで飛躍してきたようですね。
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 経営者の宮脇親子のトークも画面にあり、聞いていても退屈しない。本も買いました。創業時から「顧客本位」であり、従業員を大事にしてきた海洋堂。フィギアの作品にはそれぞれのアート職人の名前や写真も展示されています。普通商業的なアートの世界ではこんなことはありえない。彼らが海洋堂に留まっている魅力が経営者にあるのでしょう。
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 海洋堂宮脇社長の「野望」はなんと世界制覇とか。世界の博物館や美術館の「お土産」に海洋堂フィギアを採用させたいとか。上の写真は題詠博物館用にこしらえたとか。

 いやはや面白い企業です。プロモデル販売から出発して、アート工房になり、メーカーになり世界規模での展開まで視野に入れている。

 2人のオーナーともおおらかでぎすぎすしていない。実に気持ちのよい空間でした。3時間近く堪能しました。また来たいと思いました。

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1月第2週のはりまや橋サロン

 1月13日(金曜)のはりまや橋サロン。なにかとせわしくてブログに掲載するのが遅れてしまいました。
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 寒い日でしたが、母(86歳)は元気に出かけました。いつものパターン。まずパン屋でドーナツを購入。コロッケ店で6人前の夕食を買います。おやつには「10円まんじゅう」です。
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 しばらく行った事はなかったんですが、地下通路にも「はりまや橋」がありました。由来を書いていました。
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 寒い中でも活き活き100歳体操は実施されていました。
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流行遅れまくりの日々です

  中高年の親父である私。還暦も近くなりました。若者では全然ありません。

 最近つくづく「流行には乗り遅れている」と思いました。

1)テレビはアナログTVでケーブルTVのデジアナ変換機能で視聴しています。

2)録画装置もアナログです。

3)パソコンもいまだにXPです。

4)スマートフォンも使用していません。

5)車もキーレス・エントリーではありません。

6)この20年間海外旅行もしたことがありません。

7)スシローやすきやなどの最近のファースト・フード店には行きません。

8)コンビニのカード会員にはなっていません。

9)「着歌」のやり方もわからず、いまだにCDで音楽を聴いています。

10)I-PAD などで本を読むなんてこともしません。

 ともかく「時代の潮流」からは遅れています。いまや「化石」なのかもしれません。

 でも生活に困ったことはないし、不自由はない。これでいいんではないでしょうか。流行ばかり追いかけても疲れますので。自然相手の遊び(セーリング)のほうに関心がありますから。

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2012.01.13

寒い時期の資源・不燃物ステーション

  月に1度の二葉町「資源・不燃物ステーション」の管理。荒木副会長以下、町内の班ごとに当番がステーションへ出てきて管理をされています。わたしも昨年は1年間当番でした。

 この季節は寒くて辛いです。日の出も遅いし。でもおかげで家庭の不燃物が出せますのでありがたいことです。

 「高知方式」でビン類も透明。黒、青、茶などと細かく分類され、管理されて置かれていきます。ダンボールも印刷ダンボールは「雑紙」として、従来のダンボールとは別に仕分けされるようになりました。

 市民の協力があればこそ、街中も清潔に保たれます。

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「決断できない日本」を読んで

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 「決断できない日本」(ケビン・メア・著・文春新書)を読みました。「沖縄はゆすりの名人」などと発言し、長年担当してきた沖縄担当専門の国務省を退職せざるをえなかったケビン・メイ氏。彼の言い分も聞かないといけないと思いました。

 ケビン・メイ氏は1954年米国サウスカロライナ州生まれで、ラグネイル大学、ハワイ大学大学院卒で国務省に入省しました。米国でもIBリーグ以外のいわば人キャリアのたたき上げの外交官。

 日本在日勤務期間は19年に及ぶ知日派。経歴を眺めていますと、駐日大使館、国防総省空軍副次官、国務省化学・生物兵器・ミサイル不拡散副部長、東京大学東洋文化研究所客員研究員、福岡主席担当公使、駐日大使館環境・科学技術担当公使、安全保障部長、沖縄総領事。2009年国務省日本部長に就任するも「ゆすり」報道で解任。

 その後東日本大震災字には「トモダチ作戦」を主導、罹災地支援に米軍を動員する責任者となっておられました。2011年4月に国務省を退職。現在コンサルタント会社の顧問をしています。

 確か奥様も日本人ではなかったかと思います。大変な知日家でありました。昔ライシャワー駐日大使という人がいました。あの人も奥様が日本人。日米両国に尊敬心を抱く人物でありました。しかし世間様の評価はめちゃくちゃ。国務省まで報道される発言で解任されましたから。

「沖縄の人々はごまかしとゆすりの名人」「沖縄の人々は怠惰でゴーヤーも栽培できない」「日本人は合意の文化を金儲けのために使っている」と非難した共同通信の3月6日の報道は、絶対に事実ではありません。これは作り話です。

 日米安全保障について講義した3ヶ月近く後になって、生徒たちによって書かれたとされるメモにもとづいており、それはわたしの発言を意図的に歪めたものです。

 本書の第2章を読んでいただければ、この報道にまつわる事件は、日本のジャーナリズムの基準からすると最低のレベルだとお分かりいただけると思います。この事件は、沖縄における日米の同盟関係を崩壊させようとする反基地運動の人々のによる罠だったのです。」(P14)


 この後も日本の防衛省の官僚によるオフレコ発言が暴露され、沖縄担当の高官が解任され、野田内閣の任命責任が問われる事態になりました。沖縄問題はいまや日本政府の「鬼門」であり、日米同盟を揺るがす問題になっています。

 一方中国は尖閣諸島を執拗に領海侵犯し、空母を建造したり対外侵略活動を強化する為に軍拡をしています。沖縄の普天間基地移転問題は、自民党政権も、2009年以来の民主党政権も解決できない課題として、のしかかっています。

 年末にも移転先予定の名護市辺野古付近の「環境影響調査書」を防衛省が、沖縄県庁へ運び込もうとしてギクシャクしていました。今後の行く末が心配です。

 長年日米同盟の実務当事者をになってきたケビン・メイ氏はどうそのあたりを考えているのか。またメア氏はなぜ「罠」にはまったのか。そのあたりをきちんと読んでみたいと思いました。

 ケビン・メア氏の言い分を検討する為に、彼の著作から長くなりますが引用しようと思います。彼の言い分がそこには凝縮しているからです。
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「福島原発事故後の政府・原子力関係者の対応は許しがたい酷さでした。)

「東日本大震災と津波、そして福島第1原発事故に対処してきた、米軍とアメリカ国務省のタクスフォース(特別任務班)の調整役として、わたしが直接目にしてきたのは、この由々しき危機に際して、日本のリーダーには決断力や即効性のある対応をする能力がないことでした。

 私の批判は時に厳しく聞こえるかもしれませんが、現代の日本政治や日本人のリーダーシップが改善されることであろうことを願って書いたものであり、お許しいただきたいと思います。

 危機後の日々における東北の人々の反応の仕方ーこのような圧倒的な困難にもかかわらず、規律が取れて我慢強いことーをニュースで見たことを思い出すとき、まだまだ3月でも寒い東北で小さないにぎり1個受け取る為に何時間も列に並び、深いお辞儀と「ありがとう」の言葉で気持ちをあらわす老人たちの姿を見たのを思い出すとき、私はいまだに涙ぐんでしまいます。

 この災害後に東北の人々が示した誇りは、日本人全体の気品のある性格を示す証です。気品ある日本の人々には、いま現在いただいている指導力より、さらに高度なリーダーシップが相応しいはずです。」(「日本の政治指導力の無能」P14)

「本書では、日米同盟の重要性について、そして同盟において沖縄が果たしている絶対的に重要な役割についても説明しようと試みています。日本を取り巻く世界がいまだに危険に満ちていることを、沖縄も含む日本のリーダーたちは気づく必要があります。
 
 彼らが、安全保障上の現実をもっとうまく国民のみなさんに説明しなければならないと思います。」

「私がアメリカ総領事とpして沖縄にいた3年間、沖縄の地元紙は私の「挑発的な発言」についてしばしば批判してきました。しかし私は、沖縄の人々に対して挑発しようと意図したのではなく、日米関係をより現実的な舞台におこなおうとしただけなのです。

 現実はときに挑発的なものなのです。国家の安全保障に関しては、とくにそうなりがちです。その特殊な歴史や地理的な背景、何10年にもわたって多くの困難な事態に直面してきたことはわかりますが、安全保障の厳しい現実は沖縄も例外ではないのです。

 沖縄の善良な人々にはもっと質の高いリーダーが現れるべきですし、、もっと現実主義的なリーダーが彼らには相応しいはずです。

「軍事的な問題がなくなり、沖縄は平和と調和のうちに生き続ける」といった漠然とした希望や思い込みこそ、非現実的なだけでなく、沖縄がまさに本当の脅威に直面した際には、じつに危険な考え方なのです。いまこそ沖縄の人々がそこに気付いてほしいと願っています。(「もっと安全保障の現実を見ていただきたい。」P17)

 まさにいまもまた「沖縄の普天間基地の移設問題」で、日本政府と沖縄県全体「保守派も含めて)対立構造になってしまいました。実に危ない状態ではないのでしょうか。

 またメア氏の見解は「米国を日本をどう見ているのか」という率直な見解ではないかと思いますね。アメリカ政府はある意味「模様眺め」であることはわかりますね。

 メア氏は共同通信の石山永一郎記者の取材姿勢を批判しています。

「いくら参加者14名のうち4人の学生たちのメモがあるからといって、70日以上経ってつくられた「発言録」なるものが私のすべての発言を正確に再現できるものでしょうか。「発言録」ともっともらしく名づけていますが、私に言わせれば「メモ」に過ぎない。(P66)

 メア氏の発言録をメモとして公表したアメリカン大学の学生たちは、沖縄へ行き「基地反対」の旗を掲げているような立場であったようです。しかも共同通信の石山記者は、彼らが来日した折に石山記者の自宅へ招かれていたそうです。

 メア氏は日本と沖縄との関係も歴史をよく正確に勉強しているようです。

「沖縄県民の目から見れば、400年前に琉球王国として独立していたのに、その後、薩摩に支配され、明治維新後は県とはなったが本土から差別されてきた歴史があり、差別されてきたという意識がある。
 
 沖縄のひとは自分から「本土に行くと,訛りがあるし肌の色も黒いし」などと言うこともある。そうした差別を沖縄の人々自身が心配し懸念しているーそうした文脈で話しをしました。だから沖縄のひとは日本政府をあまり信頼していない。お互いに信頼していないゆえに、基地をめぐる政治が複雑になっていることも解説しました。」(P78「嵌められたゆすりの名人報道」)

「かつて日米構造協議で問題になった大店法「大規模小売店法・2000年廃止)を例にとり、新しい大型の小売店が地元の商店街に進出する際には、そこの商店街組合と協議して合意を得ることになっていることを説明しました。

 当時の大店法の下では、新しい店を開く為に利益の数%を組合に差し出すといった交渉がおこなわっることもあり、われわれのような他国の文化から見れば理解できない仕組みでした。自分の店と競合する相手の店に利益を差し出さなくてはならないというのは、他国から見れば「脅迫」にしか見られないと説明しました。

 そういった文脈でブリーフィングのなかで使った言葉が、沖縄の問題にすり替えられています。」(P73)

確かにメア氏が日本通であったゆえに{罠」にはまったのかもしれません。{ゴーヤ発言」にしましても、{沖縄はサトウキビだらけ。それは手厚い補助政策があるから。ゴーヤはそれがない。それゆえ沖縄本島でもゴーヤが足りない情況になることがあり他県から移入している場合がある。」というメア氏の発言がいつのまにかゆがめられてメディアに伝達されたのでしょう。

 悩ましい沖縄基地問題

 歴史的に見ても、日本はアングロサクソンの国である米国・英国と協調していた時代「戦前では日英同盟)は、うまく行っていました。日露戦争後日英同盟を破棄してからおかしくなり、40年後の1945年には世界中を相手にした戦争に敗れ、国土は焦土化しました。

 敗戦後は米軍の単独統治下におかれ、サンフランシスコ講話条約締結と同時に、日米安全保障条約に調印。独立後も続いて日本に米軍基地が置かれる事になりました。独立後日本本土への基地の返還は進みましたが、占領が続いた沖縄県では基地がむしろ増大しました。一部は変換されましたが、米軍基地の75%が、狭い沖縄本島に集中しています。
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 強権国家の中国、北朝鮮。ロシアという軍事大国が海を挟み日本と隣接している現実。沖縄の米軍基地の存在意義がますます大きくなりました。このあたりが実に悩ましいです。

 以下のメア氏に発言は米国政府を代表する発言であるので注目です。

「平和な与那国。石垣両島に米艦が寄港すれば、中国を刺激するから寄港に反対するという意見も繰り返されましたが、これこそナイーブな考え方でしょう。米艦が両島に寄港して、これらの島を防衛するという決意を示すことによって、逆に中国に対する抑止力になるのです。

 中国の目を気にして、米艦がこれらの離島防衛におよび腰になったら最後、中国は米側に守る意志はないと断じ、不穏な動きを見せ、沖縄周辺は一気に不安定化するでしょう。

 領土的野心を募らせている国や勢力に対しては。弱腰な態度を見せてはなりません。常に抑止力を見せ付けておく必要がある。安全保障においては基礎中の基礎の理論です。」({非武装で抑止はできない」P164」


「ありったけの地獄を集めたと形容される沖縄戦を思うと、二度と戦争は起きてほしくはないと思う。実は戦争を起こしたくないのは軍人も同じなのです。自分たちの命が懸かるのですから。

 しかし革新系の人たちのように基地をなくして非武装にすれば戦争が起きないという考え方はありえない。戦争を起こさないためには「抑止力」が必要なのです。十分{抑止力」を持つことによって平和は保てるのです。その上で、沖縄県民の負担を少しでも軽減したいと思う。

 だからこそ、負担の軽減となる米軍再編計画を実行に移すべきなのです。今の再編計画を実行できなかったら、沖縄県民はかわいそうです。

 しかし、沖縄が過去ばかり見て、太平洋戦争の被害者意識ばかりひきずって政治を動かそうとするのはよくない。過去のいきさつから複雑な県民感情はよくわかりますが、沖縄の政治指導者たちがその感情をしようとするのはおかしい。政治はもっと前向きな態度で進む必要があると思います。 」

「在沖縄米軍基地再編計画を実施すれば、沖縄本島の19%を占める米軍基地の面積は12%にまで削減されます。米軍基地再編問題というと、普天間基地移設問題ばかりが論じられ、全体像が見えにくくなっていますが、沖縄に関する特別行動委員会(SACO)の合意と併せ、米軍基地は劇的に減少するのです。
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 例えば最も広い北部訓練場の半分はヘリパットの移設などを条件に返還されますし、キャンプ桑江も全面返還の対象になっています。キャンプ瑞慶覧は部分返還ですが、残余の施設・インフラの可能な限りの統合が進められます。

 牧港の補給基地も全面返還され、那覇軍港も全面返還されます。陸軍貯油施設第一桑江タンクファームも全面的に返還される。

 嘉手納以南の人口密度の高い施設を縮小・返還して必要な米軍の能力は北部の既存の基地に移動する段取りになっています。米軍はこの再編によって、効率的に抑止力を維持できると判断しています。米軍基地が本島の12%の占有率に低下しても、抑止の為の前方展開能力は保持できると結論を出したのです。」「{被害者意識を乗り越えて」P182)

「普天間基地移設合意から15年経過し、事態は進展しないどころか、悪化してしまっている。最近アメリカ政府部内では移設が出来ないのなら、移転そのものをやめてしまえばいいという考えの持ち主が急激に増えている。

 普天間基地移設がまだ可能であると振舞うのは、混乱が長引くだけで、なおたちが悪い。それだったら、思い切って移設を諦め。普天間基地を塩漬けにしてしまったほうがましだ、という意見が目立ってきているのです。」(P184)

 メア氏の懸念は現実化しました。アメリカ議会は沖縄普天間基地の海兵隊をグアム島へ移転する費用負担の予算案を否決してしましましたから。

 では解決策はあるのか?メア氏は以下のように言い切っています。

「外務省と防衛省と官邸が、沖縄県知事に対し、辺野古崎の埋め立て許可の申請を出せばいいのです。この埋め立て申請の提出は私がずっと日本政府に勧めて来たことです。

 日本政府は自分が{悪役」になりたくないから多分、申請を出したくない。事前に知事と調整したいのでしょう。でも政府が申請を出さないことには知事は決断できない。知事が申請をどう受け止めるかによって、辺野古移転が実現可能か分かるのでしょう。

 もし知事が辺野古移転を受け入れなければ、結果として沖縄県民に大変残念な事になります。このような大規模な負担軽減計画が立てられることは今後期待できません。知事の県民に対する責任は非常に重い。知事は政治の駆け引きばかりに明け暮れず、県民の将来と、沖縄周辺の安全保障の環境をよく考えて欲しいものです。もはや建前と本音を使い分けている場合ではありません。決断のときなのです。」

「しかし、政府も民主党も知事も、誰も{悪役」になりたくないのです。今のところ沖縄の基地問題における{悪役」はアメリカが引き受けています。

 普天間基地移設問題の解決まで残された時間はわずかです。{悪役」アメリカもいよいよ痺れを切らそうとしています。しかし私たちにとって本当の脅威は軍拡をつづけ、沖縄を含む「第一列島線」への野心をあらわにする中国であることを忘れてはなりません。」(「辺野古した選択肢はない」P184)

 メア氏の発言にアメリカ政府の言い分が凝縮しえちると思います。この発言からすると{辺野古移設」がベストで、普天間居座りが次善の策になりますね。{県外移設はありえない」とういうことになります。

 同盟国アメリカの意向と沖縄県民の意向はどこまで行っても平行線。この際{悪役」を二歩政府が引き受けるしか情況打開の手立てはありませんね。

 日本通のケビン・メア氏は最後にこう言っています。

「今回の大震災で、東北の罹災地の人たちは日本が凛として威厳に満ちた文化を持っていることを世界に示してくれました。水も食料もない中で、生き残った人たちは我慢強く耐え、略奪も強盗事件もほとんど起きなかった。実に、規律のある国民であることが世界に示されました。

 こんな国民が多く暮らしている国がいつまでも低迷しているわけではない。政治がしっかりと決断し、国民を勇気付けながら明確な目的に向って進めば、必ず日本は新たな成功を収めると思うのです。

 問題は政治のレベルの低さです。責任を取らず、自己保身を図ることが目的化してしまっている今の政治から、一刻も早く脱却しなければなりません。

 The japanese people deserve politics.

日本人は今の政治のあり方に甘んじてはいけないと思います。日本の国民はもっとよい指導力、より良い政治に恵まれるべきです。」){P232)

 日本を良く知り尽くした人物の提言だけに含蓄がありますね。日本の政治のありかたの総点検が必要であると思います。なかなかの力作でした。

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2012.01.12

地震の想定域が」2倍に広がりました。

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 昨年年末に内閣府の有識者会議は、近い将来起きるであろう「南海・東南海・東海」地震について、震源域を九州まで拡大、陸の震源域も大幅に拡大しました。

 高知県などは県下全体が震源域になり、四国の大半がそうなりました。マグニチュードは最大東日本大震災並みであるそうです。

 これまでの想定が役に立たない状態になりました。大変です。二葉町は・・。

 
 想定震源域2倍、M9級も…東海・東南海・南海(讀賣新聞)

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2012.01.11

「私の戦争論」(吉本隆明)を読んで

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 「私の戦争論」(吉本隆明・著・ぶんか社・1999年刊)を読みました。8月に実家の明け渡しで沖縄に行っていた家内が持って来ていました。義弟が読んでいたとか。

 12年前ですので吉本隆明氏もまだ今より若い。今は87歳の超高齢者になっている吉本隆明氏ですが、この頃はまだ「毒」がありました。著作では小林よしのり氏らの「戦争論」に早速噛み付いておりました。

「市民生活で生活している個人が、どういうふうに24時間を過ごしているかを考えれば、すぐわかることです。8時間は職場で費やし、仕事が終わったあと、盛り場へいって遊んだり、家に帰って新聞を読んだり、テレビを観たりする。

 そういう時間のほうが、「自衛隊はやはり日本の軍隊なのかなあ」とか、「日本国はこれからどうなるのかな」と考える時間よりも圧倒的に多いじゃないですか。それは疑いもないことだと思います。

 個人、あるいは個人主義でもいいですが、それが国家や公よりも大きいというのは、そのことです。個人よりも国家や公が大きいというのは、かつての軍国主義時代の考え方であってね。太平洋戦争当時は、僕らはそう教えられ、そう思っていたわけです。でもそれは違うってことを、僕らは敗戦から」学んだんです。

 だから、そこは小林よりのりがウソをついているというか、そうでなければ、あまりよく考えていないんですよ。小林よしのりだって、「大東亜戦争は正しい戦争だったぞ」とか考えている時間は。24時間のうちでせいぜい2~3時間で、残りの大部分の時間は、個人や家族のことを考えているというのが本当じゃないでしょうか。実感に即せば、間違いなくそうだと思います。」(P56)

「天皇制とは何なのか?戦後僕らは、半世紀かかって追究してきたあげく、ようやく自分なりにわかってきたといえるところまでこぎつけました。

 天皇制というのは、アジアの極東地域の辺境国家に見られる「生き神信仰」が体系化、制度化されたものだということです。宗教的権力と政治的権力を兄弟姉妹で分担して受け持ったり、単独でその2つの権力をもったりする制度の1つです。

 だから、天皇制は西洋の王権制とは違うものなんです。つまり王権制を普遍的とみなす歴史観では、天皇制は捉えられないということです。」(P91)

 かつて「寄生地主制度の上の天皇制」とか「天皇制ボナパルリズム」「天皇制ファシズム」などの分析が、労農派とか講座派とかのいわゆる日本の「マルクス経済学者」によって唱えられました。吉本隆明氏の「生き神信仰」の転進化という見解が正しいと思いますね。

 また吉本隆明氏は商業主義の効用を素直に書いていました。

「これは、資本主義のいいところなんですが、資本主義というのは、個人の進歩や発展を物凄く助けてくれる、鼓舞してくれるんですね。鼓舞してくれるのは読者で合ったり、編集者で合ったり、収入であったりするから、それが励みになって、自分もがんばれるということがあるんです。原稿料はタダのような左翼雑誌なかで書いていると、そうはならないんです。

 たとえば、反体制のシンガーソングライターを気取っているやつで、郷ひろみに匹敵するような優れた歌手がいるかといえば、「そうはいないぞ」というのと同じです。郷ひろみはデビューしたときは、"顔がよくてアイドルで”というだけで、「歌も下手だ」とバカにされていましたが、だんだん歌がうまくなっていった。それは、商業主義が彼の歌の技術が向上するよう、鼓舞してくれたからです。

 反体制のシンガーソングライターたちは、郷ひろみより3倍ぐらい余計に歌の技術を習練しないと、郷ひろみに追いつけないんです。彼らは郷ひろみと同じだけ習練すれば、自分たちと同じレベルになると錯覚しているのです。反体制の歌手としてやっていくということは、自分で自分を鼓舞する以外ににない孤立無援の中で、自分の芸を磨いていくしかないということです。

 左翼の連中、自分たちには高級な思想があるから、優位に立っていると錯覚しているだけですが、「冗談じゃない」ですよ。芸術一般についても、反体制の思想を持つということは、商業主義に乗った芸術家の何倍も自分で勉強と習練ををしなければ、商業主義に乗った芸術家と同じレベルになれないという、そういう不利なzィ用件を背負っているということなんです。」(P140)

 過大に国家や公の部分を拡大する「保守派」に対し、吉本隆明氏はこうも言い切っています。

「国家なんてなくても民衆はちゃんと生きていけるんですよ。国家が滅んだら、その国の民衆も死んじゃうといえば、そんなことはありません。」(P242)

 吉本隆明氏の論は「個人の生活が国家よりも大きい」「個人から世界を見るべきだ」と言っていますね。「ナショナリストや保守派が、日本国とか日本人とかを強調しても、それは、歴史的にも地理的にも、。”狭い範囲でいっているだけ”ということになっちゃうんですよ。」(P5)ということですね。

 先日「戦略的思考とは何か」(岡崎久彦・著・中公新書・1983年刊)を読みました。日本人が島国で外敵からの侵略にあったことがなく、「ノー天気」で戦略的な思考しか伝統的にできませんでした。

 それと吉本隆明氏の観点はまた異なってはいますが、両方の考え方は、日本の進路、国家論としては間違いはないと思いました。

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2012.01.10

堀川水門の工事をしていました

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 高知県管理の堀川水門。現在耐震補強工事が行なわれています。震度5強の揺れに耐えられるようになるそうです。水門を支える両側のコンクリート部分が耐震補強されます。

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ドーハは悲劇ではなかった

ドーハは悲劇ではなかった 日本サッカーあれから18年」(NHK総合)は良い番組でした。当時の日本代表監督であったオフト氏が、今年でサッカー指導者をリタイヤするので、関係者に面談する為に来日したとか。

「日本代表に教えたのは、アイコンタクトとトライアングルだ。パススピードを早くする。休まず動けということだ。その基本は中学生でもFCバロセロナでも変らない。」

「1993年当時の日本代表は100%のコンディションでないと勝てなかった。今はそうでなくても勝てるようになった。地力が上がったのだ。」

「ユース層の指導と底上げがとても大事。早くから欧州へ行くのはどうかと思う。日本ではチームトップの選手が、あちらでは18番目の選手で控えでベンチにさえ入れないことも多い。もっと体型的な選手育成のしくみが大事だ・と。

 オフト氏が高く評価している現役の日本代表は遠藤選手。守備や攻撃、視野の広さ、献身はすべてが模範であると。「若手を指導してくれ」とオフト氏は言い残しました。

 「ドーハの悲劇」のビデオを見てオフト氏は、「パススピードが遅い。タッチラインに大きくけりだして試合を終わらせろ。選手の足が止まっている。走らないと。」と分析し、言われていました。

 そして「1年半の日本代表の強化の頂点の緊張が、試合最後の5分間でした。当時の代表レベルはあれが精一杯だった。」とも言っておられました。

 女子W杯を優勝したなでしこさんたちは、オフトさんの言われることを実践されたのです。澤選手がFIFAバロンドールを受賞されましたが、当然のことです。

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どうなる2012年の政治

  「来年の政局はどうなるろうね?」と皆で言い合っています。

 野田内閣も発足3ヶ月目で不支持が支持を上回りました。かといって野党の自民党にも迫力がなく、取って代わるパワーを感じません。そもそも赤字国債増発で財政破綻させたのも、原子力発電GOGO政策でめちゃくちゃにしたのも自民党歴代政権の責任ですね。

 発足したやっと3年足らずの民主党政権に幻滅してもある意味仕方がないとは思う。「みんなの党」や大阪の「大阪維新の会」への人気が上がっているようですが、これも「政権担当したことがない」「期待の裏返し」なんでしょう。

 民主党から昨年末に離党者があいつぎ新党結成に動きました。今年は解散。総選挙があるやもしれませんね。

 もっとも日本では政権担当政党にはならない共産党への期待も随分前にしぼんでいますし、期待できる「夢の政党」はもはやどこにもありません。

 国民自身が政党や政治家を頼りにせずに自分で考え、政治をつくりだしていくしかありませんね。

 その点2011年には中東の人たちは勇猛果敢に独裁政権を打倒しました。未だに混乱は続いていますが、民主主義とはかくも難しい者なんです。簡単ではありません。

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2012.01.09

雪道走行の予行演習をしました

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 今年から雪道走行をしなくてはいけないので、チェーンを巻く練習をしました。一応車にはスタッドレス.タイヤを履かせています。4輪駆動車にもしました。それでも怖いので、上乗せ保険に車両保険もかけました。

 チェーンを敷いてタイヤに撒きつける方法と、ジャッキ・アップする方法で試しました。やはり慣れていないので、ジャッキ・アップ方法のほうが上手く行きます。でも実際には寒くて雪の降りしきる道路でこれをしないといけません。はたしてできるかどうか不安ですね。

 合羽や長靴、ヘルメット、下敷きのビニールやビニール手袋も用意しないといけませんね。

 なんせ趣味でスキーへ行くなんぞしませんでしたから。真冬でも海でのセーリングが趣味ですので。さてどうなるのか分かりませんが、今週か来週にテスト走行をしてみます。

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メールだけでのお付き合いでは駄目ですね

  年賀状という習慣が電子化時代になっても廃れない。最近では老いも若きも皆パソコンで作成した年賀状が大変です。ですので「手書き」の年賀状はとても目立つし価値がありますね。

 一時期こちらが年賀状を出しているのに返信がメールで来るという「無礼」な人がいました。今はさすがにいなくはなりましたが。葉書には葉書。メールにはメール。それが礼節というもんでしょう。

 ところで普段のコミュニケーションもメールだけで事足りるとか言う人が未だにいるのが不思議。直接面談し、話してみないと全人格はお互いわからない。

 今の時代は大変ですね。団塊から上の世代ではまずメールはやらない。殆どが手書きの手紙か電話かせいぜいFAXですね。コミュニケーションに大変な労力が今となってはいりますね。でもそれは仕方がないし当然であると思います。

 ご年配の方々のコミュニケーションの道具にパソコン・インターネットはなじんでいませんから。当たり前ですね。
よくメールやブログやフェイスブックだけでコミュニケーションは十分であると言われる人たちがいますが、全然そういうことはありません。

 まだまだ世の中「アナログ世界」なんですから。

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2012.01.08

初乗りセーリング IN YASU

  2012年の「初乗り」は、今日になりました。1月4日にも来ていましたが、生憎の強風と荒天で出艇を断念していましたから。それほど風が吹くことも冬にはあります。

 今日は移動性の高気圧が西日本に張り出してきた関係で、実に穏やかな晴天。厳冬期でもこういう天気であれば、私のような下手なセーラーでも安心して乗れますね。
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 1月4日の状態とは偉い違いです。5日でこうも違うのです。海は。だから大自然なんですね。
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 今日はYASU海の駅クラブ主催の「大人のヨット教室 上級編」に参加しました。今日は私も含め4人の参加者。どん吹きでのセーリングのやり方を井土氏が講義していただきました。強風対策用のヨットの「ぎ装」があるようす。自己流でやっていましたから。
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 私のブームがよたっていましたので、井土さんがリベット打ちをしていただきました。
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 その後着替えをしました。厳冬期なので、足元にはアンダー。タイツを2枚履き、化繊の靴下の上に「ウエット・ソックス」を履きました。そしてドライスーツを2012年初めて着用いたしました。
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 そして皆で海に出ました。高知大学ヨットと一緒になって模擬レースもやりました。海上での写真は救助艇から撮影していただきました。その画像をいただきました。
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 3回レースをしました。最終レースではたまたま自分の居た海面に風が強く吹き、トップでゴールをしました。全く珍しいこともありますね。
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 午後からも風が強くならず微風でした。3回の講義ー実習なので、1度ぐらいはどん吹きがあるでしょう。沈起こしとか、強風時のセーリングをしてみたいからです。なかなかそういう機会はありませんから。

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「戦略的思考とは何か」を読んで

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 「戦略的思考とは何か」(岡崎久彦・著・中公新書・1983年刊)を読みました。随分前に書籍店で購入し、読んでいませんでした。最近何を思わず読みました。なかなか含蓄のある著作でありました。

 著者の岡崎久彦氏は1930年生まれ。長年外務省に勤務。海外駐在の経験も豊富。調査活動もされていたらしい。本を書いた頃は博報堂に勤務されていました。官庁も民間企業も「情報」を大事にする部署であるので、ことさら日本の近代史を検証すると「戦略的思考」が弱いことを指摘されていました。

 1905年の日露戦争で、当時の超大国ロシアに善戦した日本軍。あれほどの戦略・戦術を動員、外交、政治、謀略、などの総力戦を展開して辛勝したのに、その教訓や反省点はその後の歴史に全く活用されることはありませんでした。それはなぜなのか。

岡崎氏はこう記述しています。

「一般的には日本の旧軍の欠点として、アングロサクソン風の情報重視戦略ではなく、プロイセン流の任務遂行型戦略を採用したことが指摘されています。
 つまり勝てそうかどうかの見極めをつけてから戦闘を行なうのではなく、与えられた兵力で与えられた任務をいかに遂行するかを考えるということです。

 中略・・。 太平洋戦争では、彼我の戦闘力、補給能力の差を無視して、幾万の有能な戦士が任務遂行のために無謀な戦闘に従事して白骨と化しています。

 しかしこう見てくると、客観情勢の無視は、「清水の舞台から飛び降りた」太平洋戦争の開始をそれ自体の考え方のなかにすでに存在するのであって、単に明治以来のプロイセンの影響だけでなく、おそらくは島国という恵まれた環境に育った日本民族の、世界にも稀な経験の乏しさ、そこからくる初心さが、外部の情報に対する無関心と大きな意味での戦略的思考の欠如を生んできたといえましょう。」(P26)

 アヘン戦争以来の海外勢力によル侵略の脅威を、日本は日露戦争の総力戦で退け、日英同盟の締結で幕末以来の脅威を完全に取り去りました。それは「たいしたこと」でした。しかしその後の40年がいけませんでした。

 著者は日本陸軍の将校の反省を語らせています。

「日露戦争そのものが、いかなる世界戦略の下で戦われ、その結果が勝ったがどうかも分からない日本が、その後そうするかと考える方法もなかったのが実態だった。

 ・・・・何故に陸軍は情報を軽視するようになったのか。それは戦略を無視したからである。何故に戦略を無視するようになったのか。それは・・・戦略は極秘として記録されない習慣があり、そのために完全な戦略白痴状態になっていたことに気付かなかったためである。」(P88)

「指導者層だけは戦略がよくわかって、それ以外は敵も味方も騙せるというような武田信玄のような時代ならともかく、デモクラッシーの社会では、皆が戦略的な白痴になるか、だれでも戦略を知っているかのどちらかの選択しかないわけですから、後者しかないでしょう。

 現にアメリカでは何もかもあけっぴろげで、アメリカの戦略は、ソ連の人でもアメリカの雑誌を読めばわかるようになっています。だからこそ、アメリカでは軍人レベルでも戦略がわかるようになっているわけです。」(P89)

 坂道を転げるように、何故日本が凋落し、戦略なしにその後の戦争を始め、終わらす戦略もなく、世界中を相手に戦争を仕掛け無残に敗戦を迎えてしまいました。戦略を軽視する思想に戦争指導者が取り付かれていたのが主たる原因なんでしょう。また「戦略」を考慮する国民文化も育たなかったことがより傷を大きくしたのですね。

「甲陽軍艦の言うとおり、十分の勝ちのあとの戦勝に酔ってしまったという常識的な解釈で十分なのでしょうが、日露戦争を国民の反対を押し切って妥協で終了させねばならなかった情勢判断と戦略を、政府中枢のごく少数の人だけが知っていて、一般国民はおろか。政府と軍の幹部の大多数も知らされず「戦略的白痴」の状態をつくってしまったことにも責任がありましょう。」(P101)

 また筆者の考えは左右両派の空論を斬り捨てています。

 「日本はデモクラッシーの下で戦争をしたことがないので、愛国心1つとっても、過去の伝統の中にその源をたぐると帝国主義時代に求めるざるをえなくなります。」(P134)

「いまから考えて見れば、戦後30年間の左翼思想といい、右翼思想といい、パックス・アメリカーナの下では、観念の遊戯だったような気がします。

 つまりいま必要なのは、日本が勅命している潜在的脅威を計算して、それに対して、有事の際日本に来援可能な米軍の力と、現在の日本の自衛隊の力を足してみて、足りない分を早くアメリカと協力して相談づくで何とかするということです。足りないものを買うのに右翼思想もなにもありません。

 そしてこういうまったく現実的な必要に上に立った防衛ならば、必要が薄まれば、またアメリカと相談してテンポを緩めることになることは自然の成り行きです。アメリカは必要だからこそ日本の軍備を希望しているのであって、日本の軍国主義化に対する期待などはカケラもないことはだれが見ても明らかです。

 こうやってあくまでも観念的な理由づけは徹底的に排除して、軍事バランスの現実の上にだけ防衛思想を築くという習慣を確立すること、これが「平和愛好的で、勘定高い」デモクラッシーの防衛思想を日本に根づかせる最も自然な方法でしょう。」(P135)

 この著作は28年前に書かれたものですが、2011年の東日本大震災後の日本人の生き様に対しても警告を出しています。たとえばこういう記述です。

「貯蓄率の高さは世界最高です。それをいままでは、国家が全部、産業の近代化に投資して、現代の最先端国家をつくりあげたのです。

 逆に言えば外国の貯蓄率は低いと言いますが、各家庭が貴金属や宝石に使うお金、備蓄用の倉庫や屋根裏部屋に投資する費用などを考えればあるは総額はそうちがわないかもしれません。

 誕生日に子供に金貨を与えるフランスの家庭と、派手なパーティをする日本の家庭とでは、フランスのほうが堅実でしょう。人間誰でも、少しでも将来のことを考えればチャランポランで暮らせるはずはないのであって、唯一の違いは。政府とか国家とか社会とかに対する信頼感の問題かもしれません。

 日本人はいざという時の備蓄も宝石も、貴金属もなく、地下室にはじゃかいもの買い置きもないという、フランス人やイラン人やドイツ人から見れば身の毛がよだつような危う状況にいて、国家、社会だけを信頼しているわけです。

  中略  いつまでも余剰は全部産業と国土開発に使って、国民経済は、有事に際してはきわめて脆弱なままにしていてよいかという問題は当然起こりましょう。

 現段階では思いつきでしかありませんが、備蓄用の倉庫、地下室をつくろうという企業や個人に政府が長期低利の融資をすることも考えられましょう。

 さらに1歩進んで地方自治体が、地域住民のために公用地とか小学校の地下に貯蔵庫をつくることも考えられます、こうなると封建時代の義倉のシステムと同じになってきます。}(P270)

 筆者は言います。「日本が自分の意思にかかわらず戦争に直面せざるを得ない場合のことを考えておくのは、平和を望む者にとって、むしろ教養の1部といってよい。」と。

 むしろ南海地震への生き残りの防災対策を1住民の立場で考えていくうちにどうしても{戦略的な発想」になっていくのです。当然といえば当然なのです。

 大地震の揺れ、地盤沈下、液状化、大津波、火災、長期浸水など1つでも大変なのにわが二葉町では全部罹災する可能性が高い。生き残るためにも戦略的な発想が必要なんです。

 参考ブログ 二葉町防災新聞

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2012.01.07

凍結防止剤(塩カル)の季節になりました

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 南国土佐も最近は寒いこと。高速道路の各所には、袋にはいった凍結防止剤がところところに置いてあります。冷え込みが厳しく、雪が降った後等には、「凍結防止剤」を道路に道路管理者が振りまきます。

 中身は塩化カルシウム。ようするに塩なんです。この上を車が走行すれば、塩水を吹きつけたことになり、走行後にすぐに洗浄しませんと、車の裏やフェンダーなどがすぐに錆びてしまいます。

 今度新しく購入した商用車の裏側には、うちの会社が販売している防錆塗料である「カーボマスチック15」を塗装していただくことにしました。これで冬道走行は安心です。

 雪道走行されるという広島県のバス会社さんに購入いただきました。

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2012.01.06

2012年初めのはりまや橋サロン

 今日も午前中は慣れないスーツを着用しての年始参り。ついでの防災部署である高知市役所と県庁に立ち寄ってみました。いつものワークマンスタイルでないので、なかなか皆気がつかないようでした。昼過ぎて事務所へ戻ったので、はりまや橋サロンもスーツ姿で行きました。皆に冷やかされました。
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 魚の棚商店街のパン屋では母はドーナツを購入しました。

 いつものコロッケも夕食用に買いました。
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 10円饅頭も購入していました。
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2012年のはりまや橋サロンの様子です。冬型が緩み寒気が緩んできたので、寒くはありませんでした。
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 2012年初の活き活き100歳体操(介護予防体操)です。今日は少なめで8人の参加でした。

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電中地中化で美観は出来たが、防災には?

 国土交通省が中心になり実施していました「電柱地中化工事」「CAVE]「共同埋設管工事」は、高知市市街地もあたかた終わったようです。街の美観と称し、電柱を地中に埋め、電柱に付随している電話線、ネット回線ケーブル、ケーブル__TVの配線と、電気の配線とガス管、水道管も道路下に埋め込んでいます。
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 国道32号線と56号線が交差する高知市下知地域。知寄町と二葉町の道路沿いも電柱が地下に埋まりました

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 ただし、このあたりは南海地震が襲来すれば、地盤が沈下し、液状化する地域、しかも長期浸水地域です。水が引かなければ電気もガスも水道も使用できない地域になります。BOXが」水没すれば全部電気は駄目になるそうです。
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2012.01.05

今年も騙されないように

 年始も今日からですね。でも明日行くとまたお休みに。本当の仕事始めは来週からでしょうか。

 昨年の年末に、高齢の母に親しげに話し掛けてくる女がいました。

女 「その指はいいですね。高かったんでしょう?」

母 「とでん西武で買いましたからね。」

女 「とでん西武でお買いになったらそれはお高いでしょう」

母 「それほどでも・・・」

 女が話しを盛り上げ高齢者をおだてまくっているところへ、私が現れ退散させた。女の写真を撮ろうとしたら猛スピードでいなくなりました。詐欺師なんですよ。

 手口その1は、おだてて指輪をせいぜい5000円くらいの現金で買い取ります。それを溶かして2万円ぐらいで金属業者に販売するとか。通貨不安で金は値打ちがありますから。

 その2は乱暴なもの。自宅へ上がりこみ、「指輪だけでなく、奥様の古い呉服なども買いますよ。」という。言われた高齢者が2階などの自分の部屋へ行くからといって不在の間に、そのあたりの現金を盗み出しドロンするという悪質な窃盗犯が横行とか。

 気をつけてください。高齢者を食い物にするのは「おれおれ詐欺」だけではないようです。

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2012.01.04

今年初の"野良犬メディア”

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 2012年になりました。「合併号」でお茶を濁していましたが、はたして年明け号はどうなのか?
朝コンビニで購入しました。今日は物入りに。ビックコミック・オリジナルもモーニングも目に付いての出、あわせて1020円のお買い物となってしまいました。

 さてないようといいますと、年末に独裁者が志望した北朝鮮の動向が危ないとの観測記事がおおい。どうなることでしょうか?宗主国中国の意向次第でしょう。

【緊急ぶち抜き大特集 17ページ!】金正日急死! 暴走する北朝鮮 日本がやられる


・北朝鮮 次は「金正恩暗殺」「軍部クーデター」の異常事態


・北朝鮮大崩壊→暴発 そして日本の惨劇


・完全図解 暴発・北朝鮮軍はここに来る!「日本の危険地域」

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 原発が危ないとの指摘。それはまちがいありません。でも警備は手薄なようですね。

【全国民必読】先んずれば人を制す 2012年大変動 世界と日本はこうなる


10年後も絶対に生き残っている会社 2012年版 前篇 ●トップは三菱商事とユニ・チャーム。資生堂、日本電産、セブン-イレブン、キリンHDが続く ●電機メーカー、証券と生損保、海運、空運、百貨店は苦戦


雅子妃「離婚」 その現実的対応

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怖いものなしの2人だから 世の中、メッタ斬り 西部すすむVS佐高信

 この左右の「はみ出し者」の対談は面白かった。いづれも反原発。反TPPで意見が一致。ヘビーなおじいさん達は面白い。それにくらべて国会議員や地方の政治家のスケールの小さいこと。大阪市の橋下市長等ちんぴらにすぎないことがわかりますね。


永遠のアイドル あれからの人生 ザ・リリーズ 鳥越マリ 小林麻美 相本久美子 栗田ひろみ ほか

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【大座談会】世界性豪列伝
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 地震特集はまあまあですが、予知に偏るのは良くないです。

【特別読み物】〈おかわりくん 栗原 唐川 今江 館山 平野 東出〉この親にしてこのプロ野球選手

「なんでも暴力団」島田紳助と、そのお仲間たち 新春編


〈カバラ数秘術で占う〉2012 あなたの運命を大予測


古賀茂明×佐藤優「霞が関という病」


〈賞金総額 50万円〉新春 数独スペシャル

【カラーグラビア】


・日本一 富士山の秘密

・大友啓史の役者論 真木よう子

・東北にうまいものあり


・ジワジワ来る面白画像


・田畑智子 未公開ショット


・探究シリーズ 黒タイツの法則

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2012年初セーリングは強風でした

 正月3日は運動もせず、ごろ寝の生活。頭も体も使いませんでした。明日から年始だから、4日はハードに夜須でヨットに乗るつもりでした。午前中は1番に父を連れて今日から始まった病院で点滴。自宅へ戻ってから夜須を目指しました。到着すると11時前になっていました。

 まずヤ・シィ・パーク入り口にあります夷堂へ参拝。こちらは海の神様、漁師さんたちの神様。海での安全祈願と。家内安全、商売繁盛をお願いしました。ここ数年の新年の恒例行事ですので。
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 なかなか強風が吹いています。椰子の木が折れ曲がるほどの強風ではありませんか。
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 ハーバーへ着きました。風は強く、海は全面白波が立つ状態でした。
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 芝藤さんがトレーラーの修理に来ていました。
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 お手伝いしながら風待ちしましたが、いつまでたっても風は弱くなりません。午後二なりますます強くなりました。2時間待ちしましたが、断念しました。それでお昼はハーバー近くの喫茶店マリン・ブルーで芝藤さんと一緒にカレーうどん転職を食べました。
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 わたしのヨットのカバーも強風で外れてはいませんでした。
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 初乗りセーリングは諦め帰路に。こういう日もあります。」大自然相手の遊びですから仕方がありませんね。
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 北西もしくは北北西の強風。常時10メートル強。ときに15メートル以上はふいていましたね。諦めました。初乗りは8日の「強風体験教室」までのことにしました。

 雪雲が山にかかっています。ぼけたようになっていますが、雪雲でしょう。日本海側や県境付近は雪ですね。


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一番ほしい運は、金運ですね

 ココログのブログねたのコーナーに「あなたが今、いちばん欲しい運は?」がありました。

 やはり「金運」ですね。これはいままで恵まれたことはありませんでしたから。経済力で解決できりこともたくさんあるし、社会貢献もできますから。

 大原孫一郎のように巨大な社会貢献が出来れば、人生このゆえない。お金持ちの気分や生活も味わってないと人生生きた気分がしませんから。

 欲は申しませんが、「金運」に恵まれる1年であって欲しいと思います。

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2012.01.03

二葉町の「事前疎開」の取り組みが讀賣新聞に紹介されました。

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 二葉町自主防災会の「事前疎開」への取り組みが、1月3日付けの讀賣新聞12面くらし・家庭面で紹介されていました。

「南海地震・・・町ごと疎開計画」

「高知・二葉町 平時から親交信頼築く」 と記事にはあります。

 昨年12月25日讀賣新聞大阪本社から二葉町に岩井孝夫記者が取材に来られ、二葉町自主防災会の役員有志と懇談し、地域を見ていただきました。海への近さと低地ぶりに驚かれていました。その後、仁淀川町関係者や県の関係者の皆様にも電話で取材をされ、記事を書かれたようでした。

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無年金だって怖くない?

  地く日本の年金制度は崩壊すると言われています。良いんではないの。そうなれば、そうなったで。

 昔の日本は年金なんぞありませんでした。江戸時代などではそうでした。近代国家になってもそうでした。もっとも長寿社会ではなく、寿命も短く、孫世代が出てたら、かわりに自分があの世に旅立って行きましたから。

 今の社会は違いますね。医療の進歩もあり高齢化社会になりましたから。

 健康でありさえすれば、人間亡くなる前日まで働けば良いんですよ。そのほうが健全ですね。わたしも働き、休日には海で遊んでいたい。高齢になってもそうありたいからです。それが出来る環境であれば、年金があろうがなかろうが関係ありませんので。

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2012.01.02

1月2日の高知市元中心商店街

  昨日は1日朝からサッカーの試合(女子サッカー選手権・天皇杯決勝9を見ていました。ごろごろして、食べては寝転びの怠慢な生活もいいもんですね。でもそれも1日で飽きました。それで腰痛気味の家内が歩いて元高知市中心商店街(行政や商店街は「中心商店街」と呼んではいますが、残念ながら現在の高知市の中心商店街は私の大嫌いなイオンモールです)へ行きました。

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 遅ればせながら、東急ハンズの「トラxルク。マーケット」へ行って見ました。1階はお風呂の雑貨など。2階は台所用品。どの品物も高くて、「これは」というものは全くない。田舎者を馬鹿にした品揃えではないか。魅力はなにもない店舗でありますね。
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 さすがに正月なので商店街の通行量は多いようでした。自転車で通行する横着者がいませんから。でも大嫌いなイオンモールはこの3倍の人が来ています。高知県民は県外資本のハゲタカ店舗が大好きなんですね。
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 家内はK-POPのDVDを購入するというのでDUKEショップへ行きました。韓流のロックバンド CNBLUEとかいう4人組みのDVDを買いました。店内に商店街の獅子舞が来ておりました。
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 えり忠とかいう衣料品屋で、母の為の衣料品を買いました。寝具屋でパジャマも買いました。できるだけ県内資本の高知店で品物があれば購入するように心がけてはいます。なるべくイオンのような「ハゲタカ店舗」では買わないようにしています。
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 しかしながらこの元中心商店街(帯屋町商店街)災害時の避難場所は、追手前小学校となっています。
元中心商店街には、これほど南海地震の危険性がいわれておるのに、自主防災会も結成されていません。「もしも」のとき、買い物客や観光客をきちんと誘導できるのでしょうか?避難場所への誘導表示も長い商店街アーケードのなかでは全く目立ちませんね、金儲けだけでなく顧客の安全を商売人は考え行動すべきではないのか。

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 それで今年の初詣は大神宮へいきました。大橋通りのひろめ市場の西50メートルにあります。
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 今年の干支である「龍」について、なにかうんちくが書いてありました。

 帰り際にはりまや橋商店街のおかず屋で、おかずとみかんを購入しました。今日は元中心商店街にて買い物し、ウォーキングをしました。元中心商店街も顧客の安全を考えて欲しいと思う。

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ブータン王国は幸福な国なのか?

 昨年来日されたブータン国王夫妻が、日本中で話題になりました。GDPでいえば最下層の国なのに、国王夫妻は、美男美女で礼節があり、来日中罹災地福島県へも訪問されました。爽やかなご夫婦でありました。

 国民のレベルとは逸脱した超エリートなんでしょうね。それでもなんか好印象を与えたのはなぜだろう。仏教国の微笑みなのか、温厚さがにじみ出ていた故なのか。

 「国民葬幸福指数」という概念は、現国王の父親の前国王の発案であるそうです。それで話題になりました。悪い発想ではないですね。高知県にも共通する部分もありますよ。

 ブータンは人口70万人。高知県も人口76万人。どっこいではないですか。しかしキャラクターが違いますね。

 土佐人には優雅さはない。所詮はわたしも含め粗野なんですよ。

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2012.01.01

年末年始うちの家族も元気です

  昨日の大晦日には父は病院へ行き、点滴し、ゴルフの打ち放し場へも行きました。そして夕食には、減蛋白の年越しソバをこしらえました。
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 今日の元旦は、皆まったりしていました。父の御餅も減蛋白の餅をお雑煮入れました。そして家族で食べました。穏やかなよいお正月です。
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 家族が健康であることがなによりです。別に場所に住んでいる上の子供も来ていました。東京の下の子供は今年は帰省しないとか。タイミングが合えば戻れることでしょう。

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2012年のスタートです

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 2012年もスタートしましたね。さて今年はどんな年になるのか。それはともかく私個人としては、「面白おかしい年」「家族が皆健康で明るく過ごせる1年となる」ことをのぞみます。

 このブログも2004年1月1日にスタートしました。今年で8年目。飽きもせずほぼ毎日書き散らしております。わたしには相性にいい「コミュニケーションの道具」です。もっとも殆どコメントはなく「1人で吠えている状態」なんですが・・

 それでもいいとは思っています。思いついたことをすぐに書き留めておきませんと「忘れる」からです。備忘録機能はブログは優れていますね。

 なにはともあれ、面白い年となるように、面白おかしく生きて生きたいと思います。皆様今年もよろしくお願いします。(上の絵は下の子供が描いてくれました。)

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