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2012.06.23

坂本茂雄県議の県政意見懇談会へ出席しました

 今朝は早く勇んで夜須へ行きました。しかし無情の雨。セーリングに出た人もいましたが、やはりヨットは晴天の状態で下こそ醍醐味がある。と信じている私。断念して自宅へ戻りました。
 事務所で残念がっていますと、二葉町自主防災会の顧問をしていただいている西田政雄さん(防災寺小屋塾頭)が。ひっこり訪ねて来られました。2人で歩いて午後2時から、宝永町の高知プリンスホテルで開催される坂本茂雄県会議員主催の「第44回県政意見交換会」へ行きました。

 坂本茂雄さんは、昨年4月の県議選挙で3度目の当選をされました。9年間の間に44回も県政意見交換会を開催されていいることは凄いと思いました。知り合いの県議の多くは、この種の県政報告会を1度も開催していない事例が多いからです。
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 いただいた資料も「坂本茂雄の2011年度 県議会活動・県政報告」や、第44回県政意見交換会のレジュメ、主要な事業(県政)の概要のコピーや、高知県庁作成の「高知県の財政」「日本1の健康長寿県構想 第2期PR用パンフレット」などでした。

 会場には30人ほどの県民がつめかけていました。

 坂本茂雄さんからは、資料の簡単な説明。本年度の高知県の予算の概要の説明がありました。
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「昨年度より0・1%(3億円)の増加です。県政には5つの柱があります。

 大きく進化した第2期産業振振興計画              159億円。
 南海地震対策をさらに加速化。抜本強化             179億円
 バージョンアップした日本1の健康長寿県構想          417億円
 高知県教育振興基本計画・重点プランの推進と県立大学改革    127億円
 遅れた本県のインフラ整備を着実に推進             824億円

 です。」

「南海地震対策には、力を入れてきます。私自身も県議会終了後に、7月に罹災地現地の視察と、防災対策の先進地である東海地方の視察へいきます。」

「注目すべき県政の目玉の1つは集落活動センター(本山町が第1号)です。まちおこしや。ふれあい事業、防災対策など複合的な事業を行い、地域の核の1つに育てていくことです。」

「下知地域に限れば、国分川堤防を耐震化工事を推進しています。そのスピードをあげるように議会として要求しています。
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 また津波のことばかり関心が集まっています。家屋の耐震補強への予算化も必要です。
阪神大震災並みの大きな強い揺れ(直下型地震)と、東日本大震災並の大津波が合わせて起きるのが南海地震ですから。」

 会場からの質問もいくつか出ました。適切に坂本茂雄さんは回答されていました。

 ノアの箱舟や地下室シェルター構想についても質問がありました。

「安全性の検証はこれからでしょう。他にも良い方法も出てくると思います。」

 災害弱者の避難についての質問もありました。

「病院や老健施設の多くも津波浸水予想地区にあります。避難が困難な人が多くおられる施設については、移転も含め検討が必要です。」

 また伊方原発の再稼動についての質問もありました。

「福井県の大飯原発も再稼動すれば、次は伊方原発再稼動と言われています。地震学者の多くは、福井県の原発14基は活断層の上にあり、浜岡は東海地震の震源域内にあり、伊方も中央構造線という大断層に程近い。廃炉にすべきと言われている。

 県議会でも伊方原発再稼動反対の意見書を提出しますが、賛成少数で否決されます。しかし南国市議会と須崎市議会でも伊方原発再稼動に反対の意見書が採択されています。県議会でも働きかけはしますが、県民の皆さんも声を上げてください。」

 2時間の意見交換会でしたが、なかなか有益な会でした。

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