福井県では原発立地は無理ではないのか
2011年の東日本段震災以降、日本で唯一再稼働している福井県大飯原発3号機と4号機。このたび原子力規制委員会の断層調査が行われ、結論が保留になり、関西電力の意見も聞いて7日に結論を出すそうです。
関西電力は運転続行を言うことは間違いありません。ということは「脱原発」ということは全くありえず、現在運転中止中の原発も,工事が中断している原発もすべて凍結を解除したいのでしょう。
日本経済の現状からすれば、産業界の要請もあり、1理はあります。
しかし公開されている福井県周辺の活断層を見てもわかりますように、福井県は活断層の巣です。その巣の上に原発施設が14基も乗っかっています。無理なお話でしょう。
2011年3月11日から1年8ヶ月が経過しましたが、未だに福島第1原子力発電所に「ふたをする」ことすらできません。日本の原子力科学の粋を集めても、大気中に、地中に、海洋に毎日日にち放出される放射性物質を止めることができないのですから。
もう政府関係者、自民党、産業関係者も日本でも原子力発電の稼働は諦めるべきです。そして民族の総力をあげて代替えエネルギーの開発を急ぐべきです。
| 固定リンク
コメント