日本VSアイスランド戦Aマッチ
来週からJリーグが開幕。欧州リーグはシーズン真っ最中。日本代表は国内組を中心に編成。一方のアイスランド。人口が30万足らずで金融破たんしている国。テストマッチになるのかという懸念がありました。
前半2分槙野の積極的なオーバーラップからのクロスが、FW前田の頭にヒットし日本先制点。
しかしもともとアイスランドは背が高く身体能力がある。しかもフットサル出身者が多いので、大男でありながら足元が上手い。日本DFが翻弄され始め、パワーゲームで来られると怖い相手。
後半今ひとつ動きの悪いMF柏木に交代で中村憲が出て、中盤が活性化しました。その成果が現れ、後半8分に藤本が代表初ゴールを決めました。
そして今日は攻守にわたり気合の入っていたDFの槙野が後半34分に3点目のゴールを決めました。
槙野はドイツへ渡ったものの、2シーズンで試合に出たのは僅かに8試合。不本意でした。ドイツのチームから「レンタル」で浦和へ1年契約で出戻ってきたので、ハングリー精神は旺盛ですね。
しかしアイスランドも豊富な運動量と、高い身体能力で後半はDFラインを高く保ち仕掛けを繰り返す。コーナーからのパワーゲームもやれば、パスサッカーやドリブルで突っかける。たまらず槙野がぺナルティ。エリアで反則。PKをとられてしましました。意欲が空回りしました。
結果は3-1で日本の勝利。しかし「高さ対策」や守備への連携で課題も多くありました。29日のウズベキスタン戦が,国内組の最終選考になるでしょう。ザック監督も若手を試してましたね。藤本は結果を出しました。出戻りの槙野も良かった。中村憲と遠藤、今野、駒野はさすがでした。GK西川も安定していました。
柏木と大久保は今ひとつでした。
アイスランドは人口が僅かに31万人とか。今回はスウェーデン。デンマーク。ノルウェーのリーグでプレーする選手も来ていました。寒い氷の国ですが、屋内試合場が充実していて、最近はレベルが上がっているそうです。それにラーゲンベック監督は、過去3大会連続でW杯で指揮したスウェーデン人監督です。
なかなかのサッカーでした。日本の課題は、「高さ対策」と「守備の連携」ですね。特に後半終了間際の守備に課題が残りました。PKをとられない守りをしないといけません。
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