軍事産業への誘惑があるのではないのか
あるとき友人がこんなことを言っていました。
「地元の機械メーカーに5000円で売れる部品が、防衛省に納入すると5万円になる。軍需産業は企業にとっては甘い蜜だ。どの企業も防衛省に食い込めば楽に利益が上げられるから必死であるようだ。」とのこと。
ほんまかいな。というレベルの話ですが、本当にあった話のようですよ。
軍事産業は軍事機密があるので、工場を中国へ移して生産なんてことはありえない。軍事機密が守れる企業でないと防衛省は取引をしないだろうから、少数の企業と成るでしょう。そうなると甘い蜜を吸えるのですから。
財界は声高に「武器輸出を解禁すべき」「米軍と自衛隊は協力して国際貢献をすべき。」「憲法を改正して集団的自衛権を行使すべき」と戦争をやりたがっています。
そりゃそうでしょう。財界人は自分たちは前線へは絶対に行かなくていい身分ですからね。金儲けはたんまり出来ます。利益率はいいんですから。戦争で殺されるのはいつも貧しき市井の市民たちです。
戦争を声高に言い立てる勇ましい政治家の支援者に注視すべきでしょう。案外軍事産業から支援を受けているのかも知れませんね。
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