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2012.10.29

沖縄わしたショップとまるごと高知の圧倒的な差はなんだろう その3

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 東京駅から有楽町へ行きました。日本1の繁華街の外れに沖縄わしたショップ東京店と隣接してまるごと高知がありました。開店と同時に両店舗に立ち寄りました。
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 まずわしたショップ。1階店舗は食料品主体に置かれています。お菓子や加工食品だけでなく、調味料や缶詰、なども数多く楽しく並べられています。

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 沖縄ローカルの清涼飲料水の自動販売機までありました。
 店舗の品数と種類が多いので、じっくり見ないと全容が把握できません。
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 沖縄ローカルのブルーシール・アイスクリームもありましたから。
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 地下は沖縄のお酒の販売コーナーになっています。沖縄の泡盛などが並べられています。
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 琉球民謡のCDや沖縄関係の書籍、衣料品や楽器や置物のシーサーや琉球ガラス工芸品も並べられています。こちらも見るだけで楽しい。
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 沖縄わしたショップでは沖縄の文化や生活ぶりが「まるごと」わかります。想像できます。「沖縄へ1度は行ってみたい。」という気持ちになれますね。
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 一方のわが高知県のまるごと高知。言いたくはないが、酷い店舗ではないか。野菜とお菓子や高知の産物がミニスーパーのように並べてあるだけ。「わくわく感が」まるでない。沖縄のわしたショップで感じた「サムシング」が全くないのである。

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 噂には聞いていたが、これほど酷いとは正直思いませんでした。沖縄より距離が近く、トラxルク便では1日で野菜や産物が東京へ届く時代。それで野菜は置いていある。でもおいてあるだけ。商品説明もない。レシピもない。今生姜ブームで大手食品メーカーの永谷園が生姜料理の加工食品を開発中とか。そういう「時流」に乗った提案をしていません。もっとポップなどで東京の消費者に直接訴求しないといけないと思う。売り場に自己主張がない。
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 水産加工品も、お菓子も、お酒も「高知の風土や歴史の背景」があるはず。それがまるで店舗で表現されていない。
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 四万十川や仁淀川の清流も、よさこい踊りも、漫画王国高知の特色も、海洋堂ホビー館の情報も「まるごと高知」の店舗では得ることができません。まるで高知の特色がなにもない店舗ではないか。

 帰り際に有楽町駅前にある北海道の店舗を見学。こちらは品物を買い込んでいる人たちでごった返していました。閑散としている「まるごと・高知」(全くまるごとではない)とは対照的でした。
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コメント

村中花火さんのご指摘のとうりですね。
せっかくの[人材」や[資源」をまるごと高知へは活用していません。ですので「まるごと」になっていませんね。

 若い人たちを巻き込んで、いくことも大事です。うちの子供もデザインを勉強して東京にいます。そういう人は多いことでしょうから。

投稿: けんちゃん | 2012.10.30 20:56

漫画王国高知、イラストやポップの描ける学生は腐るほどいますよね。
まるごと高知で県産品をPRするポップや、お客さんに高知を感じてもらえるイラスト・コマ漫画。。。学生たちにとっても良い勉強材料になるのではないでしょうか?
確か商業系の高校で、まんが甲子園にも出場してた学校が数校あったような・・・

投稿: 村中花火 | 2012.10.29 22:10

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