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2012.01.19

日本は「シーレーン防衛」はすべきではないのか

  中国が経済成長を背景に、軍拡を推し進め、ついには空母まで保有する事態になりました。海軍力は海外市場や交易国との「シーレーン」を守る為には必要な軍事力です。

 中国はアジア各地で石油採掘権や天然資源の争奪戦に参加し、強引に自国の影響力を行使しようとしています。最近では経済力を背景に軍拡に走り、「第1列島線」戦略をとり、あきらかな領海侵犯を繰り返しています。

 中国は@確信犯」であり、自国の利益と権益のために軍事力を行使するという「赤い帝国主義国」になりました。
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 これを中国が強引に押し出してきて、日本が「甘い対応」をしていますと、沖縄まで中国領土だといいかねません。また日本の石油資源や輸出品の輸送路である「シーレーンも」中国に生殺を握られることになります。

 今まではアメリカ頼みでよかったんですが、アメリカもかつての勢いがなくなってきました。そうなると日本は海軍力を増強させ、中国の脅威にきちんと対応する必要性があります。

 かつて司馬遼太郎氏は著作「この国のかたち」のなかで、「雑貨屋の帝国主義」を書いています。日露戦争後は、日本海軍の官邸は半減させ、軍縮し、民生への投資をすべきであった。植民地経営は島国根性の日本人は無理だから、アジア諸国を独立させ、そことの交易でいきるべきであったと。当時は海軍力で守るべき市場も交易品もなかったんだと。 ブログでもそのあたりをレポートしました。

 "雑貨屋”の帝国主義

  日本は「守るに値しない:植民地防衛のために、身分不相応の海軍力を保持し、国力を疲弊させた挙句、世界大戦を引き起こしてしまいました。いまは当時より遥かに大きな経済力を有しています。調達品ければいけない産品は世界にあり、輸出立国で生計を立てています。

 身勝手な中国から「シーレーン」を守る為に、日本は海軍力を強化すべきであると私は思います。

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