海はバリヤフリーです。
お天気が心配されましたが何とか晴れました。今日は高知県香南市夜須で「ハンドINハンド高知大会」が開催されました。障害のある人も。ヨットの経験のない人も手軽にセーリングを楽しめる大会です。
今朝は昨日からの雨が明け方残り、降っていました。スタッフは、午前8時に香南市夜須のYASU海の駅クラブ集合と言うことですので、午前7時過ぎに自宅を出ました。第3回アクセス・ディンギー ハンドINハンド高知大会の運営スタッフとして行きました。
私のスタッフの役目は、アクセス・ディンギーというヨットが砂浜から出着艇をしますが、そのサポート業務。参加者の交代や、艇の安定を保つために抑える役目です。
ますはアクセス・ディンギーヨットのぎ装です。私が休日にセーリングしているヤマハのシーホッパーよりは遥かに簡単です。金具で止めるだけであり、、ロープワークもありません。それでいて強風でも安定して帆走し、沈(転覆)しませんから。
海の大好きなオーストラリア人が考案されたとか。体が多少不自由でも、高齢になっても、ヨットの操船技術がわからなくても海でセーリングをしたい。スポーツ大国のオージー(オーストラリア人)の発想は壮大ですね。
開会式がおこなわれました。大会実行委員長や、YASU海の駅クラブ理事長や、清藤香南市長も挨拶されました。選手は70人が参加。運営スタッフや参加者のご家族を含めますと100数十人が、秋の彼岸の海の爽やかな風を満喫いたしました。
今日はビーチのヨットの出入りや、ヨットを押さえるのがせわしかったです。また途中から風が強くなりました。レースの消化時間は早くはなりましたが、衝突などのリスクも高くなるので、警戒していました。
参加者は高知県立障害者スポーツセンターで、日頃スポーツをされている人たちや、知的障害者施設の人たちや、B&GYASU海洋クラブや香南ジュニア・ヨットクラブや、高知ボーイスカウト第8団の子供たちや、一般参加の人たちなどでした。
アクセス・ディンギーは転覆しませんが、それはセンターボードが重いからです。小型1枚帆タイプで20kg、大型2枚帆タイプですと30kgもセンターボードがあります。
それで参加者の身体能力に応じて、岸から離れて乗り込んでいただいたり、歩けない人は、砂浜までヨットを持ってきて、皆で介助して乗り込まれる参加者もおられました。
ランチタイムは香南市のいろんな団体もサポートしていただき、楽しいひとときでした。
結構重労働でしたので、お結び3個に、焼きそば、おかず、味噌汁を食べました、とても美味しかったです。
特筆すべきは重度障害の人が3位になり、別のクラスでは知的障害の人が優勝しました。今後大きな自信となると思います。
参加者・スタッフで記念撮影をしまして,散会しました。スタッフはあと片づけがあり、自宅へ戻ると午後5時を過ぎていました。
海はバリヤフリーですね。今日の夜須の海は適度に風が吹き参加者は良い体験をされました。良かったのは子供たちの姿が多かったことです。元気をもらいました。
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