使用済み核燃料の後始末をどうするの
福島の原発事故があって初めて、使用済み核燃料が、運転中の原子力発電所の建物の中のプールで保管されていることを知りました。それも常に水を張り、電気を供給しないといけないらしい。
これは後々まで管理しなければいけない施設ではないか。またそれから取り出される高レベル放射性廃棄物は、管理のしかた、処分のしかたも全く確立していないらしい。大変な問題ではないか。
こんp50年の間、日本は地震が群発する日本列島の海沿いに54基も原子力発電所をこしらえてしまいました。地震や津波の脅威もあります。なにより使用済み核燃料の処理を安全にきちんとしなければ、危険極まりない施設です。
国民的合意で処理方法を確立しないといけないです。
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コメント
村中花火さんの言われるとおりですね。つけは必ず国民へ回ってきますから。
私たちは50年間原発に関しては無関心でした。それをいい事におかしな仕組みが強固に出来上がっています。
国民が今やっと気がついて声を上げ始めましたが、簡単には事態は改善されないでしょうね。
投稿: けんちゃん | 2012.07.29 17:15
私は十数年前、某計測機器会社のサービスエンジニアをしていました。原研の放射線管理区域内に線量計をぶら下げて1度だけ入ったことがあります。停止中の原子炉を上から覗くことが出来ました、貴重な経験です。
そんな私でも原発には今まで無関心でした。この事故の責任は無関心であった自分にもあると思っています。
使用済みの核燃料の安全処理には莫大な時間と費用が掛かります。当然、想定外の事態が起こる危険性もあります。今のままの行政や電力会社であれば、その時になってまた、国民に負担を押し付けるでしょう。それを防ぐには国民が今声を上げるしかありません、関心は持っても行動しなければ何も変わりません。
何万年先までもの放射性廃棄物の管理と、もしもに備えた対策を、行政と電力会社が本当に想定しているでしょうか?甚だ疑問です。
投稿: 村中花火 | 2012.07.29 12:22