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2012.06.12

日本 オーストラリアとアウエーでドロー

  2006年のWドイツ大会。日本VSオーストラリア戦。日本は前半中村俊介のFKで先制。ところが後半残り15分で守備が崩壊し3点決められ、1-3と惨敗しました。その鮮烈な印象があります。代表の対戦成績も6勝7敗と負け越しています。

 オーストラリアの主力選手は2006年当時とはほとんど変わっていません。日本はがらりと変わりました。本田ー香川の台頭は日本を強豪国へ押し上げています。まして本田ー香川揃い踏みの日本代表には負けがありません。
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  しかしこの会場の芝の悪いこと。長く伸びているし、凹凸もあるようです。試合前に水がまかれたと言う事で、すべるらしい。そういう事情で、ホームのオーストラリアは玉際にどんどん早く寄せてきて、日本ゴール前にクロスを蹴りこんでくる。何度も危ない場面が前半30分まではありました。
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 前半30分過ぎから、ようやく日本は慣れてきて、球あしらいが出来るようになり、パスカットからオーストラリアゴールへ迫る場面も出来ました。しかし決定力はなく、前半は0-0で終わりました。
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 ハーフタイムにザック監督の猛撃があったと思います。日本の動きが各段によくなりました。オーストラリアがファ-ルを繰り返し、後半10分ミリガンが退場処分に。11-10になり日本がどんどん波状攻撃。
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 本田は相手DFに押されようが、囲まれようが倒れないし、ボールを奪われない強さがありますね。
 後半18分、ショートコーナーから本田が切れ込んで相手ゴールを横切る低いパスにゴール前に詰めていたDF栗原が先制のゴール。日本が1-0とリード。しかも1人多い。
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 日本サポーターは大騒ぎです。
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 ところがオーストラリアも猛反撃。ロングボール主体でパワーゲームを仕掛ける。後半22分にDF内田がファール。PKを献上。しかも内田はイエローカード。2枚目。次のイラク戦には出られません。

 オーストラリアウィルクシャーがPKを決めて1-1の同点。

 その後1進1退の攻防が続く。後半44分にDF栗原が2枚目のイエローが出て退場に。10-10になる。

 ロスタイムの後半48分に本田が倒され絶好の位置のフリーキック。しかし蹴る前にタイムアップの笛。試合終了。ドローでした。

 最初はオーストラリアに押し込まれていたが、しのいで、後半チャンスをつくり、1度はリーしました。相手も退場者をだしているので、カードやPKが出やすいことを考慮した守備をしないといけない。そのあたりは解説の元日本代表DFの宮本氏が指摘していました。

 荒れたピッチといい、[中東の笛」の審判(サウジアラビアの人が主審)で、試合も荒れ気味でした。でもけが人はでませんでした。

 しかし累積警告と退場で、DF今野、内田。栗原が次のイラク戦(9月11日)は出場できません。

 DFがオーストラリアのパワーゲームにおされ気味でした。両サイドバックが押し込まれていました。前線からの守備ももっと行いロングボールを蹴らせない作戦でいかないといけないですね。
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 欲を言えば勝てばよかったが、日本はあいかわらずDFラインが不安。アウエーで負けなかったので良かれと思います。

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