脱原発では小沢一郎さんに頑張っていただきたい。
マスコミの報道では、民主党と自民党・公明党の3者会談がどうのだとか、第3極のリーダーである橋下徹大阪市長の維新の会がどうしたとかいった「どうでもいい」ことばかりではないだろうか。実に瑣末なことです。いずれの勢力も原発推進政党ですから。
野田民主党政権が、ことごとく2009年に国民と民主党が約束したことをきちんと説明もせずに反故にしていることに国民は強い怒りを持っています。では野党第1党の自民党は期待値が上がっているんでしょうか?全然上がっていないとは思います。
2007年に国民から見放され[政権を投げ出した]安倍普三氏が、自民党の総裁になるなんて私は[悪い冗談」であると正直思いました。国民は2007年の参議院選挙であまりに国民生活を考えない、安倍自民党に見切りをつけ、民主党を支持したため参議院で与野党逆転になり、その流れで2009年の政権交代となりました。
その最大の功労者が小沢一郎氏でした。しかし(石を持って)民主党を追われ、国民の生活が第一党の党首となリ野党になりました。
その小沢一郎氏は「脱原発先進国」であるドイツを訪問し、地道に研究しているようです。
ドイツ環境相と会談 小沢「原発ゼロ政策」の総仕上げ(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/139156
指摘されるように小沢氏の動向をマスコミは意図的に報道しません。報道するのは「資金疑惑」の強制起訴の時だけ。小沢氏の政策や脱原発政策を勉強していることなどほとんど報道しないのは何故でしょうか?
党名のとうりに(国民の生活を第一」に考えるのであれば、「脱原発」「消費増税反対」「地方への国の権限移譲」が、野田民主党・自民党・公明党と明確に「差別化」できる政策ではないでしょうか。
やはり政治改革は小沢一郎氏をおいてやれる人物は日本にはいませんね。
「脱原発」「反消費税」の統一テーマで、政策合意し、すべての戦局に野党統一候補を擁立することができなければ、国民に選択を与えることにはなりません。それが野党の義務です。
TPPやオスプレイ問題などまで入れると野党同士で見解が異なります。でも[脱原発]「反消費税」という観点では政策合意はできるとは思います。そして統一候補を出すべきですよ。それこそ「体制選択選挙」になるからです。
それをせず、かつての共産党にように当選する見込みのない候補者を選挙区に出し、みすみす民主党や自民党を利する行為はしてはいけないのです。さてそれができなければ政府の横暴は止まらないでしょう。さて、それができるのでしょうか?
「小異を捨てて、大同につく。」それができなければ、日本の民主主義は成熟したとは言えないでしょう。
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