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2012.04.10

日本が国際情勢に疎く、ノー天気なのは昔からの伝統

  北朝鮮のミサイル問題での政府の応対が手ぬるいとの声が大きいようだ。かといって日本政府が打てる手はもはやない。経済制裁は日本人拉致問題が解決しないので、最大限に今も行なわれています。それ以上の方策はありません。

 少しずれた防衛大臣が、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過するようなことがあれば、迎撃し打ち落とします。と大見得を切りましたが、弾道ミサイルを迎撃することは難しい。かつてイラクのフセインがイスラエルに向けてミサイルを発射したとき、軍事大国であり百戦練磨のイスラエル軍でさえ、迎撃ミサイルですべてのイラクのミサイルを迎撃・爆破できませんでした。

 多くは都市の目標を外れて着弾したそうです。北朝鮮のミサイルもそうなのか。ただ成層圏まで上がるミサイルですと打ち落とすことはほぼ不可能であるといいますから、。

 民主党政権は弱腰だ。左翼の影響があるから北朝鮮や中国やロシアになめられるんだ。と息巻く右翼勢力もいます。でもそれも空元気。ではどうすればいいのか。北朝鮮と戦争でもするのでしょうか?それはありえないでしょうに。

 こんな場合は慌てず相手の出方を観察すべきでしょう。本音はなにか。国際的に孤立やむなしで北朝鮮は何故ここまでミサイル発射にこだわるのか。それを分析すべきでしょうに。

 聖徳太子以来、日本の外交は稚拙です。ずれているし、ノー天気です。その点常に超大国中国と陸続きで侵略されてきた朝鮮やベトナムは国家意識はシビアです、。外交の駆け引きも上手い。日本は島国ですからね。今更上手くはなれないでしょうから。

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