高知県議会をPC画面で傍聴
地域代表の県議会議員である坂本茂雄さんが、代表質問をする予定日(2月29日)でした。県議会へ行き傍聴する予定でしたが、さすがに今日は月末。集金と支払日でもあり、問い合わせが複数ありましたので、出かけることは出来ませんでした。
会社で午後から内勤する事態になりました。パソコン画面に座り、電話応対をすればよい体制になったので、パソコンで傍聴できる高知県議会中継をみました。
高知県議会中継 http://110.3.255.1/marc/kochi/
傍聴席にカメラを固定化して中継をしていますが、誰かが操作はしていますね。ちゃんと画面も綺麗に見えますし、音もはっきり聞き取れます。
まずは坂本茂雄議員の質問。先日の打ち合わせで、「長期浸水地域の県民の避難対策に山間部との町村との交流を支援する県の体制」(仁淀川町ー高知市二葉町との交流事業を事例に出していただきました。)
参考ブログ 「仁淀川町ー二葉町交流事業」の記事
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/cat43975382/index.html
中山間部の廃校跡を都市部の沿岸地域の津波と長期浸水が予想される住民が利用していくことは、前例がないだけに大変です。でもそれをしなければ長期浸水地域の住民は「生きる望み」はなくなるからです。
二葉町自主防災会の動きは、やや先行していますが、間違った方向性ではないと確信しています。地域のコミュニティを維持しながら、日頃から地域間交流をすることで「顔なじみ」になることが大事であるからです。
また岩手県遠野市のように、山間部の自治体が、沿岸部の罹災した自治体の後方支援基地になっていましたが、南海・東南海・東海地震を前提とした「後方支援基地の機能」をあらかじめ拠点を決めてこしらえておく必要があるとただしました。
これに対して県知事も森部危機管理部長も異論はなく、丁寧に回答いただきました。
また昨年10月の北海道の叔母が高知へ来てホテルへ4泊した事情になかで、「ユニバーサルな観光」というテーマで質問にとりあげていただきました。車椅子の叔母ですので、宿泊したホテルのお風呂やシャワーが使えず苦労したことを議会で訴えていただきました。
県観光振興部長は「観光おもてなし課などで対応し善処する」とのことでしたが、改善されればいいですね。坂本県議が質問されたベースは。2004年当時存在していた高知県政策総合研究所の「ユニバーサルデザインでの県土づくり」でありました。
関連サイトの記事
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/sawachika/sawachika1.html
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