フェイスブック・ツイッタービジネス活用セミナーを受講しました
3月6日は高知法人会主催「フェイスブック・ツイッタービジネス活用セミナー 販路開拓。新規顧客育成のために」を午後から受講しました。会場は高知市ラビータ8階ホールです。100人程度の受講者がいました。30代.40代の年齢層が大半。私などは受講者の中では高齢者のほうです。
講師はブリッジ・リサーチ&コンサルティング代表の阿部満氏。過去富士ゼロックスや京セラでIT関連のマーケティングに従事。独立開業後は経済産業省のITコーディネーターや全国各地で講演活動をなさっておられます。
私の場合は、2002年ごろから自力で会社のホームページ(現在のページは2009年にお専門会社で作成)をこしらえ、個人のページも作成しました。個人ブログは2004年から始めました。ツイッターも登録だけはしていますが、していません。フェイスブックは昨年からはじまました。
特にフェイスブックやブログは「ビジネス」目的に活用することは、あまり考えたことはありませんでした。
阿部氏はずっとIT関係の業務をされていましたので、事情に詳しい。
「従来のWEBツールであるホームページは、引っ張ってくるタイプ。ブログは引っ張り、押し出すタイプ。メルマガは押すタイプです。これからの時代は従来のWEbに加えて、ソーシャルメディアも上手く活用し、ビジネスに役立てましょう。」と言われました。
阿部氏は「ネット社会における手法と方法論」についてはこう述べています。
売り上げ=客数(見込み客増加・見込み客に購入)×客単価(ついで買い・まとめ買い・高額なものを請入)×購入回数であると言います。
ホームページやブログを頻繁に更新し、キーワードを選定してSEO対策、検索エンジン対策をしなければなりません。
現在日本の「ソーシャル」メディアですが、フェイスブックが1000万人。MIXIが1500万人、TWITTERが2300万人と言われています。
ソーシャル・メディアは何のために活用するのか?それは「企業のイメージアップ作戦」に多大に貢献する道具であるからです。多数の同業他社から自社を選択していただく。その理由は何か?
それは「ネットで口コミ」をしてもらうことです。一方的な宣伝は皆聞きたくない。しかし「食べ・ログ」のように、お金をもらって消費者になりすました企業人が書き込むことでは情報に信頼がなくなります。フェイスブックは実名登録なので、嘘は書きにくいという抑止力が働きます。
また阿部氏は「これからのネット活用は宣伝よりはファンづくりが肝要」だと言います。「それは近頃の消費者は、ストレートな広告は無視するのに慣れています。一方口コミはとても信用しています。」
「ブログやツイッター、フェイスブックでの社交(ネット上でのご縁を増やしファンをはぐくむことは、ネット上に強い営業部隊ををつくり、それを拡大させるためのとても合理的な戦術です。」
ファン作りの4つのポイントとは。
①感謝する②共感する③褒める④先に応援してあげる です。
フェイスブックでは、「いいね」をおしますと「ファンをつくること」になり、ウォールやニュースフィルドにその投稿項目が現れます。本名で登録しているので「信頼度」が高い。信頼度の高い口コミであるとフェイスブックはいえるのです。
フェイスブックの右側にスポンサー広告は、各人の購入見込みを予測した広告となっているようです。フェイスブックに個人の趣味や年齢、地域や個人情報をあれこれ書き込んでいるので、ターゲットが絞り込みやすく、マーケティングが出来るのです。
阿部氏の講演内容のベースにはアメリカのビジネス理論が踏襲されています。論理的であり曖昧さがありません。
ペルソナ(お客様像)-ベネフィット(要求)-導線計画(購入)というマーケティングの理論もぼうとして1度聞いたぐらいでは理解できませんから。
また阿部氏は「大都市が優位ではなく、地方にもチャンスがあります。顧客にとっては場所は問題ではありませんから。」と言うことも言われました。
3時間の講習は内容が豊富で多岐でありました。中高年親父の「許容量」を超えているようです。今のレベルでまとめるだけの内容で講義内容を記述してみました。
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