井上陽水コンサートへ行きました。
6月はなぜか「文化的な出費」がかさみます。7日は高知県民文化ホールでの井上陽水コンサートに家内と2人で行きました。1500人の収容しかできない高知県民文化ホール。それゆえチケット代は1人8400円。貧乏所帯には大きな出費でした。
全国30万規模の都市で、2000人規模の文化ホールがないのは高知市だけでしょうね。[文化果てる街」ですね。四国の松山市。高松市・徳島市に比較し、高知市は文化施設(とくに音楽関係)は、まことに貧弱です。200億円の巨費をかけて建築された高知市文化総合プラザ(かるぽーと)は最大収容者はわずか1000人のホールしかありません。
そのせいなのか病気が回復された桑田佳祐全国ツアーも、高知はスルー。四国は松山市での開催のようですね。文化的過疎を感じますね。
http://www.sas-fan.net/kuwata2012/tour/
さて愚痴はともかく井上陽水コンサートです。以前10年ほど前に吉田拓郎のコンサートを鑑賞したことがありました。また家内と娘は6年ほど前、香南市吉川の天然色野外劇場で、南こうせつと小田和正のコンサートも見たようです。それで井上陽水を生で見ようということになりました。
4月から7月までだけで、全国30箇所を巡回してのコンサート。高知の翌日は隣県の愛媛県松山市のライブとなっています。
井上陽水オフォシャルサイト http://www.y-inoue.com/live.html
わたしは1年高校を留年して、何とか卒業し1973年に上京し、大学生になりました。その当時から井上陽水さんはデビューしていました。[傘がない」がヒットしていました。
歌詞が攻撃的でパワフルだった吉田拓郎。ほのぼの四畳半ソングの南こうせつ。井上陽水は独特の清んだ声でのバラード調でした。中古のステレオを購入し、「氷の世界」でしたか井上陽水のLPも買いましたから。
テレビにはでない。ライブのトークは面白くない当時は散々聞きました。車のCMの「くうねるあそび」のおちゃらけCMあたりから崩れてきたのか。ファンサービスもし始めたのでしょうか。
午後6時半開演なので、6時前には自宅をでました。観客も岡林信康のときもそうでしたが、中高年の還暦世代が多いようですね。チケットの高さもハードルになってますから。それで感想です。
高知では高額料金チケットでしたが席は満席です。やはり年齢層は高い。でも若い人たちも2割程度はいました。親子で来ている人たちもいましたから。
さて肝心のコンサート。いきなりロック音楽の大音響で始まる。井上陽水は歌い上げるバラードのような歌が多いはず。バックの演奏も下手ではないが音が大きすぎますね。全国ツアーが終わると富士ロック・フェスへも参加するので、ロック調にしているかも、新たなファンの獲得は必要だろうから。
やはりアコウステック・ギター1本で歌い上げるほうが良かったです。井上陽水のボーカル自体が楽器であり、ことさらバックバンドは必要ないと思います。
帰り際中央公園で、イベントをしていました。JAZZ演奏もありました。ワインを飲みました。
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