住民参加のまちづくりがされているのか?
高知市旭地域の区画整理事業に対して、旭に住んでいる住民の多くが、「反対」を表明しています。しかし高知市は先日都市計画審議会で「都市計画決定」をしました。事業は住民の反対の中で実施されようとしています。
今何故旭町の区画整理事業なのか?正直わたしにも理解できません。
1990年当時、わたしは所属していた高知青年会議所で「都市再開発セミナー」を企画し、連続セミナーとして開催しました。都市再開発セミナーは92年まで開催されました。
何度目かの講演者が、延藤安弘氏でした。その延藤氏が、当時道が狭く、路地だらけの旭町を高く評価し、「住民同士のコミュニティが自然にあり、得難い風情がある。」と言われていました。
6メートルの幅のない道路や、曲がりくねった道路。自動車では通行しにくいが、歩行者や自転車には、やさいい街路の町が旭町でした。
確か当時高知市の「コミュニティ計画」が実されたのも旭街ではなかったんでしょうか?なにかとまちづくりでは「先進的」なところではないかと思っていました。
本当に旭町の住民と高知市役所は徹底的に話し合いをしたのか?正直疑問ですね。
高知新聞でもそのあたりが、報道されていました。
旭地区区画整理案を議決 高知市都計審
旭地区区画整理案を議決 高知市都計審 2012年10月30日08時35分 高知市都市計画審議会(会長=受田浩之・高知大学副学長)は29日の会合で、同市が旭地区の下島町(約3・2㌶)で予定している土地区画整理事業の都市計画案を原案通り議決した。
高知市旭地区区画整理 「住民意見反映できぬ」
http://www.kochinews.co.jp/?nwSrl=294284&nwIW=1&nwVt=knd
区画整理公述6人全員反対 高知市旭地区(2012/09/14)
旭地区区画整理延期を 778人分署名高知市に提出(2012/09/11)
高知市区画整理 下島町3.2ヘクタール先行へ(2012/08/03)
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