大橋巨泉さんなかなか冴えていますよ
大橋巨泉氏が2月18日号の週刊現代のコラム、「今週の遺言で」、「君が代を歌わない自由と、タバコを吸う自由の違いは人に迷惑をかけるか否か」と書いていました。
「ぼくらは小学校の頃、朝礼の時に二重橋の写真(皇居の意)のまえであくびを噛み殺しただけで、教師に殴られた。
あれから70年近くたって、多くの同胞を戦争で失い、人一倍働いて今日の民主国家の一員になれた。憲法を読んでごらん、われわれには「表現の自由」が保障されているんだよ。
あの尊い犠牲を踏みにじってまで、北朝鮮や中国、ロシアのような国にしたいのかね。勿論自由と放縦は違う。しかし人に迷惑をかけない”自由”は保障されるベキが、真の民主主義社会なのだ。
橋下君、君がボクシングのリングの上で、君が代を斉唱する自由をボクは認める。しかし「歌わない」教職員の自由も認めなければならない。ボクはこの条例(大阪府の君が代条例)を撤回しないかぎり、維新の会は危険な”独裁的政治集団”として扱うつもりである。」と骨太な見解を示しています。
喫煙はなぜ駄目かと言うと巨泉氏は、「子供たちに健康被害をあたえるからだ」と言い切っています。ここの違いははっきりさせています。
「葉っぱ踏みふみ」の軽い爺さんだけではないですね。
いやはや大橋巨泉さんご立派でした。
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