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2012.06.24

なぜシリアは見殺しにされるのか?

 シリアのアサド独裁政権が残忍な虐殺行為を繰り返している。何度も前国連事務総長のアナン氏が特別特使でシリアに赴き、アサド大統領に自制を求めていますが、一向に市民の虐殺は止まりません。

 国連安保理で、シリアへの制裁決議が上程していますが、そのつどロシアと中国の反対でつぶされています。大国の利権が絡んでいるので難しいようです。シリアは旧ソ連以来の友好国であり、ロシアの海軍基地もあるやに聞いています。

 そうであるならば、ロシアは[大国の威光」で、アサド大統領に虐殺の中止を勧告し、制止しないといけない。その能力はロシアもないようです。アサドにすれば虐殺しているのは、政府軍ではなく、アサド支持派の民兵なので統制は利かないとか。まさに無政府状態で市民の虐殺が続いている。
 
 イラクやリビアでは。あれほど過剰に介入した米国や西欧諸国が、今回は声明を公表するだけで手をこまねいているようです。なんとももどかしい事態です。

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