バリヤ・アリーで介護予防対策
家の中をバリヤだらけにして介護予防をしています。
先日NHKで「バリヤ・アリー」という番組がありました。主旨はなんでもかんでもバリヤフリーにするのではなく、段差を活用して、運動機能を高める工夫をしている施設の紹介が番組でされていました。
「富士登山」と称した階段部に、ロープを張り、多少足腰の不自由な高齢者の皆さんが、升降していました。
うちなんかは「当たり前の」風景。3年ほど前から両親(現在は父が93歳・母が87歳)が超高齢化し、身体機能の衰えが目立ち始めました。
狭い敷地故に空間にゆとりがありません。自宅は3階建て、一階が事務所で、2階、3階が生活空間。当然階段を利用します。
この階段幅が73センチしかなく、1段の高さが22センチもあります。敷地が狭いのでこういう形態に。当然手すりも付けられません。
登山道の急な坂道に鎖があるのを思い出しました。金属製のフックをホームセンターで購入。それにヨット用のシートロープ「ナイロンロープ。16ミリ)を使用して、我が家の「登山用昇降階段」をこしらえました。2階部にもつくりました。
両手を使用し、手の力も使いながら両親は毎日階段を昇降しています。
狭い家では[バリヤ・アリー」は当たり前です。介護福祉関係者も介護予防のノウハウにもっと関心を持っていただきたいですね。
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