韓国政府の「強硬姿勢」をどう読むか
いささか[常軌を外れた」イ・ミョンバク大統領の最近の行動と対日発言の数々。実に外交的配慮に欠ける無礼な発言が多い。
8月23日に6年ぶりに在日三世になるチョ・ホンリさん(神戸市在住)に会いました。防災寺小屋塾頭の西田政雄さんの友人でもあり、2008年10月に神戸市長田区鷹取町内会と二葉町自主防災会との交流事業の折に大変お世話になった人です。
韓国釜山から戻ったばかりとか。[竹島問題について語ろう。」ということで話をしました。デジカメを忘れたので写真はありません。
は、イ・ミョンバク大統領の最近の発言と行動について独自の見解を述べられました。
「12月で退任される人。退任後次期大統領が決まる。与野党どちらの候補者が大統領になっても不正蓄財容疑で逮捕は免れない。政権末期に愛国者で終わりたいという最後のあがきでしょうね。」
[韓国でもドクト問題は新聞各紙にもほとんど載っていません。一般市民は関心がありません。日韓両国の交流は大きくなっているので、政権末期の大統領のあがきなどに誰も関心がありません。
ただ今上天皇に謝罪を要求した発言は、韓国内でもやりすぎだとの批判は多い。日本と取引している友人など迷惑千万だと怒っていましたとか。」
「日本へ戻ってくると新聞各紙が韓国大統領の発言や行動を逐一詳しく報道しています。そちらのほうが心配。日韓両国は一衣帯水。尖閣問題では韓国は日本を支持しています。
日本も野田政権が政権末期。末期の者どうしが発言をエスカレートさせて、日韓両国の友好関係をそこなわないか心配ですね。」
「金大中時代に、村山談話があり、当時の天皇のお言葉があり、決着済みのこと。今更歴史問題を持ちだして、政権末期の大統領が何をするつもりなのか。韓国国民の多くは冷静に見てますね。
日本大使館前で抗議行動をしているのは、いつも50人程度。官製デモだろう。誰も関心はない。」
「秀吉の時代と、日本統治時代の2回だけ不幸な時代がありました。江戸時代の250年間は朝鮮通信使が日本を訪問し、平穏で友好的な時代が長く続いていました。日韓関係は平穏で友好的な時代のほうが長かったのです。
最近は韓国の歴史教科書でもきちんとそのあたりを教えるようになってますよ。」
「韓国ではTVのチャンネル数も多く、日本の番組チャンネルもいくつかあり、釜山では日本のTVが直接見られる。韓国国民は日本のこともTVを通じてよく知っている。
日本は大きな国で先進国なのにTV局の数が少ない。物凄く規制されているようだ。
懸念しているのは最近の日本のバラエティ番組で、キムチは食べると体が熱くなり夏場は良くない。とか言われだしたことですね。以前はキムチは健康食費の王様と言われていたのに。
TV局が嫌韓感情を起こそうとも思えますね。日本国民は自分で情報をとる努力をしないといけないですね。日本へ戻ってきてつくづくそう思います。」と言われました。
日韓両国政府は、まさに[政権末期」。歴史的にみて平穏で友好的だった日韓関係を不必要に乱してもらいたくないね。とも言われました。
チョ・ホンリさんに、1995年の神戸市長田区のスケッチ画をいただきました。絵心がある人です。設計士なので建物やは背景も正確に描がれています。
「写真は記憶が薄れていく。スケッチは心に残るから。」とのこと。マルチな才能のある人であると関心しました。
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