ヤング・なでしこもこれから
女子のサッカーU-20世界選手権が仙台で開催されます。その壮行試合ヤングなでしこVSU-20カナダの試合が昨夜福島でありました。結果は2-2の引き分けでした。
先行しながらも追いつかれる展開。見ていて技量があるが、球際は弱い。もっときちんと体を寄せて反則にならないようにボールをコントロールし、相手ボールを奪わないといけません。
攻守の切り替えも遅い。課題も多い。でも可能性を感じますね。
(試合はカウンターでカナダに追いつかれ、2-2の引き分けでした。9
ただ問題なのはヤングなでしこの選手たちも全般的に小柄でありますね。それが気になります。今後はバレーボールのように背の高い大柄な女の子をサッカーにスカウトすることも必要です。
なでしこさんの活躍により、世界の女子サッカーの潮流が変わりました。大きく蹴リだし、パワーゲーム主体であった女子サッカーが、パスをつなぐサッカーに変化しました。あのアメリカもそうですし、フランスやドイツも繋ぐサッカーを意識していました。
ということは他国が技量で追いついてくると、再び体格差が、世界との差になりかねません。走行試合相手のカナダも技術があり、「蹴るだけ」のサッカーではありませんでした。
環境的に恵まれていなかった女子サッカー界が、興業的にも成り立つ構造になり、サッカーを目指す少女立ちの受け皿になれば、全体的なサッカーの水準も上がります。
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