高知市津波避難ビル指定道半ば
高知市災害対策部地域防災推進課では、新基準の耐震性があり、高さも確保できる「津波避難ビル」を指定しています。2012年8月7日現在高知市内86箇所、収容人数は94908人となっています。
地域防災推進課 津波避難ビル一覧
http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/12/tsunami-escape-building.html
高知市の市街地の大半は海抜5メートル以下の低地に立地しています。二葉町などは全域が海抜0メートル地域です。南海地震が発生すれば、地盤が2メートル沈下するだろうとも言われています。
津波避難ビル一覧表は、小学校校区ごとに示されています。二葉町は昭和小学校校区。現在市役所指定の津波避難ビルは6箇所、収容人数は9468人となっています。
ひところより津波避難ビルの数は増えました。しかし数や、避難可能人数などでもまだまだ足りません。指定されている多くは、市役所所有の学校、市営住宅、庁舎などであります。民間施設では、パーラー店が協力いただきましたので、避難者数が飛躍的に増えました。
高知市内の津波避難困難地区に居住する市民は、古い想定でも13万人と言われています。絶対数は今でも足りません。昭和校区で言えば、昭和小学校(1246)、JA高知ビル(508)、下知下水処理場管理棟(500)セントラルディーボ知寄店(2467)、セントラル宝永店(4612)、SAN MIGEL(135)となってい
ます。
海抜0メートルの二葉町には1棟もありません。現在建設中の下知市民図書館が、市役所が認定する唯一の津波避難ビルになります。2013年4月以降供用。
私たちは自宅から50メートル以内に津波避難ビルが必要と考えています。二葉町自主防災会は、独自に2007年仁津波避難ビルを施主との間に協定を結び、指定しています。高知市の言う耐震基準は満たしてはいないかもしれませんが、もよりの施設がない住民にはありがたい存在です。
50メートル半径に1つの津波避難ビルを低地にする市民各位は確保しなければいけません。とくに今後は分譲マンションの皆様にご理解を得る活動が必要です。
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