海洋堂ホビー館へ行きました
今日は下の子供が帰省していることもあり、家内と3人で、一路四万十町(旧大正町)にある、「海洋堂ホビー館」へ行きました。午前8時半過ぎに自宅を出て、高知高速道路で中土佐インターまで行き、国道56号線で窪川まで行きました。それから大正方面へ行く国道381号線を走行。途中打井川橋を渡り、狭い県道を5キロ走りました。
狭い高知県らしい道路もあります。途中で対向車が来ればバックしないといけない道です。それで10時過ぎには「海洋堂ホビー館」へ到着しました。100年の伝統があり廃校となった打井川小学校の建物を活用しています。校庭が駐車場になっています。体育館がホビー館。校舎が倉庫であるとか。
校庭の部分にも木を使った「作品」が展示してあります。どれもユニークで楽しい。
今度は別の場所に「かっぱ館」をオープンさせるように聞きました。そして1人大人800円を支払ってホビー館へ入りました。どこでも撮影自由というのがいいですね。アートな作品ばかりなのにおおらかなところが実にえいですね。
恐竜の大きなホビーも体育館のなかにあり、打井川の山々が背景に見えていても全く違和感がなく、「調和」しております。将来は屋外に恐竜の展示物を出していただきたい。
かつてのプラモデル少年とすれば、こうした展示はとても嬉しい。
今年の干支は龍。龍にちなんだフィギアの展示もありました。(昨年はこういう展示はありませんでした。)
大きな木船(中世の帆船風)のデッキにロープが撒きついていました。正しく「エイト・ノット」(8の字結び)に結び直しました。
大きな宮脇社長の像(同じ物がアグリ窪川の店内にもありました。)、きんきらきんです。
フィギアを実際に製造している工房もホビー館内部にあります。職人さんたちが実演されていました。
海洋堂は「アクション・フィギア」の技術と、「食・玩」というお菓子のおまけのフィギアの大ヒットなどで飛躍してきたようですね。
経営者の宮脇親子のトークも画面にあり、聞いていても退屈しない。本も買いました。創業時から「顧客本位」であり、従業員を大事にしてきた海洋堂。フィギアの作品にはそれぞれのアート職人の名前や写真も展示されています。普通商業的なアートの世界ではこんなことはありえない。彼らが海洋堂に留まっている魅力が経営者にあるのでしょう。
海洋堂宮脇社長の「野望」はなんと世界制覇とか。世界の博物館や美術館の「お土産」に海洋堂フィギアを採用させたいとか。上の写真は題詠博物館用にこしらえたとか。
いやはや面白い企業です。プロモデル販売から出発して、アート工房になり、メーカーになり世界規模での展開まで視野に入れている。
2人のオーナーともおおらかでぎすぎすしていない。実に気持ちのよい空間でした。3時間近く堪能しました。また来たいと思いました。
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