広島への原爆投下から67年目
1945年8月6日午前8時15分。広島市に原爆が投下されました。それから67年。生存する被爆者の平均年齢も80歳近くになり、被曝体験を語り継ぐことが、大きな問題となっています。
1954年には第5福竜丸が、米国の水爆実験で被曝しました。被爆体験があるにもかかわらず、「原子力の平和利用」と称して、日本は原子力発電所建設に邁進し、一時期は54基の原子力発電所が稼働する世界3位の原発大国になりました。
しかし2012年3月11日の東日本大震災は、福島第1原子力発電所に壊滅的な被害を与え。今も放射能は大量に放出され続けています。
核兵器も原子力発電所も同じように危険であることを私たちは学びました。地震列島の日本で原子力発電の安全稼働の保障は不可能です。
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コメント
エネルギー・環境政策の意見聴取会で、中部電力社員が「福島第1原発事故で、放射能の直接的影響で亡くなった人は一人もいない。」と発言したそうですね。
広島で被爆された方が、今回の事故をわが身に置き換え、大変悲しまれていると報道されていました。
そんな中での電力会社社員のこの発言、あきれるばかりです。
このような発言をして、人々がどう思うだろう?と考える、想定することすら出来ない人間が、地震大国日本での原発の危険性を想定することなど出来るはずも有りませんね。
投稿: 村中花火 | 2012.08.06 22:09