電中地中化で美観は出来たが、防災には?
国土交通省が中心になり実施していました「電柱地中化工事」「CAVE]「共同埋設管工事」は、高知市市街地もあたかた終わったようです。街の美観と称し、電柱を地中に埋め、電柱に付随している電話線、ネット回線ケーブル、ケーブル__TVの配線と、電気の配線とガス管、水道管も道路下に埋め込んでいます。
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国道32号線と56号線が交差する高知市下知地域。知寄町と二葉町の道路沿いも電柱が地下に埋まりました
ただし、このあたりは南海地震が襲来すれば、地盤が沈下し、液状化する地域、しかも長期浸水地域です。水が引かなければ電気もガスも水道も使用できない地域になります。BOXが」水没すれば全部電気は駄目になるそうです。
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コメント
わたしの住む地域は全域が海に近くて海抜0メートル地帯です。
やはり市民運動で、地道に行政側に要求していくことが必要ですね。この工事もいつのもに始まって、どういういきさつで地中化されたのか全然わからないものでしたから。
電柱地中化よりも、歩道橋を耐震補強で建て返して、3階建てくらいにして、津波避難タワー化することを国にはしていただきたいと思います。
投稿: けんちゃん | 2012.01.07 08:20
歴史的建物が残っているような場所ならともかく、「街の美観」のために電柱を地下に埋めることは、税金の無駄遣いですね。
ご指摘のように、津波対策としては高いものが必要ですが、電柱よりも高いもので、誰もが登れる構造のものが所々に必要だと思います。
町の美観には問題があるかもしれませんが、建物の建蔽率の基準を厳しくするかわりに、容積率を大幅に緩和して高層の建築物を建てて、1-2階と高層階を運動施設などの公共スペースにするようなことはできないのでしょうか。
投稿: しばやん | 2012.01.07 00:49