高知市標高MAPが今日からWEB上で公表に
高知市の災害対策部(旧名総務部危機管理室)は、高知市街地全域の「標高マップ」を公表しました。WEB上でも下記高知市災害対策部のホームページ上で閲覧が可能です。
高知市災害対策部ホームページ 地域防災推進課 高知市標高マップ
http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/12/hyoukou-map.html
ご自宅や事業所の位置を確認し、標高を確認してください。
ちなみに私が居住している高知市二葉町全域は、海抜2メートル以下の低地になっています。
http://www.city.kochi.kochi.jp/uploaded/attachment/14760.pdf
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コメント
二葉町の海抜が低いことは理解しています。
次のURLの試算値は、高知市内の外洋に面した地域の数字だと思います。高知市全域が同じ高さになることはありえません。高知港は流入水量に対して広い平野があるので、水位は相当低くなるはずです。もちろん浸水は避けられませんが、徐々に水位が上がっていくので、津波そのものの破壊力は弱いのではないでしょうか。高知市内の地域別のデータを高知市に要求されてはいかがでしょうか。
http://www.pref.kochi.lg.jp/uploaded/attachment/68723.pdf
もし水位が最大で1メートルや2メートル程度であれば、身近なところに安全な場所があるのではないでしょうか。5メートル以上になると、さすがにそれなりの移動が避けられません。
水か入りにくいことは出にくいことにも繋がります。長期の浸水は耐えられませんので、山間部との連携を進めるというアイデアはすばらしいと思っています。
行政を巻き込み、マスコミも巻き込んで、仁淀川町との連携をぜひ推進してください。
投稿: しばやん | 2012.05.02 11:43
しばやんさん私の居住する二葉町は、海抜が低く、海に近いだけでなく、高台が全くない平地です。公共建築物で耐震性のある建物も皆無です。
地域の悲願の下知図書館がようやく着工。来年4月に完成します。でも地域の住民すべてが駆け込みができません。
それに3月に津波避難ビルでの訓練でわかりましたが、階段を利用して身体の麻痺のある人を担ぎ上げることはとても難しい。
津波避難ビルは1つの方法ですが、別の避難方法も考慮しないといけないのです。
また一時避難したところで、長期浸水状態になることは間違いありません。ですので仁淀川町との交流事業を昨年はやりました。
今年はそれを行政を巻き込んで具体化させる作業をします。
投稿: けんちゃん | 2012.05.02 08:39
山がなければ津波の第一波は相当奥まで一気に進みますが、高知港までに存在する山々が相当衝撃を和らげて、流入する水量を絞り込みます。水量は広い高知平野に広がりますので水位はそれほど上がらないのではないでしょうか。
もちろん地盤沈下の問題がありますが、水位が1メートルか2メートルか3メートルか…10メートルかで対策は随分異なってきます。
近くの施設の屋上でいいのか、山に登るのかでは大違いだと思うのです。
投稿: しばやん | 2012.05.02 08:04
しばやんさんご指摘のように、津波の衝撃は高知市市街地は弱まるものの、水の壁はどこまでも来るでしょう。
さらに深刻なのは二葉町など高知市の海沿いの市街地は地震が来れば地盤沈下することです。最大2メートル沈下するそうですよ。
うちの標高は0・6メートル。2M沈下したらマイナス1・4メートルの状態が続くのです。津波が来ようが、堂であろうが、長期浸水状態がより深刻です。
投稿: けんちゃん | 2012.05.02 07:21
高知平野の標高の低さはよくわかりますが、地図で見ると高知港は宇津野山と大畑山に囲まれて入口が狭いですね。
まず桂浜の北側の山が天然の堤防の役割をして津波の衝撃の相当部分を受け止め、浦戸湾に津波の水量が流れ込むときには、津波のエネルギーは相当減衰して、さらに宇津野山と大畑山の山並みで、さらに津波のエネルギーが減衰されると思います。
仁井田や三軒屋あたりとは異なり、二葉町や高知市中心部に関しては、直感的には何十メートルという高い波がまでは及ぶことはないと思うのですがどうでしょうか。
問題は水量の増加で、狭い入口から入った津波が、広い高知平野のどこまで浸水させるかという点ですね。
浸水が何メートルかで逃げる方向も、対策も随分異なることになると思います。シュミレーション画像で専門家に依頼して解析できないものでしょうか。
投稿: しばやん | 2012.05.01 21:30