二葉町自主防災会指定・津波一時避難場所(コーポ・シーロード)に防災倉庫を移転しました。
高知市二葉町自主防災会では、2006年12月に発足以来、町民が徒歩で5分以内に、いわゆる「津波避難ビル」を独自に指定してきました。2007年度には二葉町内10箇所の「津波一時退避場所」を設置しています。→「防災マップ作り」参考。
それは建物の持ち主(施主)と二葉町自主防災会・二葉町町内会の3者での協定書を締結しています。南海地震が発生したら、ただちに二葉町町民各位、特に3階建て以下の住宅に居住している住民は、二葉町自主防災会指定の「「津波一時退避場所」に退避していただくことになっています。
こちらのコーポ・シーロード(二葉町17-24)は、鉄骨構造の6階建て。もともとはビジネス・ホテル。現在は賃貸マンションになっています。
オーナーの森崎さんは大変協力的。マンションの各所に「重要告知」という張り紙をしていただいています。
マンションの屋上部です。南北の両側にあり広いです。100人は収容できます。
5階の空き部屋です。災害時には、お断りをして使用させていただくかもしれません。(今後のために施主様と二葉町自主防災会との間で、きちんと事前協議が必要であると思いました。)
地上に置いてある二葉町自主防災会の防災倉庫をこちらのスペースへ移転します。許可をいただきました。とてもありがたいことです。
管理人の楠瀬さんにもお手伝いいただきました。二葉町自主防災会有志が地上(海抜0メートル)に置いてある2箇所の防災倉庫ごと、コーポシーロードの6階部(屋内)に移設する作業をしました。
現在は道路と同じ0メートル。濱口さんのご協力で、いままで設置させていただいていました。
もう1つの防災倉庫は、中西さん宅のお庭に設置していました。そちらもあわせて、コーポ・シーロード6階部のスペースへ移動しました。
エレベーターも利用して4階部まで運搬しました。それから6階部までは階段を利用して運搬します。
防災用品(油圧ジャッキ・つるはし・ヘルメット・ゴミ袋・飲料水(あと2年保存可能)・飲料水用タンク。粉末消火器・消化用バケツ・割り箸・炊飯用袋・)などを搬入させていただきました。
屋上部は南北2箇所あります。南側は堀川から、浦戸湾が望めます。
二葉町自主防災会幹部とも現地で話しましたが、こちらの津波避難ビルでは、屋上に「もしも」の時には、100人程度避難することは可能です。
県道宝永町ー種崎線より南側の二葉町町民は、コーポシーロードに津波一時退避場所として活用できます。心強い津波避難ビルです。ありがたいことです。
| 固定リンク
コメント