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2012.07.12

政治に「老害」という言葉は使わないほうがいい

 日本は超高齢化社会に向かっている。議論をする論者が一体戸籍年齢で何歳から高齢者。老人と呼ぶのでしょうか?既に1億3千万人の日本の総人口で、70歳以上の人は2200万人となっております。

 政治の世界では、経験がモノを言う場合があります。最近の日本では軍事力を背景にした強権政治ではないので、選挙区で当選を繰り返してきた長老議員が幅を効かせます。自民党時代の中選挙区時代には、「派閥」が政治家を育てていました。

 1993年以降、衆議院が小選挙区が導入されてから、政治体制が変わりました。政党の党幹部の権限が強くなりました。かといっても経験豊富な年配政治家の存在は貴重です。

 2001年の小泉純一郎首相のあたりから、首相・宰相が実に軽薄で軽い印象になりました。後継の安部普三氏、福田康夫氏、麻生太郎氏と続いて自民党政権が終焉。2009年総選挙で誕生した民主党政権の鳩山由紀夫氏、菅直人氏、野田佳彦氏と続きますが、なんだかすべて「軽量級」宰相ではないか。

 もっと天下国家、国民のことをきちんと語る政治家が登場して欲しい。特に松下政経塾系の政治屋は最悪。「国民」に向かって政治をしようとする気概が全くありません。

 政界を渡り歩き、少数野党時代が長かった小沢一郎氏も70歳。もうダメだ。かつての力はないと、マスコミはこぞって揶揄しますが、小沢一郎氏は、上に上げている2001年以来の首相の誰よりも存在感があります。

 もう一花咲かせるのか。それとも今回で終わるのか?4回目の「小沢新党」で勝負に出ましたがどうなることでしょう。

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