日本人が背負う1000年課題
わたしはこれから1000年以上先も日本人が背負う課題が3つあると思います。
1)地震列島日本の宿命
日本列島は4つのプレートがぶつかり、地震のよってできました。世界の規模の大きな地震の15%は日本で起きています。世界の陸地のわずかの部分しか占有していない日本が、地震大国なのです。
太平洋側は巨大プレート型地震。日本海側は活断層の巣がたくさんあります。直下型地震はいつ来るかもしれません。日本には安全な場所はありません。
2)原子力発電所の後始末
東日本大震災から1年半経過するのに、福島第1原子力発電所には「蓋」がされていません。毎日大気中に、地中に、海中に大量の放射性物質が放出され続けています。福島の4基の原子炉は廃炉になります。しかし解体。撤去の目処はたっていません。
核廃棄物、特に高レベル放射性廃棄物は、安全になるのに10万年はかかると言われています。地震列島日本で、核廃棄物処理は可能なのか?全く誠意の見られない原子力学者や関係者には解決能力があるのか不安になります。
3)遅れてきた帝国主義国・中国との関係
一連の暴徒の行動を謝罪もせず、ますます居丈高な発言を繰り返す中国政府。今年は日中国交正常化40周年なのに、行事を中国側の都合で中止をする有様。
それは中国は本気で「第1列島線」戦略で国家運営を行い、領海法で自国領海を拡大する帝国主義戦略を行使してきています。全く迷惑な隣国となりました。
かくなる上は、1000年戦争も覚悟しなければなりません。あらゆる分野の挑発やデマに負けない、正々堂々とした日本の主張を国際社会にすべきです。沈黙や泣き寝入りは侵略者を利するだけです。対立は残念ですが止むを得ません。1000年以上対決しても崩れない体制を日本はこしらえ続けないといけませんえ。
1)の問題が1番難しい。科学の進歩で「減災」は可能でしょう。都市を沿岸部から地盤が固い高台へ移転するだけで、多くの命は救われることでしょうから。社会の問題が大きな壁になっていますね。
2)の問題は、1)に絡むので日本国内の核廃棄物最終処分場の立地は可能かどうかでしょう。国内立地が不可能となれば、原子力関係者はどう責任をとるのでしょうか?そうなったとき実際にはどうすればいいのでしょう?
3)の問題は、解決には1000年ぐらいの時間が必要であると覚悟しないといけませんね。なんせ「愚行山を移す」の国ですから、「尖閣をとる」と決めたらありとあらゆる謀略,策略、宣伝,脅しの総動員で来ます。武力行使もすることでしょう。
妥協せず説得に「100年かかる」ことを覚悟すべきでしょう。
それでも核廃棄物の半減期10万年ぁらすれば、遥かに短い時間ですから、なんとかなるでしょう。
| 固定リンク
コメント