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2012年12月

2012.12.31

ようやく正月準備は終わりましたが・・

 父を朝病院へ連れていき、午後からは母を散歩がてらスーパーへの買い出し。車も洗い、トイレの掃除もして、倉庫も片づけ、最後に家内とスーパーへの年内最後の買い物にいこうとすれば車に違和感が。なんと後輪がパンク。

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 契約ガソリンスタンでへ飛び込み緊急点検。口金の劣化とか。年明けにタイヤ交換(随分古いとか)をするという約束で応急修理していただきました。

 そして家内とは母と行ったスーパーとは別のスーパーへ。わいわいと人がいました。

 ようやく買い物も終わり、正月の簡素な紙の門松と100円ショップで購入した正月飾りを貼り付けて終わりました。
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 今から爺さん婆さんの年越しそばを湯がきます。

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母(87歳)と一緒に散歩と大晦日の買い出しに行きました。

  今週ははりまや橋商店街の活き活き100歳体操もありませんでした。運動不足気味の母でしたが、散歩がてら近くのスーパーまで年末の買い物に行く事にしました。
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 骨粗しょう症の圧迫骨折だか変形で腰が痛いといいます。これという治療法は現在ありません。ゆっくりとでも自分の足で歩いたほうがいいので、公園を散歩しスーパーまで連れてきました。
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 買い物カゴの台車にかごを入れると母は元気になります。
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 家内からの指示で買ってこないといけない品物を母と吟味しながら買いました。
 大根、ほうれん草、赤目芋、ごぼう、人参、海老天、ククレカレー、ネギ、ビール、食パンです。おやつのお菓子も母のために買いました。
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 スーパーの中では元気に歩きまわります。野菜が主体だから手荷物も重たいことです。こちらは良い筋トレになりました。

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押岡さんと畑山さんが歳末セーリングされていました。

 父の年末最後の診察ー点滴から戻り、車を洗いました。少し時間があるので、100円シュップへ行く前に若松町の岸壁・ハーバーへ行きました。

 丁度押岡さんと畑山さんがクルーザーで出艇していました。こちらはトイレの掃除と、買い物、倉庫の片付けなど雑用がまだまだあります。

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父(93歳)も好調で2012年も終わりです。

  今日で2012年もお終いです。しかし病人には年末もお正月も関係ありません。慢性腎不全の父(93歳)ですので、かかりつけ医院である植田医院へ朝1番に連れて行きました。
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 今日の診察は午前中。普段より気合を入れて早めに行きました。まだ受付は開いておらず、他の患者さんも来ていません。
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 それで1番に診察していただき、点滴もしました。血液検査表は012年最後。クレアチニンも尿素窒素も、カリウムも今年1番の良い数字です。植田先生に褒めていただきました。
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 点滴も順調でした。帰りに薬屋で母の足の治療のための包帯を買わなくてはいけないです。
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 車を洗い、トイレの掃除もあります。それがすんだら最後の買い出しにスーパーへ行くように家人に言われています。

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2012年も今日で終わりです

 いろいろありました2012年。今日で終わりです。まず家族が皆健康で過ごせたことが何よりです。超高齢の両親も頑張って健康を維持してくれました。それが何より嬉しいです。

 仕事の方も好転してく兆しが見えました。ようやく発芽しかけています。来年こそ収穫ができることを期待したいですね。

 また来年は「還暦」を迎えます。自分では全く自覚がありませんが、自然に年は取ります。そして家内と知り合って40年にもなります。色々とありました。苦労もかけました。きっと良い年に来年はなることでしょう。

 頑張って2013年は良い年にしたいと思います。

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2012.12.30

父も2012年のゴルフ打ち納めをしました

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 今日は朝から雨のスタート。明日はお天気ですが強い冬型の気象になり、寒くなるそうです。それで今日父(93歳)を連れて、ゴルフの「2012年打ち納め」に練習場へ行きました。

 さすがに師走のどん詰まり。雨でもあり打席は空いていました。父は調子よくほとんど休むことなく125発を打ち終えました。

 「今日は調子がえい。」と喜んでいました。一昨日の医師の診断では腎機能もよろしいようで何よりでした。t来年も健康な年であるように家族としては願いたいものです。

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憲法改正の発議はされるか?

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 衆議院選挙で大勝した自民党。政権政党民主党の内部崩壊で、予想上の議席を獲得しました。普段から「日本国憲法の改正」「国防軍の創設」「集団的自衛権の行使」「米軍との共同軍事行動こそが国際貢献」というおよそ国民生活とは無縁なことに熱心な安倍氏故に、おおいに気になるところです。

 来年夏の参議院選挙でも、自民党・維新が圧勝しますと、「衆議院・参議院の議員の3分の2以上の発議」で憲法改正同義が提出され、可決後国民投票になります。その過半数で憲法が改正されます。

 これって大変なエネルギーが要りますね。政権政党自民党は経済の回復という大命題を克服してからのお話ですね。さてお手なみ拝見ですね。

 早速来年1月に米国大統領との会談がある安倍総理。そこではTPPへの批准を要求されるでしょう。批准したらシェルガスを安く売りましょう。しなければ売りませんよ。経団連は批准せよと大騒ぎです。
 
  しかし地方の自民党議員の多くはTPPに反対しているJAの推薦を受けています。協力関係にある公明党も反対。上手に乗りきれるのでしょうか?

 これらを全部乗り切って、しかも参議院選挙に勝てば、憲法改正動議は出てくることでしょうが、簡単には行きますまい。
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2012.12.29

2012年乗り納め夜須

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 週間天気予報では雨の予報でしたが、俄に晴れて来ました。朝1番の仕事を済ませれば今年の仕事はお終い。手早く片付けて夜須のハーバーへ駆けつけました。絶好の天気ではありませんか。
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 ハーバーは今日から正月休み。誰もいません。慎重にぎ装をしました。ドライスーツを着こみました。

 そして慎重に出艇しました。少しうねりがありましたのでパドル・サーファーの人たちがおられました。
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 沖合は少しうねりはあるものの、波は小さめでセーリングはしやすかったです。北の山並みを見ても白い雲がへばりついていませんので、日本海側の雪は降っていません。
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 ただ先週のように突然の強風などもありえますので、携帯電話を持って行きました。自力で帰れなくなったら海上保安庁などへの連絡用です。
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 気持ち良いセーリングをしました。今日は漁船も視界には見えませんでした。

 ヤッシー・パーク沖も通過しました。ビーチには人がいました。
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 お昼は訪でおむすびと卵焼きを購入し、食べました。
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 そして昼からも出挺しました。

 Oさんも昼から来られてぎ装しています。
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 フェイスブック用(冬仕様)の写真を撮っていただきました。私のヨットを背景にしました。
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 午後から風が落ち、OさんもTさんも苦労されていましたね。
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 スロープの青のりを除去作業を少ししました。デッキブラシは自家用に購入しました。
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 片付けをしました。今日はハーバーが休みで温水シャワーが使えません。体は水道水で洗いました。頭も石鹸で洗いました.身が引き締まりました。タオルで拭くとポカポカと暖かくなりました。20年前は水で体を洗ってましたから。思い出しましたね。
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 ヤッシーのやすらぎ市でみかんを購入しました。食べながら戻りました。甘くて美味しいみかんでした。

 朝から晩まで1日海で遊びました。2012年の締めくくりのセーリングとしては最高でした。来年もまた海へ来ます。


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韓国も保守系大統領の時代

 朴槿恵(パク・ウネ)氏が、韓国大統領に初当選しました。史上発の女性大統領です。父親がパク・チョンヒ大統領。強権の開発独裁の大統領でしたが、クリーンな人で、韓国の躍進の基礎を作った人で、韓国国民には根強い人気がある人でした。

 1990年に青年会議所で初めて韓国へ行った折も、ガイドの人たちがしきりにパク・チョンヒ大統領を褒めていました。わたしには強権独裁の人の印象しかないですが、そうではないようです。

 歴代韓国大統領の多くは、一族郎党が不正蓄財し、大統領職を退任後逮捕される事例があまりに多かったです。保守系、革新系を問いません。。韓国は、儒教社会で一族の結びつきが強い。そのため、身内から成功者が出るとそこに一族みんなが群がる悪弊がある。独特の利権構造が不正の温床になっていますね。その点パク・チョンヒ大統領は業績もさることながら、身の回りがクリーンであったことも国民的な人気の証でしょう

 娘さんのパク・クネ氏も父親の董卓を受けているでしょう。政治的な苦境を自ら解決してきた実行力もあり、韓国国民は彼女に5年間の執政を委ねたのです。

 日本もそうでしたが、韓国も保守政権となりました。日韓関係はどうなるのか注目ですね。

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2012.12.28

杉本和夫さんのご冥福を祈る

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 高知市在住の漫画家杉本和夫さんが、2012年12月26日にご逝去されました。53歳でした。

 幼少時から心臓が悪く入退院を繰り返しておられましたが、漫画を描く才能がありました。青柳祐介さんやはらたいらさんに才能を見出され、ご指導も受けられているように聞きました。

 高知新聞の4コマ漫画を10年間執筆されていました。「りょうまくん」という作品でした。

 うちの子供がファンであり、毎日新聞を切り抜いて集めていました。家内が「スクラップがあるよ。」と言ったので缶のなかに作品がファイルされていました。最終回の作品もありました。
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 新聞休刊日異界は休みなしに1年365日、10年間も4コマ漫画を描かれた杉本和夫さん。ご冥福をお祈り申し上げます。
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やはり下知地域は全体が低地ですよ

 とある日ですが、自転車で高知市の弥生町付近の江ノ口川界隈を散策してみました。あらためて住宅地が低地であることを思い知らされます。
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 川の土手が一番高く、急な下り坂になって住宅地に降りています。
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 川の堤防沿いの道路を耐震化しないと、川からの浸水はありますね。高知市下知地域は二葉町もそうですが、ここいらも同じですね。深刻ですよ。

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2012.12.27

40年前の自分 40年後の自分

 わたしには高校の卒業アルバムが2冊あります。

 1972年はわたしは高校3年生でした。2月になると大学受験をする級友は学校へ来なくなります。県立高校は卒業式が3月1日。私立は1月末にに卒業式をします。

 それは大学受験があるからでしょう。2月の初めは関西の私大の入試が始まり、中頃は関東圏の私大、後半は難関私立大学になります。その前後に国公立の試験がありました。

 級友は大学受験へ出かける。しかし自分は卒業できないことが確定。担任教諭は自主退学を進める状態。拒否すると一切連絡もない状態。

 卒業に1単位足りませんでしたが、高校側は「追卒業」を認めてくれませんでしたから。それは当時私の素行が悪く、「はみだし」ていましたから、高校側は厄介払いをしたかったと思います。今思えば仕方がなかったことなんでしょう。横着者でしたから。

高校時代私は勉強もせず「革命」を夢見て社会運動に熱中していました。しかし信じていた思想の結末が「浅間山荘」の連合赤軍事件に連なり、何もかにもが自分のなかで「崩壊」しました。毛沢東思想が実にお粗末であり、その後1989年の天安門事件で完全崩壊してしまいます。それだけにいまの中国政府の侵略行動は手口がよく分かるだけに絶対に許せませんね。

 敗戦直後、両親の世代が「鬼畜米英」から「米国賛辞」に大変化した社会変化ほどのスケールの大きさはありませんが、無邪気に信じていた極左の政治思想のあっけない破綻は、早熟な政治少年にはあの時期、ちと過酷でありました。

 40年前のことでしたが、つい昨日のように思います。そのことを思い出すと高校生の感覚になってしまいます。これから40年経過したら自分はどうなっているのか。はたしてこの世に生きているのか?考えこんでしまします。

 日本の総人口が3割減り、超高齢化社会になっていると予測されている。その間には南海地震も来るでしょう。運良く生き延びることが出来たら、この世の行く末を眺めてみたい。

 「40年」といえば井上陽水やユーミンも活動が40年。R・ストーンズなんぞは50年ですからね。でも彼らは作品を生み出し、世界に影響を与え続けました。しかるに小市民である私は何をしたのか。平凡にその日を生きるのに精一杯の毎日でした。

 40年前の悔しい経験をいまだに総括しきれていません。田舎の1高校生が40年間悩んでいる悩みは、日本国の悩みと一致する部分もあるでしょう。小さな会社を営みながら、超高齢者の両親をケアしている小市民として、今後も社会に対して発言をしていきたいと思います。

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2012.12.26

県が耐震護岸工事をしています。

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 現在高知県・土木部が浦戸湾の一部の国分川西岸壁の耐震護岸工事をやっています。
この写真は葛島橋西詰めから若松町の青柳橋にかけての工事です。

 高知県庁のホームページには以下の説明がありました。

『南海地震対策の加速化と抜本強化』

http://www.pref.kochi.lg.jp/chiji/kasoku.html

○国分川・鏡川・江ノ口川の耐震対策

 国分川・鏡川・江ノ口川の重点区間(3.6km)では、平成20年度から、安政南海地震(M8.4)クラスを想定した堤防の耐震対策を進めています。

 対策の工法としては、下図のとおり、堤防天端から川の流れに平行して、連続的に鋼矢板を打設し、鋼矢板で挟まれた部分の液状化による沈下を抑制することで、設計上の津波が堤防を越えないようにしています。
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 この工法は設計以上の津波が襲来し堤防を乗り越えた場合においても、堤防が鋼矢板で挟まれていることにより、津波によって侵食されることを防ぐため、粘り強い構造となっています。

 ただ工事をされている地域は軟弱地盤であり、基礎杭を硬い岩盤まで打ち込むにはそれこそ100M近く打ち込まないといけないと言われている場所です。果たして硬い岩盤層まで矢板を打ち込んでいるのか。また実際に効果があるのかは、実際に津波が襲来しないとわかりません。

 ただ昭和の南海地震(1946年12月)では、津波はこの地域には襲来こそしませんでしたが、河川の護岸が地震で崩壊し、液状化も会ったとは思います。地盤も沈下したので長期浸水地域になっていました。

 昭和の南海地震の記録
  
http://futaba-t.cocolog-nifty.com/blog/cat5681894/index.html

 若松町や二葉町の高潮堤防や鏡川対岸の潮江地区の耐震護岸工事の予定については、現在ないようです。
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(こちらの護岸工事は終わっているようです。)

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2012.12.25

「目を覚ませ日本!21世紀の龍馬よ!」を読んで

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 「目を覚ませ日本!21世紀の龍馬よ!](坂本龍馬財団・著・2012年刊)を読みました。副題が「台湾李登輝元総統”魂”の提言」とありました。

そもそもは坂本龍馬記念館館長の森さんが、台湾の李登輝総統の事務所にお見舞いのお電話されたことが始まりのようでした。李登輝さんは2009年に高知へ来られ、桂浜にある坂本龍馬像と、坂本龍馬記念館へ立ち寄られたそうです。その後御病気になられ静養されておられました。森館長はお見舞いのお電話をされました。

 その電話がきっかけになり、台湾への李登輝元総統へお見舞いツアーが成立し、35人の人数で台湾へ2012年7月に行かました。この本は李登輝氏のメッセージと面談された35人の人達の感想文も収録されています。

 22歳まで日本人であった李登輝氏。京都帝国大学を卒業され、教養もある「昔気質」の日本人が色濃い人物のようでした。それだけに最近の日本の迷走ぶりには腹を立て歯ぎしりをされておられるようでした。

「世界経済が変化している中で、日本は戦後、非常な努力をして世界第2位の経済大国になったが、その後における日本は世界的な潮流に逆らえず想定的な衰退が始まった。
 
 かつて日本は世界のGDPの総額の16%を持っていた。アメリカは36%から40%。日本は16%持っていた。その日本が最近8%以下に落ちた。そして20何年間、可哀想なことに、デフレ対策で失敗し続けている。

 わたしは2002年、既に警告している。この状態でやっていれば日本は大変なことになる。この世界秩序の崩壊の中で日本は衰退していく。なぜこういう状態が起きるのか。

 日本のやるべき役割は非常に大事なのだ。これだけの実力をもった日本。それがほとんどd席なくなっている。と。」
 
 「その衰退の原因は主に経済の衰退。経済の衰退で、1番大きな問題は何かというと、政治的対応能力が減少したこと。政治の対応能力がない。国内政治の改革が行われていない。

 国家指導の力量がなくなったということ。こういう状態の中で、私がいつも言うのは。ここらあたりで日本は、福沢諭吉が「学問のススメ」の中で言ったように、「心事の棚卸し」をやるべきだ。」ということです。

 いま日本が何をどうするべきか、言う人はたくさんいますが、何もできない。それは日本からも、今、坂本龍馬みたいな人が出て欲しいということです。坂本龍馬がほしいです。」(P24)

 中国が尖閣に対し領有権を主張し、挑発行動を繰り返していますが、李登輝氏ははっきり言い切っておられます。

「尖閣列島は日本のものだ。それを、台湾も中国も昔から中国の領土だと出鱈目なことを言っている。

 わたしに言わせると どこに歴史的根拠があるかを出しなさいよ。 地図の上に書いてあるの?ありはしないでしょう。 と。これが中国のやり方。日本人は言い切らない。尖閣諸島は日本のままだ。と大きな声で言わないのです。外務省も言わないし、沖縄県庁も言わない。」(P52)
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 李登輝氏は、日本のこともよく知っていますし、むろん台湾のことも中国のことも熟知されています。血を流さず無血革命で台湾の独裁政治を民主化した最大の功労者。アジアではチベット仏教の指導者であるダライ・ラマ14世や、ミュンマーの民主化運動の指導者アウンサー・スーチー氏がノーベル平和賞を授賞していますが、李登輝氏も受賞するに値する業績を残されています。

 その李登輝氏が台湾民主化のモデルを、坂本龍馬の構想の船中八策や大政奉還などの影響を受けたと語られておられました。それは凄いことであると思いました。

 必読本の1つであると思いました。

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2012.12.24

2012年最後のジョイリハ(介護予防リハビリ)

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 両親は2012年最後のジョイリハへ行きました。午後から徒歩で様子を見に行きました。ジョイリハ高須は国道55号線南側ココスや寿し一貫の隣のマンションの1階部にあります。

 全景。定員(15人)の通所者が様々なトレーニング・リハビリをしていました。
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 父(93歳)はエアロバイクをしています。
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 終わると足の筋トレをしていました。座って立ち上がる動作に苦労していましたので、足の筋力強化ですね。
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 母(87歳)のほうは圧迫骨折での腰痛ですのでエアロバイク主体のトレーニングです。
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 仲良くトレーニングをしています。父93歳、母87歳。あわせて180歳の夫婦です。
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 ジョイリハのトレーニングは2012年は今日でお終いです。年始は2013年1月7日が始動です。それまでは「家トレ」で筋力を落とさないようにしないといけないですね。

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昼から散歩をしました

 今日は仕事は午前中でお終い。昼食はクリスマスケーキで済ませました。とってもカロリーが高いので(ヨットへ行く前なら全然OKなのですが)午後からは高須までウオーキングをしました。

 まず知寄町3丁目にある国道32号線ー電車道に架橋してある歩道橋。知寄町方面を診ます。高台は商業ビルやマンションしかない。
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 葛島橋と五台山。
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眼下の堤防は耐震補強工事をしています。
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 建設業者の人に話を聞きました。北は江ノ口川排水機場当たりから南下して工事をしています。こちらの現場は2月中に工事は完了します。」とのことです。
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○国分川・鏡川・江ノ口川の耐震対策

 国分川・鏡川・江ノ口川の重点区間(3.6km)では、平成20年度から、安政南海地震(M8.4)クラスを想定した堤防の耐震対策を進めています。

 対策の工法としては、下図のとおり、堤防天端から川の流れに平行して、連続的に鋼矢板を打設し、鋼矢板で挟まれた部分の液状化による沈下を抑制することで、設計上の津波が堤防を越えないようにしています。
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 この工法は設計以上の津波が襲来し堤防を乗り越えた場合においても、堤防が鋼矢板で挟まれていることにより、津波によって侵食されることを防ぐため、粘り強い構造となっています。(高知県庁ホームページより

 高須の市街地も海抜は低い。「高台」はマンションしか見当たらない。
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 両親が毎週月曜の午後通所している介護予防リハビリ施設ジョイ・リハです。徒歩で自宅から25分程度で着きました、意外に近いです。
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それから若松町経由で。途中猪野伸一さんが経営されている喫茶サンファンへ立ち寄りました。宿毛市の浜田さんところがやっている干し芋の「ひがしやま」が販売されていましたので500グラム(1800円)を購入してきました。
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パソコンが突然 強制終了に

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 写真のデスクトップのパソコン。古いウインドウズ・XPタイプです。2012年12月24日午前8時45分頃、触りもしないのに変な音が出て強制終了に。そして再起動しました。

 そして再起動後画面に「エラーメッセージを送る」とかあるので、送りました。

 家人が「PCの遠隔操作や乗っ取りが多いのでそういうのかもしれない。けんちゃんのなりすまして、犯行声明やら、悪いことに使われたらいかんので状況証拠として写真でも撮っておきなさい。」と言われました。

 たぶんそんなことはなくPCが古いので「よたっているのでしょう。」このPCはなかなか起動しません。会社の業務用のPCも「重いので遅い」。ノートPCは「とにかく起動が遅すぎる」。いずれもXPタイプ。年始には取り替えるつもりです。

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IPS細胞はすでに実用化?

  今年はノーベル医学賞を山中伸弥氏が授賞。IPS細胞による医学の治療に大きな進歩が今後は考えられます。凄いことです。

 そうなのか、嘘なのか全く信じられない話を聞きました。長年糖尿病で悩んでいた知人が、「脚から細胞を取って、それを背中に注射したら3ヶ月ほどしたら血糖値が正常以下になっていた。」ということだとか。

 なんだか宗教団体のような話。こちらも裏とりが出来ない話。そういえばあめりかでIPS細胞で治療したとか言う人が、インチキだとか言われていましたから。案外実は実用化されているのかもしれない。真相は全くわからないお話でした。

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2012.12.23

ドライスーツを自分で修理し着用しました。

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 冬型の気圧配置ですが、午前中は比較的温厚なお天気でした。

 今日はハーバーの掃除の日。わたしはスロープの青のりを除去しました。40分ほどしましたがなかなか堕ちませんね。
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 25年目のヘリー・ハンセンのドライスーツ。今年の冬で初めての着用。ゴムの部位を自分で修理しました。どのマリン・ショップも修理をしてくれませんでした。購入をすすめるだけ。しかたがないのでゴムのキットで不器用な私が修理しました。

 足から履いています。なんとか着用できました。
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 今日はOPのレースがあるとのこと。参加されるTさんドライスーツ姿を撮影していただきました。
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 強風用のぎ装にしました。ベテランの人が「今日は午後から風が強風になるぞ。」と言われましたので、午前中だけのセーリングにしました。
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 片づけして見ていましたら、OPのレースを中学生・高校生・大学生・社会人でやっていました。
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 スロープの近くで乗り手は交代しています。待機している組がスロープの青のり除去をしてくれました。おかげで随分はかどりました。
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 ところがその途中から強風になりました。お陰で沈艇続出。大学生まで転覆する有様。レースは中止になりました。
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 朝と異なり隣のヤッシー・パークの椰子の木もたわんでいます。
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 なんとか強風のなか片付けをしました。

 片付けを終え、シャワーをして遅い昼食を食べました。やすらぎ市でみかんを購入しました。680円でした。
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 昼からの強風は予想以上の強さ。危険予知能力が働いたようでした。

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下知コミュニティ・センター内覧会と運営委員会総会

 2012年12月22日には、2005年4月2日に開館する下知コミュニティセンターの内覧会と運営委員会の設立総会が開催されました。

1階の入り口は震度5以上の地震を感知すると、手動で開けることができるようになっています。トイレなども車椅子用のトイレも各階に設置されています。
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 階段は段差が小さく、勾配も緩やか。階段スペースもゆったりあり、高齢者でも比較的移動はできると思いました。
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 屋上部分です。意外に広いと思いました。非常階段でも屋上に登れます。ただ非常階段はスペースの関係が幅が狭く、蹴上の高さも、屋内階段に比べ高いこれでは非常時に高齢者の避難誘導は困難が伴います。
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 防災倉庫もスペースがあります。このなかの備品の整備について、防災部会と市役所側との協議が必要です。来年1月に協議があります。
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 災害用LPガス供給ユニットも設置しています。これは地元の要望で設置いただきました。
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 4階の150人が着席できて講演会などができる多目的ホールがあります。
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 4階には2000Lの飲料水タンクもあります。
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 3階は4つの会議室があります。1つは和室です。20人から50人程度の会議室に活用できます。
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 2階は図書館です。免震用の書架や木製の建具としての書架を整備され、4万冊の図書が蔵書される予定です。
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 狭いながらもっていたより充実した設備のようでした。

 下知コミュニティ・センター運営委員会設立総会は、場所を宝永町のプリンスホテルに移し開催されました。
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 恒石運営委員会会長が挨拶され、来賓の中島高知市副市長、高知市議会副議長、松原高知市教育長が祝辞を言われました。

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 総会が開会。議事進行は副会長の坂本茂雄氏がされました。
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 会則の設定と役員人事が行われ、全会一致で採択されました。

 続いて市役所側から施設の概要説明が行われました。
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 無事に総会は終了。懇親会が行われました。

 乾杯の音頭は高木妙高知市議です。
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 終演の中締めは坂本茂雄県議です。
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 2012年の総選挙の総括(その3)

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 比例区の特徴をあらためて見ますと、自民党と公明は微増、民主党は42%→16%と激減。維新が20%も獲得していますね。みんなは、4・27%から8・66%に倍増。共産は7・03%から6・12%の減少、社民は4.27%から2・31%へ半減しました。

 維新は第2党。1100万票は凄い。実態が不明なのにマスコミの宣伝効果もあり大幅に得票を集めました。

 未来は5・69%で320万票足らずでした。かつて小沢一郎氏の自由党時代は比例で660万票程度獲得していましたからその半分も獲得していません。合流効果が今ひとつでした。

 老舗政党である共産党や社民党の体調は著しい。共産党は小選挙区ですべて立候補者がいたのに、その票を比例に活かせていません。左翼政党は日本では消滅する可能性もありますね。

 結果論ですが、維新はみんなと合流していたらもっと議席を獲得していたかもしれませんね。政界のはぐれ者である石原慎太郎氏と合流したことで、伸びが止まったように思いました。

 次回選挙でも離合集散はあるとは思います。

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2012.12.22

低地の避難困難者はメガフロートが救う

 現在高知県知事が提唱されている「地下シェルター」も、四国運輸局の提唱の「津波避難救命艇」も収容定員があり、扉を閉める人に大きな精神的な負担を強います。津波避難シェルターは工事費が2・5億から3億円かかります。それで200人収容とか。別途維持管理費用が年間2000万円はかかるとされています。

 対費用効果ではなく絶対安全性を追求すればそうなりますね。ノアの箱舟(国土交通省・四国運輸局)も同じ発想です。25人乗りで量産化して1隻が500万円台と聞いています。こちらは実用化のめどはたっていて、太平洋沿岸部の高台がなく、大津波が地震後押し寄せてくるような地域では必要な避難設備であると思われます。来年3月に実験艇が完成し、安全性が確認されれば、実用化されることでしょう。

四国運輸局 津波対応型救命艇」に関する情報

 http://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/kyumei/index.html

 今回提案する「巨大地震・津波対策用高強度発泡樹脂浮力体構造物」は、船ではなく筏のようなものです。
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 考案された小谷鐵穂さんは「仮に壊れても全体が浮力体ですので、それにしがみつけば助かります。閉鎖空間ではなく開放空間なので、流されている人を救助することも可能です。ヒーローが誕生する可能性もあります。

小谷鐵穂さんは長年日本橋梁の技術者をされておられました。技術的な知見は間違いありません。

使用する発砲スチロールは、JSPのスチロダイヤブロックです。EDS-EPS工法として、道路工事や擁壁工事、地盤解消工事や橋梁工事で実績がある素材です。難燃性ですが、火気や溶剤、紫外線には弱い素材です。表面を被覆して使用すれば問題ありません。」と言われました。

 高知市の下知地域の広域公園である青柳公園の運動場に地下埋設方式にすれば、原則メンテナンスフリーです。露出部には被覆セメントを塗布すれば防火対策と紫外線対策になります。

 若いころ土木工事に関与したという西田政雄氏(防災寺小屋塾頭・二葉町自主防災会顧問)。この工法は他の工法より安価だし、合理性があると高く評価いただきました。

「高知市であれば適用箇所は、浦戸湾が狭まっていて、津波のパワーが減退するであろう孕(はらみ)以北の低地の高知市市街地であろう。下知、高須、潮江地域などが適地である。」

 その市街地は南海地震で地盤が沈下し、水没する地域です。10万人近くの市民が長期浸水地域にいることになり、行政側の対策は遅々として進んではいません。

 「巨大地震・津波対策用高強度発泡樹脂浮力体」につきましては、5月に関係者が高知市へt来訪され、低地の市街地や、地震が起きれば間違いなく長期浸水する地域を視察していただきました。

 「高知市周辺の現地視察と県・市防災部署と意見交換しました。」


 http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-c9ee.html

 津波避難ビルも絶対数が足りません。高齢者や障害者、乳幼児など足腰の弱い、いわゆる「災害弱者」は素早く避難するにも階段昇降が困難です。「巨大地震・津波対策用高強度発泡樹脂浮力体構造物」であれば、水平移動で移動できます。最寄りの公園や学校などの校庭に設置すれば、大勢の人たちの退避施設になりますから。
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(くさか里樹作・ヘルプマン震災編。主人公が津波で逃げ遅れた高齢の女性をおぶって階段でビルの屋上へ懸命に逃れようとしますが、津波で女性はさらわれてしまいました。)
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(JAビルで避難訓練で車椅子の人を階段で4階まで4人で運びましたが、7分もかかりました。

 住民発意の長期浸水対策一時退避所、前線基地としても使用出来る巨大地震・津波対策用高強度発泡樹脂浮力体構造物として、将来は行政側が「産・官・学・民」の検討会を組織するようになれば良いと思います。

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年末ですが父(93歳)は好調です

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 いつも月曜日と金曜日の午前中に植田医院で父(93歳)は診察と点滴を受けています。2週間に1度は血液検査もしています。

 今日も診察を受けましたが調子は悪くはありません。前回の血液検査の結果「やや腎性貧血の傾向」があるというので、貧血防止の注射をしました。植田先生の許可も得ましたので、父の大好きなゴルフの打ち放し練習場へ行きました。

 わたしは父がゴルフ玉を打つ間「戦後政治史」(石川真澄・著・2004年刊)を読んでいます。そのうち読書感想文も書きます。父のゴルフボールも飛距離こそは出ませんが、今日は真っ直ぐに飛んでいる割合が多いようでした。「調子は良い」とのこと。 家族としては何よりですね。健康であることは。

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 戻ってきて父の昼食の段取りをしました。慢性腎不全なので、蛋白を制限しないといけません。写真は現蛋白のご飯(タンパク量が通常の25分の1)と現蛋白。減塩の味噌汁です。

 昼食のメニュー。おかずは、皆と同じ冷凍食品を生協で宅配いただいたおかずセットです。
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 減蛋白の主食の米飯、餅、パン、麺類のお陰で、腎機能が一定に保たれ、父は健康寿命を保つことができています。来年もそういう生活が過ごせるようになっていただきたいものです。

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2012年の総選挙の総括(その2)

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 新聞の切り抜きです。右側の小選挙区の東京選挙区におきましては、候補者が乱立していますね。民主党と民主党から離党した未来の党との対決している選挙区が25のうち19もありましたから。小選挙区で当選したのは民主党は2人だけ。菅前首相も落選し、比例で当選する有様でした。

 「近親憎悪」の感情はわからぬでもないが、結果的に自民党が「漁夫の利」を得ましたね。「独自の戦い」をしている共産党ですが、こちらもうまく選挙居力ができないものでしょうか。

 左の高知選挙区。2区と3区は自民党VS共産党の対決でした。都市部で選挙協力がうまくできておれば、他政党の支持者の共産党への投票もか考えられたと思います。その点自民党と公明党はうまくやっているなと思いますね。

 例えば東京選挙区で各政党で話し合い、「談合」して、脱原発候補を1本化する。この選挙区では未来が、こちらでは社民が、こちらでは共産がでる。民主党でも脱原発志向の候補者とは連携する。それが可能になれば、高知2区、3区の共産党候補者を他の脱原発政党が支援すれば、もう少しは選挙の様相は変化したでしょうに。

 「小さいことに」(もっとも政党幹部にすれば大事なんでしょうが)こだわり、脱原発統一候補が擁立できず、原発推進を表明している自民党・公明党連合にことごとく敗れました。

 2013年の7月の参議院選挙。こちらで全国選挙区の脱原発候補を擁立できなかれば、地方区では自民党の完勝になり、一気に原発再稼働・再軍備・憲法改正へシフトしていくことでしょうから。

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2012.12.21

2012年最後のはりまや橋サロン

  2012年最後のはりまや橋サロンです。今日は朝からメーカーの人が来ていまして、同行訪問をしていました。早めにお帰りになられたので、母(87歳)を迎えにはりまや橋商店街へいきました。

 雨が降りだしたこともあり、人出はいつもより少ないようでした。
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 活き活き100歳体操は、テントの下で7人の高齢者の皆さんが、今年最後の体操をされていました。
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 来年の活き活き100歳体操は、1月11日(金曜日)午後2時からです。

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2012年の総選挙の総括(その1)

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 政権政党である民主党の惨敗(230→57」も酷いけれども、「脱原発」を唱えて選挙戦に臨んだ政党もまた惨敗ではないか。

 未来は(62→9)、共産は(9→8)、社民は(5→2)、大地(3→1)、日本「1→0)というあんばいで、60議席も減らしています。30年後には原発0にと言っていた民主党は173議席も減少。合わせますと233議席の減少です。

 一方原発を推進する政党である自民党は、(119→294)で175議席の増加、維新は54議席ですから、230議席となります。

 やはり選挙制度の問題もあるでしょう。小選挙区は当選者が1人ですから、死に票が多数発生します。でもそれはわかりきったこと。わかりきっyているから自民党と公明党は全選挙区で選挙協力をしました。

 自民党議員の3分の2は小選挙区で公明党の協力なしには当選出来ないはずです。公明党支持者は、各小選挙区に1・5万人から2万人います。「あてになる」組織票です。今回は選挙協力がうまくいき、前回小選挙区で落選した太田前委員長と北側前幹事長も当選されましたから。公明党も10議席増加し、31議席となりました。

 自民党と公明党の選挙協力は10年を経過し、うまく機能しています。脱原発政党ではうまく機能していません。一部に未来と社民党、大地との協力関係はありましたが、共産党はいつもどうり「独自の戦い」を行い、脱原発票が分散する役目を果たしました。

 もっとも今回の総選挙の有権者の関心ごとは「経済再生」でした。脱原発は大きな関心ごとになりませんでした。民主党政権の経済政策への不信が国民各位にありましたから。安倍自民党総裁が「大胆な金融緩和を行うべきだ。」との発言で、円安になり、輸出関連株が値上げリした株式市場や外為市場の「自民党政権待望論」が大きな追い風になったことは間違いありません。

 選挙制度の「しくみ」のせいで、自民党が大勝しました。しかし死に票も含めた総得票数では脱原発を表明した政党は、みんなの党も含めますと過半数近くの票を獲得しています。それが議席に反映されなかっただけです。

 今後は脱原発政党は根強く、ドイツの緑の党のような活動ができるようになるのかどうかが、今後の正念場になるでしょう。来年夏の参議院選挙までは8ヶ月しかありませんから。

 今の状態では全県1区の1人区では自民党が全議席を獲得しそうな情勢です。そうなれば「国防軍」「集団的自衛権の行使」という日本国憲法b改正の機運が一気に高まり、原発も再稼働に大きく舵が切られると思われます。

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2012.12.20

「巨大津波想定に向かい合う防災を考える」講演会


 12月18日は「震災に強い人・地域・ネットワークづくり講演会」(主催高知県危機管理部・南海地震対策課)へ行きました。高知新聞放送会館で開催されました。300人程度の参加者がありました。
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 講師は片田敏孝群馬大学教授です。2011年の3月11日の東日本大震災を踏まえ、先般公表された南海トラフ巨大地震の最大想定についての解説と心構え、釜石市の取り組みと成果と反省点を述べられました。演題は「巨大津波想定に向かい合う防災を考える」です。

 「高知県におきましては、黒潮町まどで最大34メートルの大津波が最悪想定されるということが公表されました。わたしが釜石とともに、地域に入っている三重県の尾鷲市でも最大24メートルの津波が伝えられ、市民各位は驚きました。」

「なかには。あきらめムードも漂い。どうせ津波で死ぬことがわかっているのだから津波や地震対策は何もしなくて良い。ということを言い出す人も現れました。」

 そういうふうにとらえてはいけないと片田氏はいいます。

「最悪の想定。1000年に1度の話です。それより日常起きている交通事故のほうがはるかに発生する確率が高い。1年間に5000人の死者ですから、1000年なら500万人の死者が交通事故では出ることになります。

 それだけ起きる確率は小さい。でも起きるかもしれない。いつ起きるかもしれない。高知は津波は来ます。確実に来ます。時間の問題です。」

 想定に「右往左往」するのではなく、最悪の事態に備え、対策を積み重ねることがないより大事です。
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 片田氏は「日本の沿岸地域は過去何度も津波に襲われてきました。でも最近は津波警報が出ても避難しない住民が多く常態化していました。東北地方でもそうでした。

 大人たちが逃げないのに子どもたちが逃げるはずはない。今日のような防災講演会を繰り返していましたが、来る人達はほとんど同じ。問題は来ない人たちへの啓発であることに気が付きました。

 それで子どもたちへの防災教育を実施することを8年前から釜石市でしてきました。

 それは「想定外を生き抜く力」をつける防災教育でした。3原則があります。

1)想定にとらわれるな。

2)最善をつくせ

3)率先避難者誰ということです。
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 釜石市では子どもたち(小学生・中学生)が実行し、自分たちだけではなく周りの高齢者や幼児、親たちも助かることができました。

 また「津波てんでんこ」の意味を説明されました。

 それはめいめいが必ず津波が来る前に高台へ逃げること。そのことを実践することを日頃から行い、家族同士が信頼することです。親が子供を迎えに行って、共倒れにならない先人の知恵です。決して見捨ててめいめいが逃げることではない。ことでした。

 普段からの防災教育で、長い時間の揺れがあったら、必ず津波が来ることを教え込み、高台やもよりのビルへ駆け上がることを釜石の子どもたちは必ず実行する。親たちも自分の命は自分で必ず守るということを浸透させてきた成果であることです。

 そして片田氏はこう言いました。

「防災は自分の命を守ることからはじまります。高知も海に向かい合って生きてきました。海の恵みが生活を豊かにしてきました。でも時に海は荒ぶれます。

 その時に危機に対する「お作法」として防災対策・防災教育はあるのです。災害ごときで人を死なせないことが一義的な目的なんです。

 東日本大震災の悲劇を繰り返さないために、その教訓が活きる文化の醸成が必要です。

 日本列島に住む以上、地震や津波に遭遇することは人の一生に1度はあるでしょう。その場合でも地域を愛し、地域の中で海と向かい合い、リスクに向かい合い最善の減災対策を地域ぐるみで実行していくことでしょう。

 和歌山県では沿岸部の住民たちが、津波避難路を土日の休みに自分たちで整備しています。行政側はコンクリートを供与しただけです。その大人たちの姿勢こそが,次代を担う子どもたちに伝わり、災害に冷静に向かい合い、想定外の災害でも生き抜く力になるのです。
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和歌山県の事例ですが、地域を3段階にわけ、それぞれに対策をたてています。参考になりました。

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2012.12.19

介護状態の調査に来てくれました

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 今日は両親の介護状態を調査するために1年ぶりに福祉関係の職員の方が来られました。あれこれ質問し、ちゃんと回答できるのか。介護状態や体調に変化はないかどうかを聞き取り調査しています。

 調査票を持参し、両親に質問し回答しています。母はいつものように「今日は何年何月何日ですか?何曜日ですか?」と言う質問にはとっさに回答することができません。でも[生年月日は?]には、大正14年11月17日です。」とすらすら回答していました。

「80歳をすぎたからね。」と母は言います。

「87歳で90歳が近いからね」と私が言いますと「そんな年になったんだろうか。」と驚いたように言います。

 父にも質問をされていました。こちらは回答する意志はありますが、とっさに適切な言葉がでにくい失語症状態です。でもなんとか質問に両親とも回答することができました。

 11日には主治医の診察も受けており、医師からの具申も行政の方に伝達されていると思います。現在要介護度1の両親ですが変わりないようになるとは思いますね。

 現在は身の回りのこと(食事・着替え・入浴・排泄など)は自分で出来ますから。一応健康寿命は維持しています。適度な運動(介護予防リハビリ・活き活き100再体操・散歩・ゴルフ打ち放し練習)などが効果をあげていると思います。

 2012年も押し詰まってきました。来年も元気で過ごし、また調査の方と元気でお会い出来るようになればいいなと思いました。

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認知症サポーター講座を受講しました。

 高知県の高齢者福祉課に直接申し込んで受講しました。会場は高知新聞社8階の階段教室。13年前に下の子供が学習招待旅行で中国へ行く際に、保護者への説明会があった会場。行くのはそれ以来です。

 受講者は100人程度。8割は女性です。中高年の人たちが大半で、自宅で親や義父母の介護をされている人たちなんでしょうか?私も父(93歳)と母(87歳)と同居しているので、認知症は身近な問題です。
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 父方の祖父は80歳で脳梗塞で亡くなりました。祖母はたぶん今で言う認知症でしたが、病院でベットに拘束されていました。82歳で肺炎で亡くなりました。母方の祖父は寒い日に入浴中に倒れて亡くなりました。81歳でした。祖母は癌で80歳で亡くなりました。
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 医療が進歩し、健康寿命が伸び、身の回りのことは両親は自分で出来ますが、父は4年前の脳血管障害も後遺症で失語症になっています。母はアルツハイマー型認知症でアルセプトを服薬しています。とても身近な問題なのです。両親とも現在の要介護度は1です。

 まず講師は「体調を整え元気な毎日を過ごす 7つのポイント」を明示しました。「水分補給」「食事」「便秘の予防」「運動」「外出」「趣味」「仲間」ですね。
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 うちは、「水分補給」「食事」「便秘予防」「運動」「外出」「趣味」は、出来ていると思います。父は週に1度はゴルフの打ち放し場へ行きますし、母も100歳体操に出かけます。介護予防リハビリ「ジョイリハ)へも行っております。

 「仲間づくり」は今のところうまく行っていません。そのあたりは私や家内や息子が対応していますし、県外の娘も時折両親に絵葉書を送付しています。両親との同世代との仲間づくりが今後の課題です。

 アルツハイマー型認知症は、「脳が萎縮」していく病気です。母がそうであれば、体質が似ている私も将来なるかもしれません。だれでも発病するでしょう。30年前に亡くなった祖父母たちは、認知症が意識される前に病気や発作で亡くなりました。ですので高齢化社会ゆえの病気のようですね。

 主治医に山田式のテストを母はしましたが、認知症は悪化はしていません。「今日は何年何月何日で何曜日ですか?」という医師の問いかけには、母は答えることができません。

 でも医師が「りんご・犬。自動車」と言いましたら、すぐに復唱はできます。5分後思い出してくださいと言われたらできました。また医師が時計、めがね、ペン、コンパス、はさみを見せまして、紙で隠します。母はすべて言い当てることができました。
 
 認知症が進行しますと折り紙ができなくなるそうです。母は今は洗濯物をきちんと折りたたむことができます。空間処理能力はまだあるよ言うですね。
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講師の話で印象に残ったことを記述します。

「かん高い声で話すと高齢者は聞き取れない。低い声で話しましょう。」

「家族なら80センチ以内に近づいて目を見てゆっくり話しましょう。」

「2つ以上のことを依頼しないようにしましょう。」「書いておくことも必要」

「認知症の人の感情に働きかけることが必要です。」

「徘徊が始まったら、いつ頃どこへ行くのかを落ち着いて把握すること。」です。

「家へ帰ると言い出しますが、女性の場合は生家のこと、嫁ぎ先ではありません。」

「脳を活性化する食べ物は、大豆、納豆、牛乳、豚肉などを多く食べます。」

「散歩は朝10時が最適。太陽のエネルギーを受ける。昼夜逆転がなくなる。」

「在宅は良いです。個性的で元気な高齢者が多い。でも限界もあります。その場合は専門家に相談してください。」

「施設の場合は、みな個性がなくなる傾向も。良い子になろうとしますね。」

「施設を利用する場合はケアマネージャーと相談して、事前に施設を見学してください。チェックポイントは、職員が挨拶ができるか。明るいか。臭くはないか。清潔か。など」


「噂も大事な要素。良い噂のある施設はいいですから。」

「介護者も仕事を辞めず、趣味を持つことが必要です。在宅の限界を見極め福祉サービス(介護保険)も上手に活用することですね。」

「認知症ば病気であることを家族もみな理解することです。」

「遠い施設ではなく、自分の生活圏に近い施設から選択されたほうがいいでしょう。」

「認知症は早期の発見が大事。脳外科でCTやMRI画像診断も必要です。市町村役場の介護部署や、ケアマネージャーとも相談し、最善の選択をすることです。」

 受講していまして、家内とともに両親に対して応対してきたやりかたは、間違いではなかったし、両親の状態も今は落ち着いいているなと思いました。でも人生には必ず誰でも終末が来ます。その前には介護状態にもなるでしょう。できるだけ健康寿命を伸ばしていくことを心がけしますが、それもかなわない時期も来ることでしょう。

 その場合慌てないためにも、施設の見学や介護サービスを検討してみようと思いました。なかなか参考になりました。

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2012.12.18

ジョイ・リハから表彰状をいただきました。

 毎週月曜日の午後は、両親は介護予防リハビリ通所施設である「ジョイリハ高須」へ行っています。そこで体操をしたり、パワー・リハビリをしたりの機能回復訓練をしています。

 12月17日にも行きましたが、表彰状をいただいてきました。父(93歳)は「バランスUPしたで賞」をいただきました。年齢のせいもあり、一時期はふらふらしていましたが、筋力トレーニングの成果か、ふらつきが少なくなりました。
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 実際に週に1度はゴルフの打ち放し場で練習をしていますが、しんどそうにしなくなりました。税分体力が回復しています。

 一方母(87歳)は、骨粗鬆症からの圧迫骨折があり、「腰が痛い」と言います。それでも運動療法は必要なので、月曜はジョイリハでのトレーニングと金曜日の活き活き100歳体操へは行かすようにはしています。「腰痛があるのに頑張ってくれたで賞」をいただきました。
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 週に1度ですが、介護保険で利用できる介護予防フィットネス施設は役に立っています。ケアマネージャーの下村恵子さん(県庁生協介護福祉センター)のご紹介のおかげです。両親は健康状態を維持できていますから。

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2012.12.17

地震列島日本で原発の稼働は無理

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 日本列島は「地震でできた島」であることは中学生でもわかります。それゆえこの狭い日本国土で、全世界の地震の25%が起きています。日本は地震大国です。

 この日本列島のうえに原子力発電所が立地することは無理ですね。福島第1原子力発電所は関係者の決死的な努力にもかかわらず未だに放射能汚染を防ぐことができません。毎日大量の放射能が大気に、地中に、海に放出されています。
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 また活断層も原発の近くにあります。
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 12月7日にも東北地方で震度5の地震がありました。また大地震が起きる可能性も有ります。日本では原発の立地は無理です。

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2012.12.16

第1回市民とつくる防災フォーラムに行きました。

 13時から始まっていました。到着したのは14時過ぎに。木村玲欧兵庫県立大学准教授の講演「大災害時代を市民力で乗りきる まずはじめに考えること」がありました。80人を超える各地の自主防災会の関係者が来ていました。
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 休憩時間には窓ガラスにフィルムを貼りますと飛散しないという実験がされていました。
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 100円で購入できる防災用品や簡易式のトイレも展示されていました。
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 中学時代の恩師の三浦光世先生も来ていました。甥になる黒岩さんに写真を撮っていただきました。
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 休憩後事例発表がありました。中岡久幸(つきのせ自主防災会)さんと、黒岩博(中宝永町自主防災会)でした。
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 中岡久幸さんは、「昭和30年から活動しています。半世紀ですね。自主防災会も自主財源を持たないといけません。月に300円、年間3600円を1人1人から集めました。お金を出すと住民は熱心に活動をするようになります。余ったら残します。

 経済=防災という関係は大事ですよ。それと集まって楽しく懇親会もやります。それと地域の高齢化も考えませんと。リヤカーは購入したけれども、引っ張ってくれる人がいなくなる。若い人の参加が是非必要です。」と事例紹介がありました。
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 黒岩博さんからは、「地域全体が高齢化していますので、活動できる人がとても少ない。それで他の自主防災会の事業に参加したり、交流することもしています。となり町の二葉町ともです。多くは一気にできませんので。コツコツ対策をしています。

 顔の見えるご近所の交流を行うことが大事です。また地震を正しく恐れることが大事です。」
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 司会・進行の西田政雄さんのほうからは、「種崎地域は広域の自主防災会連合会で、千松公園で「防災夕涼み会」という地域のお祭り、懇親会をしています。皆が懇親されて、顔見知りになります。案外わいわいやっているうちに良いアイデアが出たりするものです。下知地域でもそういうのをしたらいいですね。」

 講師の木村玲欧氏からは「昭和の南海地震の聞き取り調査をしていますと、当時は隣組が健在で、近所で助け合いをしていました。今は隣近所の交流がとても希薄です。それを2人とも真剣に考え実践されていることは素晴らしいと思いました。

 また子供たちへの啓発ですが、内閣府は「防災教育チャレンジ・プラン」なるものをこしらえています。学校の総合学習の時間に防災教育を仕込むことができれば、これは随分違います。

 質疑応答の中で、会場の参加者からは、以下の意見が出ていました。

「やはり地域の懇親会は大事。若い人や子どもたちを巻き込んでいくことが大事です。うちの町内はそれをやっています。」

「防災訓練には障害者にも声をかけてください。わたしは視覚障害者です。日頃から地域の皆さんと親しくすればお互い様ですから。」

 なかなか中身の濃い会合でした。主催者の皆様お疲れ様でした。

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12月16日のセーリング

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 昨日はYASU海の駅クラブの忘年会。適量以上飲んでしまい、ひっくり返る事態に。今朝は気合を入れて朝1番に投票へいきました。朝7時に投票を済ませました。一路夜須へ行きました。

 ハーバーは上天気です。明け方まで雨だったので、強風注意報が出ていました。ちと風が強いようです。

 強風用のぎ装をしました。
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 足元が寒いので、ウエット・ソックスを履きました。
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 ウエット・スーツの上にはポンチョを羽織りました。風よけですね。
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 ジュニア・ヨットクラブも頑張っていますね。
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 今日は風が結構強く苦労しました。ドライスーツを完全に修理しないと行けないですね。ウエットではやはり寒いからですね。波が残っていまして、ローリングしました。今日は午後から「市民とつくる防災フォーラム」があるので、午前中のセーリングで切り上げました。

 YASU海の駅クラブのメンバーでもあるHさんが結婚されるようです。結婚写真の前撮りでハーバーへ来られていました。後輩たちが背景でセーリングしています。
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朝1番に投票に行きました

 今日は上天気。絶好のセーリング日和なので、朝1番に衆議院議員選挙の投票へ行きました。とき保育所が投票所になっています。
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 7時からですので時間が車で少し待ちました..。
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投票用紙の引換券を持って行き、投票用紙と引き換えました。手続きは1番最初でしたので、投票箱が空であることの立会人になりました。確かに空でした。

 小選挙区、比例代表、裁判官の国民審査の3つの投票箱の確認をしました。皆からでした。確認後は厳重に鍵がかけられました。レトロな方法ですが、間違いはないでしょうね。
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「脱原発論」を読んで

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「脱原発論」(小林よしのり・著・小学館・2012年刊)を読みました。新刊本として1785円を出して購入しました。ファシスト漫画家の小林よしのり氏はわたしと同世代。「教科書問題」やら、「国防問題」などでは意見は異なります。「脱原発論 原発をなくせば経済成長できる」というサブタイトルも気になりましたのであえて購入し読みました。

 感想は「なかなか調査もしているし、まじめに問題に取り組んでいる。」という内容で感心しました。

「4号機はダモクレスの剣」(P21)は衝撃的な内容でした。福島原発4号機は核燃料棒は1538本もあり。204本は新燃料があるという。燃料プールにかろうじて水は満たされているが、もし地震が来て倒壊すれば日本は終わる。メルトダウンし火災が起き、他の1・2・3号機も爆発炎上することだろう。

 小林氏は漫画家なので、リアルな絵で表現しているので真実味が加わってきますね。
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 「どんな技術でも、失敗を糧にして成長していく。特に死亡事故のような痛ましい失敗があってもそこから教訓を得て、より安全な技術を作り上げていく。

 原則はその通りだが、原発にはこの原則が通用しない。リスクが大きすぎて失敗が許されないからだ。

 人間が制御しきれず一度失敗したら国家滅亡の危機なんて言うリスクを抱え込んでいるような技術に未来はない。淘汰されていくのは当然である。」
 
 中略

 
 「反原発運動を左翼陰謀論で語ってしまっているが右も左も関係ない。国家の安全保障上、危険すぎるから止めろと言っているだけだ。
 国家国民の安全のためにあまりと危険だとわかってしまった以上「危険だから原発をやめろ!」と言うのは当たり前の話で、むしろ愛国者ならば脱原発を唱えるべきだろう。

 たったそれだけの話なのに、「左右対立」という構図に無理尻当てはめてしかモノが見られない自称保守があまりに多い。
 軍事的安全保障からも原発はあまりに危険。テロに対して無防備すぎる。

 エネルギー安全保障から見ても原発廃止に大した問題はない。

 国家のため公のために害なす者は、左翼ではなく「既得権益を貪る原発ムラ」の住民の方だろう!」(「既得権益者に説得力なし」P70)

 なるほど自民党の候補者が「技術の失敗は、技術で克服するしかない。だから原発hが安全に稼働させるべきだ。」と言っていましたが、やはり「無理」があると言うことですね。
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また小林よしのり氏は櫻井よしこ氏らに象徴される「原発ブラボー団」を厳しく批判しています。

「TPP推進と原発推進はセットでGDP至上主義の従米ポチ路線なのだ!」(P133)と切り捨てています。

「桜井氏ら原発ブラボー団は原発維持が国益だと言う。では彼らは、福島第1原発事故で故郷を追われた人々、国の基準をはるかに超える放射線量の中で暮らさざるをえない人々には「「国益のために我慢しろ!」と言うのだろうか?

 中略

「原発は、常に弱者を犠牲にする様に出来ている。危険すぎて都会に置けないから過疎地に押し付ける。原発作業員は、末端の労働者ほど危険な作業に従事させられ、金で交換の聞く」「「部品」あつかいにされている。

 そして事故が起きで放射能がばらまかれてしまうと、最も危険なのは子どもたちである。

 「弱肉強食」を当然のものと思わない限り原発は肯定できない。この点TPPも同じである。そしてもちろん自称保守の連中は弱肉強食主義者である。

 国家基本問題研究所(理事長 櫻井よしこ)の意見広告でも驚いたことに福島の罹災地の人たちに対する言及が一切ない。完全無視である!」

「弱者の生き血で街を煌煌と照らす近代主義・進歩主義を見なおしてみたらどうだ?
無理のある理想論で反動的な予言をしているわけではない。

 すでに心ある企業は、エネルギー0革命を起こそうと努力を始めているではないか!
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 日本の伝統に埋め込むことができる近代技術しか生き残れないということなのだ!」(P144「原発ブラボー団は真の強者か?」

 原子力発電所は、使用済み核燃料の処理はもっと大変であり、10万年単位で物事を考えないといけないと小林氏は指摘しています。では原子力発電所を廃炉にして日本のエネルギー事情は大丈夫なんだろうか?その点については小林よしのり氏は回答を用意していました。

 小林よしのり氏は取材で太陽光発電のメガソーラー発電所を取材していました。

「発電効率が規模の大小にほとんど左右されない太陽光発電は、家の屋根やビルの屋上などの小規模で分散することにむしろ強みを発揮する。

 原発のようのに大規模集中型と違い。携帯電話やパソコンのように裾野の広い小規模分散型テクノロジーは普及すればするほど、性能が上がり、価格も下がる可能性がある。太陽光発電もすでにそのプロセスに入っているという。」

 小林氏は地熱発電も視察していました。「日本の地熱の資源量は世界3位で、発電の潜在力は原発23基分を有する。」また各種のバイオマス発電(資源作物バイオマス・廃棄物バイオマス・未利用バイオマス(林地残材など」の可能性も高いといいます。

「日本の電力10社の発電能力は東日本大震災の前で約2億キロワット。

 自然エネルギーでは日本国内でどの程度発電できるのか?その資産を環境省が出している。

 地熱と中小水力がー0・14億キロワット。太陽光が1・5億キロワット。風力は19億キロワット。日本の電力はすべて自然エネルギーでまかなえる。」

「本当にエネルギー安全保障を考える愛国者ならば、完全に国内dで自給自足できる自然エネルギーの開発を支持しなければおかしい。

 いまだにエネルギーの安全保障のために原発だというのはインチキである。今や原発を稼働を必要としているのは電力会社とそこに群がる既得権益者しかいない!

 膨大に抱え込んだ原発施設が動かせず不良資産となってしまったら、電力会社の経営が立ちいかなくなる理由はそれだけだ!

  自然エネルギー100%を達成するまでの「つなぎ」としては、近年開発が急速に進んだシェールガスなどの新しい化石燃料を使えばいい。原発なんか動かす必要は全くない!」(P359「代替えエネルギーはいくらでもある」

 小林よりのり氏はあとがきでこう書いています。

「原発問題に中庸はない。これは過激な発言でも何でもない。
 事故の確率は極小でも。リスクが超極大になって、国家の崩壊につながりかねない原発という古い科学は速やかに放棄して、日本が世界に先駆けてエネルギー革命を起こそうではないか。子どもたちの未来は洋々としてある。

 日本では50代以上の者たちが「原発のない好景気」に育った世代であり、30代以下の者たちは、「原発のある不景気」に育った世代である。若い世代に、もう1度「原発のない好景気」を味あわせようではないか。

 本書は7月中旬に執筆を終えるが、この夏が過ぎても、そして政権が替わっても、決して脱原発の情熱が失われない事うぃ祈る。」「あとがき」

 なかなかの力作でありました。精緻な調査と、漫画の作成という大変な作業をやり遂げました。単なるファシストと思っていましたが、見直しました。一読をお薦めします。

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投票に行き己の意志を表明しよう

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 総選挙の争点はいろいろとありますが、地震列島で原発が共存できるのか否かでしょう。経済問題ではありません。この問題は。「安全はすべてに優先する」という大原則を思い浮かべるべきでしょう。

 そしてそれで投票する政党や候補者を選びましょう。

 1年9ヶ月が過ぎても、関係者の懸命の作業にもかかわらず福島第1原子力発電所の放射能汚染は止まりません。甚大な被害が今も続いています。結論は自ずから明らかであると思います。
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2012.12.15

市民とつくる防災フォーラム

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 今年から「市民が作る防災フォーラム」から「市民とつくる防災フォーラムに模様替えするようです。投票を朝1番で済ませ。海へ行きセーリング。昼前に戻り、このフォーラムへ行く予定です。

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YASU海の駅クラブ忘年会

 NPO法人YASU海の駅クラブの忘年会が芸西村の土佐ロイヤルホテルで開催されました。関係者が30人集まりました。楽しいひとときでした。
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 土佐ロイヤルホテルの売店では珍しい高知産品が販売されていました。

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 本当に酔いました。しばらく引っyくり返っていました。

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自民党の「圧勝」で日本は衰退する

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 自民党は総選挙で「圧勝」の勢いのせいで、声高に「日本国憲法の改正」を言い立てています。しかしいまの混迷している日本で即必要な政治的な課題であるだろうか?

 わたしは最近敗戦後の政治史に興味を持ち、読書をしています。そのなかで岩波新書「戦後政治史」(石川真澄・著・2004年刊)のなかにこのような記述があります。

「戦争放棄は、当時のマッカーサーの理想主義的な心情を表していると同時に、日本の侵略の思想的心情であった天皇制を残す以上に、日本が再び軍国主義国として復活することを恐れる国々に対して、「軍備なき国家」となったことで安心させなければならないという配慮から出たものであったとみることができる。」(P22「憲法改正」)

 敗戦後幣原内閣時代に、憲法改正案がいくつか出されましたが、占領軍当局を納得させる改正案を政府案としては出せませんでした。一方で戦争責任の追及があり、「天皇を戦争犯罪人として処罰せよ。」との声が極東委員会の英国、オランダ、ソ連などから強くあり、それを回避する改正案が「象徴天皇制」と「戦争放棄」の憲法の骨格であります。

 敗戦後占領が7年間も続いていました。GHQの功罪については議論が必要です。社会の民主化が進展した面と、検閲や公職追放など「罪」の部分も多くあるからです。

 日本国憲法が今の形に制定されてきたことは、当時の政治情勢から言えば仕方がないと思えます。他に選択肢はありませんでしたから。その憲法が65年間も改正されなかったのも理由があると思います。

 安倍自民党総裁や維新の会の石原氏の私見は、到底国民合意ができるものではありません。憲法改正にエネルギーを費やすよりも、解決しなければならない重要な政治的な課題はたくさんありますから。

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やはり原子力発電所は危険であると思います

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 ことここにいたっても、日本では原発が推進されるのでしょうか?地震列島では原子力発電とは共存はできないと思います。それが投票行動につながらないことにもどかしいと「思いますね。

 櫻井よしこ氏のようなデマゴーグがはびこる日本は「異常」です。日本人は真摯さと他人を思いやる心を取り戻さないといけないと思いますね。

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2012.12.14

12月14日のはりまや橋サロン

今日は寒気も緩んできました。季節はずれの寒気にっていましたが、今日は体が寒さに慣れてきたせいか暖かく感じられました。母(87歳)を連れて、はりまや橋サロンへ行きました。
 いつものようにパン屋さんでドーナツ、コロッケ屋さんで夕食のかつおコロッケ。せんべいと10円まんじゅうを露天で購入しました。

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 活き活き100歳体操も、今日は7人の高齢者が参加していました。
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 来週で2012年の活き活き100歳体操も終わりです。


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「市民とつくる防災フォーラム」

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 「市民とつくる防災フォーラム」(主催 高知市・共催「第1回市民とつくる防災フォーラム実行委員会」)が、2012年12月16日(日曜日)に、高知市旭町のこうち男女共同参画センターソーレで、12時から16時半までの予定で開催されます。

 今まではNPO法人高知市民会議主催で「市民がつくる防災フォーラム」という形態で開催されていました。今までの内容・考え方を踏襲し、高知市がより深く関わることで、南海地震対策をすすめようという思惑があるようです。

 防災体験コーナーでは、「手軽にできる家具の転倒防止対策」や、「100円シュップで買える防災グッズの展示」、折りたたみ式ボート、簡易トイレ、ライフジャケットの展示などがあります。

 また飛散防止フィルムの効果実験も行われます。

 午後1時からは「大災害時代を市民力で乗り切る ~まずはしめに考えること」として、木村玲欧兵庫県立大学准教授の講演があります。

 体験発表として2つの自主防災会から事例紹介があるようです。

 20年前から先駆的な自主防災会活動をされているつきのせ自主防災会。中岡久幸さんの実践事例の報告があります。

 もう一例は二葉町の隣の中宝永町自主防災会の黒岩博さん。こちらは「苦労している事例」の実践事例を報告頂きます。

 当日は衆議院選挙の投票日であります。投票日を済ませてから「市民とつくる防災フォーラム」に参加いたしましょう。
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2012.12.13

日本経済新聞が高知市二葉町の現状と課題を取り上げていただきました。

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 300M四方の高知市二葉町。海抜0メートルの低地。南海地震が起きれば、屏風のような高潮堤防は簡単に崩壊し、地域全体は水没。生活基盤は崩壊する。2012年12月12日の日本経済新聞43面の社会面で「高知1区巨大地震に備え 街守る指導力 住民期待」と記事にあります。

 白髪頭の中高年親父が幅僅か40センチの高潮堤防とともに不安げに二葉町の街並みを背景に写っております。今回の総選挙、防災や減災がテーマになっていません。国民の命と生活を守ることが政治の最大の役割であると私は思います。

 しかし国政選挙の現実は、防災や減災がテーマになっていません。記事の中では「不安」や「無力感」でため息をついている私ですが、森会長はびしっと決めていただいています。

「住民の命と生活がかかっている防災を事業の話で終わらしてほしくない。」と。

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自民党が優位と言われておるのですが・・

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 なんだか2007年の参議院選挙で自民党が「ひっくり返され」今度は逆に揺り戻しになるとか。なんだかおかしいのではないだろうか。日本の民意は。

 大多数の国民は原発は「ないほうがいい」と思っているし、「憲法を改正する」必要はないし、「集団的自衛権」などにも関心がない。でも多くは自民党に投票してしまいます。それで民意が反映されるのだろうか?

 なんだか次の政権も盤石ではない。不安定でしょうね。またオセロゲームのようにひっくり返ることでしょう。産経新聞のように日本は全体主義国家にはならないと思いますね。

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2012.12.12

新居浜ー高松へ日帰り出張に行きました。

 年末のあいさつ回りに新居浜方面と高松方面へ行っておりました。やたら寒いので県境付近は雪が降っているのではと思っていましたが、その形跡がありました。ヒヤヒヤものでした。馬立PA付近です。
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 昼間の暖かい時間帯に山間部を通過しないとまずいので、手早く回りました。お昼は屋島のわらやでうどんを食べました。
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 挨拶を手早く済ませ、帰路を急ぎました。なんとか帰り着きました。冬場の運転は正直怖いです。

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二葉町自主防災会の活動と今後の目標

  あくまで個人的な思いを書いてみました。関係者の合意形成が得られたものではありませんが、自分なりに地域活動の目標が確立されました。活動の総括と今後の展望を書いてみました。

1)二葉町自主防災会の結成と活動について

 二葉町自主防災会は、2006年12月に結成されました。本格的に活動をし始めたのは2007年でした。

 1番悩み対策に苦慮したことは、「二葉町地域は全域が海抜0メートル地帯である。」「自然地形の高台は皆無。耐震性のある公共建築物は皆無」ということでした。

 2007年に防災マップを作成する時点でも1番の悩みでした。そこで二葉町自主防災会としては、独自の方策を実行しました。

*徹底した個別世帯の防災世帯調査を独自に実施しました。個人情報である「障害の有無」「年齢」「もしもの時の連絡先」などを記入いただきました。(記入者の判断で描いていただきました。)

 二葉町町内会へ未加入の人にも書いていただきました。総じて皆協力的であり、ネガティブな反応はありませんでした。

*耐震性のある公共建築物が皆無なので、二葉町内にある4階建て以上の賃貸マンションのオーナーと交渉して、独自の「津波避難ビル」を指定しました。「緊急避難を要する事態発生に避難所として使用する協定書」を高知市役所の関与なしに、独自に指定しました。

*土佐国道事務所とも交渉し、近隣の鏡川大橋歩道部を「災害時要援護者一時退避所」として利用することの許可を散りました。「二葉町防災マップ」に表示しています。

*2008年には、1995年の阪神大震災で大きな被害を受けられた神戸市長田区の鷹取町内会を現地訪問し、交流会を開催しました。

*2009年には、今治市の自主防災会と共同炊き出し訓練をしました。

*2010年は南海地震に関連して地方居議会議員や国会議員との「タウンミーティング」を開催しました。

*2011年は、東日本大震災後の活動としては、仁淀川町への疎開を将来念頭に置いた交流事業を実施しました。また下知コミュニティ‥センター屋上部に、災害時対応のLPガス非常用ユニットを設置いたしました。

2)自主防災会活動の限界と現状

自主防災会の自己資金は、二葉町町内会から支給される2.5万円のみです。高知市役所災害対策課へ申請すれば、「自主防災会の活動を促進する事業」ということで、年間10万円を上限に活動費用の補助が受けられます。

 しかし市役所を通じて交付される交付金は、県の資金が半分あり、なにかと制約が多く、本来の目的に使用できません。例えば、「防災マップ」です。二葉町防災マップは2007年に作成しました。5年が経過したので、新たに作成しようにも、財源がないので作成が出来ません。

 また地域全体も高齢化が進行し、また町内会へ加入していない賃貸アパートの人も多く、若い人たちの参加も少なめですので、今後の対策が必要です。単独の二葉町自主防災会としての対応だけでは、「もしも」の時には当然対応ができないと思います。

 地域の彼岸である下知コミュニティセンターが2013年4月に開館します。それに対応して下知地域11の自主防災会と3つの準備グループが加盟し、10月2日に下知減災連絡会(会長森宏(二葉町自主防災会)・副会長西村健一(同)・事務局長坂本茂雄(サーパス知寄町2自主防災会副会長‥県議)が出来ました。

 下知コミュニティセンターの地域住民による運営委員会のなかに「防災部会」をこしらえました。副会長に荒木三芳(二葉町自主防災会)、坂本茂雄(サーパス知寄町自主防災会)、防災部会長に西村健一(自主防災会)がなりました。より広範な減災活動が期待できます。

 下知コミュニティ・センターの運営委員会(地域住民団体で編成)にも防災部会が出来ました。防災部会長に西村健一(二葉町自主防災会)が担当します。2つの地域団体が同時に誕生しますので、今後はより下知地域を意識した活動を展開することが期待できます。

3)住民発意の減災・疎開・再生計画について

 行政側から「与えられる」防災計画や避難対策ではなく、地域住民から出てきた対策を、今後は実行していきます。当然完全なものではないし、検討課題は多い。

①(仁淀川町への疎開の検討)

 2011年から住民同士の交流は行なっています。二葉町は南海地震の規模にかかわらず、長期浸水ししばらく地域に住めないことは明らかです。

 すべての住民が山間部の仁淀川町へ移転するのは不可能であることは私達もわかります。高齢者や乳幼児などの「災害時弱者」を優先的に「畳のある住居」へ移設したい。そういう重いです。

 高知県庁も高知市役所も検討はしているようですが、具体的な話は何も現在ではありません。むしろ災害対策本部の機能の一部を岩手県の遠野市がそうであったように、仁淀川町や大豊町へ移設し、「バックアップ機能」を充実させるような提案もしています。

 仁淀川町と二葉町の交流事業

②(巨大地震・津波対策用高強度発泡樹脂製軽量浮体構造物の提案)

 高台のない高知市下知地域には、津波避難ビルの指定でしか低地の住民が津波をやり過ごす方法はないと行政側は言います。

 しかし足腰の弱い高齢者‥障害者の皆さまには避難が難しいです。住民発意の避難用施設として「巨大地震・津波対策用高強度発泡樹脂製軽量浮体構造物」を今後提案していくつもりです。発泡スチロールの素材を人工地盤として活用し、開放型の避難施設に活用するものです。

 普段は公園や学校の校庭に埋設し、浸水が始まれば浮き上がり多くの人達が救助されるしくみです。発泡スチロールは既に各種土木工事で使用されており実績があります。

 使用される箇所は万能ではありません。また津波に対する知見も不十分です。国や県や高知市に働きかけ、実証実験を行い、産官学民の検討委員会を立ち上げるように今後は行政側に働きかけて行きます。

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③(防災区画整理の実施と立体換地による津波避難ビルの建設)の提案

 沿岸部0メートル市街地の土地の売却は路線価では事実上不可能です。つまり自助努力での土地売却ー高台土地への移転は、現状の経済状況、行政の対応では不可能です。高台移転ができるのは富裕層のみであり、ここにも経済格差がでています。

 とは言えひとたび津波に襲来を受ければ、長期浸水状態になることもあり、自宅も会社事務所。倉庫も二葉町にある現実では、廃業しかありません。再建は不可能です。事実宮城県の同業他社も地震津波で被害を受けました30社のうち20社が廃業しています。

 簡単な問題ではありません。国の関与,県と市の関与が必要です。高知市の市街地がすっぽり移転できる土地がない現状では、低地での行政主導の防災区画整理事業と立体換地、津波非避難ビルの建設しか抜本的な解決策はないと考えます。

 そのために何をすればいいのか。問題は山積みです。

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2012.12.11

両親は期日前投票に

 午後3時過ぎから主治医の健康診断。年に1度の介護認定の医師の診察があります。その前にいの町のすこやかセンターにて、総選挙の期日前投票に両親は行きました。高知3区になります。
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 なんだか2か月前のいの町町長選挙の期日前投票のほうが、たくさん有権者がいたようです。低調な総選挙ですね。

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安住民主党幹事長代理を目撃

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 東日本大震災から今日で1年と9ヶ月目。震災復興や防災対策は全く国政選挙の争点となってはいません。今日の午前中に「認知症サポーター講座」へ受講に行く途中で、高知大丸百貨店前で、民主党安住幹事長代理が、当公認候補の応援に来ていたようです。

「3年前国民の大きな期待を背負ってスタートした民主党政権。いろいろと失敗もありましたが、いいこともたくさんしています。それを正しくご評価いただきたい。」と言っていました。時間がなかったので、通過しただけです。知り合いの人にも何人かに会いました。

 政権与党の民主党には大逆風の2012年の総選挙。16日が投票日と開票日です。

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300M四方の町内から見える国政

 昨夜12月5日に東京本社からわざわざ高知市二葉町に取材に来られた日本経済新聞記者から電話がありました。「いま社に戻り原稿を書いています。」とのこと。国政選挙に絡んだ防災・減災関係の記事になるらしい。どの程度の大きさに記事になるのかもこちらは不明だし、紙面の都合で掲載されないのかも知れません。

 ともかく全国紙・それも経済誌の新聞社が、わざわざ高知市の「300M四方の」二葉町へ取材に来たことがある意味凄いとは思う。なんせ今回の総選挙。「防災・減災」問題が争点になっていませんから。

 各政党の政策見ましても、どこも「総花」的であり、南海トラフ巨大地震への防災・減災対策を明示している政党や候補者は見当たりません。自民党の候補者が1部表記はしていますが、本気度と具体性が今ひとつ見えません。

 生活能力があるとはいえ(要介護度1)、超高齢者の両親(父93歳・母87歳)と同居していますので、小商もしながらですので、私には自由度がなく、300M四方の高知市二葉町に限定した地域活動しかできないのが現状です。

 路線価で売買できれば、家屋の解体費用と税金を差し引いても、高台の土地台にはなるでしょう。住宅の建築費用は新たにローンを組まないといけないでしょうが。自助努力でなんとかなります。

 しかし現実は不動産業者によれば「路線価では買えません。実勢価格は路線価の40%程度です。」というのが現実。これでは売買は成立しない。古家を壊せば現状は固定資産税が3倍になるのです。税金は「路線価」で市民にのしかかっています。
 
 せめて古い家を壊しても、「長期浸水地域・津波避難困難地域」の市街地では固定資産税を据え置きにしていただきたい。そうでないと古家が地震時に倒壊し、避難道路を塞ぐ事態になることでしょう。また今年4月には古家から出荷し、近所で2件の不審火からの火事がありましたから。

 行政側の防災・減災対策は遅々として進まない。南海トラフ巨大地震はいつ発生するのかわからない。現状は「今起これば廃業するしかない。」のです。命もありません。

 国の想定死者の32万人、県の想定死者3・8万人の死者のなかに、わが二葉町町内の住民約900人が入っています。

 現状では「棄民」としか言いようがない。国政選挙のテーマがあまりにもずれているので腹立たしいことこの上ないですね。
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(耐震性のない薄型堤防の内側に海抜0メートルの高知市二葉町はあります。)

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2012.12.10

自分のネットでの評判などは気にしないことです

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 父を連れて行く病院の待合室に古い週刊ポストが置いてありました。そこでの記事「自己検索は危険だ」とのこと。自分の名前で検索してもろくなことはないとのこと。

 わたしなども誹謗中傷されていることでしょう。気にしないことです。犯罪につながる行為は放置できませんが、」それ以外の批判記事は、誰にでもあることであると思います。

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2012.12.09

父(93歳)、母(87歳)も寒いですが元気です。

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 今日の休日。南国高知も寒い朝でした。超高齢の両親ですが、元気ですよ。


父は元気にゴルフ練習へ行きました.。

 今朝は山間部は雪とかで南国高知も寒い朝でした。高知市大橋通りにあるラビータの温度表示は午前8時40分すぎで5度でした。今までで一番寒い朝です。

 それでも父(93歳)はゴルフの打ち放し場へ練習に行きたいといいます。心配しながら連れて行きました。昨年ゴルフの練習中に意識混濁となり、近森病院へ救急車で搬送されたことがありましたから。

 到着すると風はなく、ポカポカと暖かい。頭には100円ショップで購入した化繊の帽子を被ると暖かいと言っていました。快調に125発のゴルフボールを打ちました。体調は良いようですね。

 人生元気で自分の好きなことができることが何よりですね。
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 似たもの親子です。

 母(87歳)とツーショットです。昨日夕方撮影したので寝間着姿で失礼します。

 白髪と頭の大きいところや、タレ目のところは遺伝しています。頭の悪いところや、わいわいと口やかましい性格もそっくりであるそうです。父の遺伝子があれば髪の毛も黒いだろうし、秀才だったそうなので、学校の成績ももう少し良かっただろうにとは思います。

 母は軽い認知症ですが、わたしも高齢者になれば、母と似ていますから認知症になることでしょう。

 40年前に高校を卒業できなかった時に、主任の教師が退学勧告がありましたが、母が頑として拒否。もう1年留年させてくれ、大学進学までさせてくれました。父方の従兄弟連中は土佐高や学芸高が多く、医学部などに進学していたので、親類の中では母は肩身が狭かったことであると思います。

 本当に40年なんてあっという間ですね。近所の美容室へ連れて行きましたが、満杯で仕切りなおし。骨粗鬆症で圧迫骨折しているので歩行がしんどい母。けれど歩かないと歩けなくなるので、付き添いをして、口喧嘩をしながら散歩をしています。

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「人はなぜ太るのか」を読んで

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 「人はなぜ太るのか ー肥満を科学する」(岡田正彦・著‥岩波新書‥2006年刊)を読みました。
 5月の定期健診で、ウエストが85センチになり、「メタ腹」ということで特定保健指導を受けています。

 毎日体重を測定し、記録することになっています。9月から始めました。11月も成績は芳しくはない。休日にはヨットを行い、週に2回から3回は長めの散歩をしていますが、成果は出ていません。体重が低下しても体脂肪率やBMIが良くないのでそれでは意味が無いからです。

 そういう問題意識がありましたので、高知駅前のブック‥オフで400円で購入しました。
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 「目標は体重70・0㎏。体脂肪率15%以下。ウエスト80センチ以下」を目標としていますが、全然駄目ですね。特に宴会の翌日などは体重が2キロも増えています。

 散歩は寒くなりましたので、意識的に毎日30分は歩くようにしています。それでも運動量が足りないようですね。もっと早足で歩く必要があります

 12月2日の日曜日には、休会しているスポーツジムへ2年半ぶりに行きました。そこで各種測定をしていただきました。こちらは数字は「まあまあ」です。

 体年齢は54歳とか。実年齢より5歳若いですが、30歳代の肉体を目指しているので全然駄目ですね。
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 岡田氏は医学博士。予防医学の専門家です。医学的知識のないものにもわかりやすい記述をしていただいています。

 「肥満の研究は、とにかく難しいのである。」(P35)のようです。」

「メタボリックシンドロームは、原因不明で、症状や検査値が似ている1群の異常。という「意味の医学用語だ。」(P91)になると難しい。

 アメリカと日本でも基準が異なっているようです。

アメリカでは、

1・ウエスト周囲長が女性で88センチ以上、男性で102センチ以上。

2・中世脂肪値が150MG/DL以上。

3・HDLコレステロール値が女性で50MG/DL未満。男性で40MG/DL未満。

4・血圧が130/85MG以上

5・空腹時血糖値が110MG/DL人。

日本では

1・ウエスト周囲長が女性で90センチ以上、男性で85センチ以上。

2・中世脂肪値が150MG/DL以上。

3・HDLコレステロール値が女性で40MG/DL未満。男性で40MG/DL未満。

4‥血圧が130/85MG以上

5・空腹時血糖値が110MG/DL人。」(P92)日米でも違いがありますね。

 著作によれば「ご飯のほうがパン食よりも太らない。ということです。パン100グラムは260キロカロリーですが、ご飯は148キロカロリーです。むしろ間食の菓子類がカロリーが大きい。

 プリン1個00キロカロリー。あんぱん1個200キロカロリー。。大福1個 160キロカロリー。シュークリーム1個 160キロカロリーとか。」
 
 更にアルコールは体に残らないそうです。こうも言われています。

「酒類で太ったとすれば、つまみとして一緒にとった食べ物のせいである。ダイエットの多面9おい、アルコールはやめる必要はない。」(P147)。

 P188になる「正しくやせるための総合作戦」は画像が参考になりますね。
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 また「無理にやせなくても良い人」についてもこう記述しています。

・肥満が原因でおきる病気にかかったことがない。

・BMIが25以下

・血圧が高くない。

・血糖値が高くない。

‥コレステロール値がたかくない。

。ひざや腰などが痛くない。(P201)を見ますと、私などは、無理にダイエットしなくてもいいかもと思ってしましますね。しかし油断は禁物です。

 最近2年半ぶりに休会しているスポーツジムでトレーニングしました。やはり体が硬くなっています。それを感じました。自宅でも意識してストレッチをしなければならないと思いました。

 スポーツジムへの参加も今後はまじめに考えないと行けないですね。ヨットや散歩は雨であるとできませんから。全天候型のスポーツも必要であるとつくづく思いました。

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2012.12.08

あまりの強風と波で日和見しました。

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 私のヨットも置かれています。
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 2週間ぶりのセーリング。張り切って夜須へ来ました。朝は上天気。乗る気で来ました。

 しかし波が高い。パドル・サーファーの人たちが波乗りをしています。これではローリングするので、今日は早々とヨットを諦めました。風は南西から西方面の強風に。


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 でも正解。私も早々と諦めましたが、体力自慢の高知大学ヨット部もぎ装はしたものの、出艇はしませんでした。

 様子見に水陸両用の救命ボートが、陸上を尺取虫のように動き、海へ出て行きました。海では切り離され、ボートとして活動します。戻りはまた車の中へ入り、上陸して戻ります。セーリング連盟所有で主要なヨットレースi以外では出て来ません。
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 ひたすらハーバーのスロープの青のりの除去と石ころ除去の掃除で今日はおしまいです。お昼はヤッシー・パークに出かけました。そこで弁当とみかんを購入してきました。
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 戻ると今日は昼から四国レーザー選手権とか。レーザーという艇種のヨットレースが明日にかけて行われます。中四国方面からの25艇エントリーしているようでした。帯広ナンバーの車両もありました。エントリーされているようです。
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 昼からますます風が強くなり待機しています。
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 様子見していましたが、寒いので戻りました。今日は日和見主義で正解でした。

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無謀な世界大戦突入から71年目

 今日は日本がアメリカに挑発され、嵌められたかどうかは解明が必要ではありますが、勝ち目のない無謀な世界大戦に突入した日です。1941年12月8日に日本海軍は米国軍港の真珠湾を奇襲攻撃しました。

 それから3年8ヶ月後に連合国側に無条件降伏。7年間の占領時代もありました。かつて世界の5大国と言われrた日本は無残に敗北し、国土は空爆で焦土となりました。

 かつての敵国のアメリカとは軍事同盟を結び、歴代の政府は対米従属外交で敗戦後はやってきました。今衆議院選挙の真っ最中ですが、自民党が3年ぶりに政権に復帰すれば、国民生活そっち抜けで、対米従属外交を展開することでしょう。

 正しく歴史を捉えてこそ、明日の生きる道筋が見えるというものです。

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2012.12.07

母は化粧品を購入し、100歳体操へ

 1月ぐらい前から母(87歳)は、。「化粧水がない。乳液がない」と毎日日にち言い続けていました。11月からずっと公私に多忙でしたので放置していました。でもこのままなら歳を越しそうなので、今日ははりまや橋商店街での活き活き100歳体操の前に、大丸百貨店へ化粧品を買いに連れて行きました。
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 母が使用している化粧品はESTEE LAUDERとかいうメーカー。使いきった空容器は3個。乳液に化粧水、ファンデーションなど。なんと5万円もしました。87歳の婆さんが化粧をして綺麗になるのかと言われても、息子の立場ではなんともコメントできにくいですが、それが励みになれば、認知症の進行の抑制になるのではないかとは思います。
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 さてそれで購入し大丸からはりまや橋商店街までは歩いて行きました。明日は「100円商店街」をやるそうです。10時半から15時まで。売り切れ御免のイベントです。
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 今日は朝は寒かったですが、昼過ぎには高知市では寒気が緩みました。それで今日の活き活き100歳体操(介護予防体操)は、8人の高齢者の皆さんが来ていました。来週と再来週で年内は終わりとか。28日と1月4日はお休みです。
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 その後は足を怪我している母を連れて皮膚科へ。左足足指の裂傷の治療をしてもらいました。破傷風の危険は去りましたが、傷が深くまだまだ回復はさくの話です。抗生物質と塗り薬を1週間分もらいました。毎日足湯で母の足を洗うことが続きます。

 今日は午前中は父(93歳)を連れて植田医院で診察と点滴。午後からは母を連れて百貨店と活き活き100歳体操と永野皮膚科へ行きました。両親のサポートで日が暮れました。今週は遠征やら、取材やらなにかと忙しかったので1週間が早いです。

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明日は100円商店街を開催とか

 高知市はりまや橋商店街では12月8日(土曜日)午前10時半から午後3時までの予定で[100円商店街」を実施するそうです。いつも大人気だそうです。先週母が[いきいき100歳体操」へいったときにチラシをいただきました。
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2012.12.06

徳島・池田へ行きました。

 今日は予定されたwebセミナーが講師の都合で順延。まる1日予定が空いたので、当初は鳥取ー岡山の得意先に挨拶に行こうとしていました。ところが日本海側は大荒れで、途中は雪の予報。南国人は雪には弱い・それで徳島ー池田コースに変更しました。
 
 先日の高速道路でのトンネル天井崩落事故がありましたので、気をつけていました。高知と徳島の自動車道路の長いトンネルはつり天井はなく、送風機が天井部に取り付けられていました。
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 しかしどちらもトンネルと橋が連続してあるような箇所が多くあり、維持管理はきちんとしませんと将来大変なことになりかねませんね。そう思いました。
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 徳島市は川が多く、中洲の街ですね。高知もそうですが津波がくればひとたまりもありません。
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 寒い1日でした。池田(三好市)にも寄りました。久しぶりに脇さんと懇談しました。
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元気の無いアブラギリ

  6月にヤッシーパークに100本のアブラギリを植えました東側の部位ですが、少し元気が無いようです。潮風の影響もあるかもしれません。4年ぐらいで成木になります。そうなれば影になるのですが・・

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2012.12.05

日本経済新聞の記者とカメラマンの人たちが来訪

 注目の企業で経営者の取材ではありません。そのうちそうなりたいものです。今回は社会部の人たちでわざわざ東京本社から田舎まで来られました。目的は「防災対策から見た国政のありかた」です。

 高知市二葉町は低地で海が近く、全域海抜0メートル地帯です。しかも軟弱地盤であり、液状化することでしょう。南海地震の想定震度は7。地盤は最大2メートルちんかするそうです。そうなれば薄い屏風のような浦戸湾沿いの高潮堤防は簡単に倒れこむでしょう。すぐに海水が地域に流れ込みます。
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 なんせ上部の厚さは40センチ足らず。もともとあった40センチの0高さの堤防に継ぎ足して4メートルの高さになっているだけのことですから。無理なんですよ。
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 コーポ‥シーロードの管理人さんにご協力いただき、屋上から二葉町を撮影されていました。東北の罹災地も取材されたそうで、地形が石巻に似ているとのことでした。
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 実際に取材したことが記事になるのかどうかは不明です。取材趣旨は「国政選挙と防災対策」ということでした。政治の防災・減災や災害復興に果たす役割はとても大きいです。今回の国政選挙においても、防災・減災対策には注目しています。

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300M四方の町内の業務が増えてしまった。

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 超高齢の両親(父93歳・母86歳)と同居しているし、零細企業故、社会貢献活動は一切できない私です。経済団体へ の参加も困難です。時間的な余裕がありません。

 11月9日に来春4月に開設される下知コミュニティセンター(旧下知、図書館)の運営委員会の役員になってしまいました。防災部会長です。他に下知減災連絡会の副会長に先月なりました。二葉町自主防災会の防災班長だけだったのに、地域に新たにできた組織の役職になってしまいました。

 政府公表の南海トラフ巨大地震では、私の地域である高知市二葉町の住民の大半は想定死者32万人に含まれています。なんとか「蘇りたい」一心で活動してきました。

 普通の常識では、「そんな低地で生活するのではなく、地盤の硬い高台(海抜20メートル以上の)の地域へ自宅兼会社を移転すればいい。」のです。でも事は簡単ではありません。

 現在の土地・家屋を時価で買い取っていただく事が可能なら、処分して、高台の土地を取得し、銀行から借入をして社屋と自宅を建設し移転することはできるでしょう。

 しかし不動産関係者の話では、下知地域のとて家屋は売れないので、「時価の半額の価格。その8掛価格なら買い手はつく」とのことです。それでは更地にするための解体費用も、高台の土地取得の費用も出ません。よってこの低地の二葉町から脱出することは不可能です。

 お金持ちでもないのでこの低地の二葉町(海抜0メートル)からは、脱出出来ません。なんとか生き延びるために知恵を絞らないといけなくなりました。大変です。役目を引き受けた以上は最大限の知恵を出し、地域内から地震と津波、浸水で1人の死者も出さない対策を関係者と練って提案していきたいと思います。

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2012.12.04

窪川‥中村・佐川‥越知‥本川と巡回しました

今日から師走の総選挙の公示日。政治家の先生方も走りますが、こちらも年末のあいさつ回りに回ることを決意しました。7時過ぎに自宅を出まして、高速で走行しました。

 ところが土佐インターで降ろされました。高速道路で事故があり通行止めだったようです。降りるまでが40分ぐらいかかったようです。こういう場合は料金を取らず、全部無料で出せばいいのに。
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 案の定56号線で事故をしている車がありました。慌てたのでしょう。

 窪川へ行きました。ゆーいんぐ四万十という地場産品販売店舗がインター近くに移転していました。あぐり窪川は影響を受けますね。
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 途中黒潮町を走行しました。こちらは政府の南海トラフ巨大地震が起きた場合、最大で34メートル高の津波が押し寄せるとされています。人家は国道56号線沿線にあります。海は目の前にあります。風光明媚ですが事態は深刻です。
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 中村へ立ち寄り、昼食は黒潮町のうどん屋。それから佐川をめざして走行します。須崎から佐川へは山道ですが随分道路改良され良くなりました。

 佐川町には司牡丹という日本酒の酒造メーカーがあります。
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 越知町の筏津ダムの近くへも行きました。水量が随分減っていますね。
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 一路本川を目指しました。県道も途中行き違いができない狭い道になる箇所があります。
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 本川は4度です。午後3時にその温度です。
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 こちらのダム湖も水量が少ないです。沿岸部と山間部の高知の道路を走行しました。結構ハードでした。
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頑張っている高知出身者

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 下の子供の職場近くの塀に貼られていたポスター。吉良よし子さん。初学時代の同級生で県議の吉良富彦君の娘さんではないか。驚きました。参議院の候補者になっています。なかなかの美人ですね。

 上の子どもと同じ高校で学年は違っていたので知りませんでした。当選されるかどうかはわかりませんが、子供も世代の人たちが、国政に挑戦するとは。わたしも年寄りになりましたね。

 政治を真面目に考えることは主義主張はどうであれ、いいことです、まして立候補されることは立派です。ご検討をお祈りしたい。

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2012.12.03

衆議院選挙高知1区立候補予定者公開討論会

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 「衆議院選挙高知1区立候補予定者公開討論会」が、高知青年会議所主催で、12月3日午後7時より、高知市高新RKCホールで開催されました。
 出席予定の候補者は、大石宗(民主党)・春名なおあき(日本共産党)・福井てる(自民党)・藤村慎也(日本維新の会)です。

 コーディネーターは森本道義高知青年会議所理事長です。明日4日が公示。16日が投票日ですので、ラストチャンス。高知JCの皆様よくぞ開催をしていただきました。
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公開討論会が始まれば撮影禁止です。はじめる20分前に撮影しました。開始直前にも人が来ましたので400人程度の来場はありました。ただ4人の公開討論会の予定でしたが、日本維新の会が「党の方針」とやらで欠席となり、大石宗(民主党)・春名なおあき(日本共産党)・福井てる(自民党)の出席となりました。

 最初に高知青年会議所理事長森本道義氏の挨拶がありました。

「先送りできない問題が日本には山積みしています。政治は遠い存在ではなく、身近な問題として捕らえねばならない。そいれで公開討論会を企画しました。全国の700有る青年会議所のうち300箇所で公開討論会が開催されています。

 どうか今日立候補者のご意見を参考にし、16日の投票へは必ず行ってください。」

 最初は各立候補者の自己紹介と政策のスピーチがありました。

 大石宗氏「昭和55年生まれの32歳です。平成19年に県議に当選させていただいて5年半地域を歩いて来ました。地域があって国がある。それを実行するために立候補しました。」

 春名なおあき氏「1996年に37歳で四国ブロック比例で当選させていただき、237回国会質問をし、2期7年間衆議院議員をつとめました。議席を失った2003年に生活相談所を解説し、県民の声を直接聞いて来ました。政治を国民に取り戻すために頑張ります。

 福井てる氏「23年間勤務した建設省を退職し、1993年に当選しました。都市計画や環境問題の話をさせていただけないので、「心の自由民権」を訴えてきました。南海トラフ巨大地震から1人の県民の犠牲者をださないような命を守る政治を目指します。

 続いて青年会議所側の質問に対しての○、×問答です。

 質問              大石    春名    福井

憲法改正の必要性         ○      ×     ○

外交安全保障の強化        △      ×     ×

尖閣への自衛隊駐屯        ×      ×     ×

TPPへの交渉参加         ○       ×     ○

財政健全化政策          △      ×     ○

消費税の地方税化         ×      ×     ×

脱原発              ○      ○     ×

伊方原発再稼働          △       ×    ○

がれきの受け入れ         △       ×     ○


 次にその中から4つのテーマについての議論をしました。まずは憲法改正問題についてです。

大石「時代の変化もあります。グローバル化や自衛隊の存在の明確化は必要です。国民全体の議論が必要です。ただまだ国民全体の議論が熟しているとは思えません。
 一部の人達の気分で議論すべきではありません。現状は拙速気味ですから。」

春名「国民に日本国憲法は定着しています。9条は海外でも高く評価されています。集団的自衛権は海外で戦闘行為を行うことです。外交力で物事を解決すべきです。また私たちはていのう性を否定していません。天皇の国事行為は認めちぇいます」

福井「占領時代に制定された日本国憲法。経済的に成熟しているので、自立した国として憲法を制定すべきです。自衛隊は軍として定義すべきです。3分の2の国会議員で採択を過半数に改正すべきでしょう。ただ安部普三総裁は過激な発言をしすぎですね。」

 外交‥安全政策について

福井「今年は日中国交正常化四〇周年。今後はよりお互いの国民同士の交流を深め「しがらみ」をこしらえて行くべきです。しがらみが強ければ戦争はできませんから。日中韓で共同で歴史研究をすべきです。

大石「冷静に譲らず外交努力をすべきです。東アジアと日本の関係は聖徳太子の時代から続いて来ました。1部の政治家のナルシズムで歴史を歪めたらいけません。」

春名「尖閣諸島と竹島は明確に日本の領土です。国際社会で日本はきちんと努力すべきです。日清戦争で日本が盗んだとのデマを中国がだしています。きちんと国際社会で主張すべきです。オスプレイ問題やTPP問題などアメリカ言いなり政府では駄目です。安保をなくし平和友好条約を締結すべきです。

 財政再建問題について

春名「失われた20年と言われてきましたが、政策不況です。正規雇用を減らし、非正規雇用にし不安定な職業では消費はできません。日本経済の60%は個人消費。輸出産業は1割です。消費税をこの不況に実施すればより不況になり税収は落ち込みます。大企業や高額所得者から税を徴収すれば消費税増税は必要ありません。


 アメリカ軍への思いやり予算や、政党交付金を廃止すれば財源は出てきます。消費税の増税には反対します。」

福井「日本人の個人資産が1500兆円。国債残高は1100兆円。社会福祉の経費が毎年増えているので、やがてプライマリバランスが悪くなります。消費税を10%にして健全にして最終的には20%ていどにすべきでしょう。

大石 民主党政権は「社会保障と税の一体改革」を推し進めてきました。社会保障は一方で医療‥介護分野での雇用も作り出しています。とくに高知県は公共分野の経済が43%で、医療‥福祉分野での雇用を創出していることをみのがしてはいかません。

 エネルギーと脱原発問題

福井「アメリカはシェル‥ガス開発をすすめ、生産でサウジアラビアを抜き去るだろう。
 原発を止めて火力発電していますが、四国電力だけでも毎日5億円費やしています。
技術の心配は、技術で解決しなければなりません。それはできると思います。

 アメリカは自由貿易協定を結んだ国とだけシェルガスを売るとの意向です。

 産業用エネルギーは自然再生エネルギーだけでは足りません。安全性に留意しながら原発は再稼働すべきです。そうしないと経済がもちません。」

大石「エネルギ政策の影響をうけるのは、中小の製造業です。現実的な判断をすべきです。日本にも近海に豊富なエネルギー資源があります。南海トラフ付近にシェルガスより効率の良いメタンハイドレードがあります。そいれを推進すべきです。

春名 高知県は自然エネルギーの宝庫です。梼原町のようにエネルギーの地産地消を目指すべきです。そうなれば地元に雇用が生まれます。伊方の再稼働にも反対です、。原発は即廃止すべきです。

 それぞれ3政党の言い分は異なっていまして、わかりやすかったです。高知青年会議所の皆様お疲れさまでした。
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それにしても維新の会とやらはどうなっているのか?おかしいのではないか?

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情報伝達訓練がありました。

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 2012年12月3日午前10時20分位に、高知市防災無線が放送で「情報伝達訓練をします。」と放送。なんとか聞き取れました。直後に携帯電話(ドコモ)にエリアメールが来ました。

 マナーモードでも警報音が鳴とチラシにありましたが、鳴りませんでした。

 高知県南海地震対策課(088-823-9096)に聞きました。

「ほとんどの機種で鳴っています。そちらの機種が鳴らないんでしょう。こちらではわかりませんので、携帯電話会社にお尋ねください。」との回答でした。

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「特高警察」を読んで

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 10月に東京へ出張のおり新宿の紀伊国屋書店で購入しました。「特高警察」(萩野富士夫・著・岩波新書・2012年刊)を読みました。

 昨今の日本社会の情勢は、2009年の政権交代を達成した民主党が変質。分裂したり離党者が相次ぎ、衰退気味。12月の総選挙では安倍普三氏率いる自民党が政権を奪取することでしょう。

 安倍普氏は政権公約のなかで、「憲法改正」「国防軍の創設」「集団的自衛権を行使して米軍との共同行動」など、およそ大多数の国民が無関心な課題を実現しようと懸命の様子です。

 調子を合わせるようにマスコミが作り上げた「第三極」で注目されている日本の維新の会という極右排外主義政党は、「原発推進」「核武装の推進」「尖閣を中国から守れ」とこれまた国民生活から遊離した政治的主張をしています。

 脱原発をかかげている政党は少数政党であり、横断的なまとまりもないといころから、今回の総選挙では、右旋回した自民党と、極右政党の維新の会が躍進する可能性が高いようですね。

 そういう日本国内の2012年の総選挙前の様相も気になったので「特高警察」を熟読してみました。

 歴史を検証すると日本に特高警察ができたのは、幸徳秋水らが無実の罪で処刑された大逆事件の直後でありました。日本国内の社会運動を監視し、抑圧しただけでなく、当時植民地の朝鮮や台湾、満州国でも陰湿な取締と、残忍な取り調べをしていたようです。

 萩野氏はあとがきでこう書いています。

「特高警察警察とは何だったのか。という問題にあらためて向き合えば、戦前日本における自由・平等・平和への志向を抑圧統制し、総力戦体制の遂行を保障した警察機構・機能といえよう。

 それは日本国内にとどまらず植民地・かいらい国家に及び、法を逸脱した暴力の行使により多くの犠牲を生み出した。「国体」護持を掲げて、人権の蹂躙と抑圧に猛威を振るった。」(P231)社会システムであったようですね。

 再び日本を軍事国家にしようという連中が政権を担えば、必ず「異論」を排除し、強権的な支配体制をこしらえるはず。特高警察が復活するのではないかと私は思います。

 凄惨な拷問で、作家の小林多喜二氏や、高知在住の詩人槇村浩が殺害されました。日本国内では特高警察により、拷問で80人、獄中死114人、拷問が原因での獄中死が1504人と言われています。

 それは戦前の「治安維持法」を遂行するために、「何をやっても許される」「国体護持のためには不逞の輩はどのような取り調べ方法も許容されるという暗黙の意識があった。(P78)

「治安維持法改悪により最高刑が死刑に引き上げられたこと、「天皇の警察官」意識が唱道されたことも、拷問違法性への認識を薄れさせた。」(P78)

 また「特高警察」に所属すると警察官でも待遇が良かったそうです。左翼政党や労働組合に潜伏するスパイ活動に必要な機密費はふんだんに内務省から出ていたそうですので。

 1936年には共産党撲滅の功労者ということで、叙勲まで特高警察関係者8内務省警保局・司法省刑事局らの官僚と、道府県警察部の第1線の特高警察官、判事48人が「栄誉」にあずかっていた。

特高警察は、大逆事件の年の1911年の創設。モデルはワイマール共和国時代のドイツの警察であったと萩野氏は言います。秘密警察であったソ連のゲーペーウーや、ナチスドイツ時代のゲシュタポとは生い立ちも性格も異なっていたようです。

 社会運動の「監視や捜査における警察網の緻密さや広さへの自信、そして自前での組織、機能を整備・充実し、共産主義運動を抑えこんできたという運用の実績の自負が、おそらく警察制度や抑圧取締の方法など新たな導入を不必要と判断させた。」(P127)

 ナチスのゲシュタポとは違う自負が特高警察にはあったようです。

「そうした自信・自負の背景には、取り締まられる側と、取り締まる側の間に日本固有の関係があるという考え方があった。特高警察は思想検察の主導した「転向」施策には消極的で、拷問を含む厳重な取り調べと処罰こそ運動からの離脱や思想の放棄をうながすという立場に立っていたが、その大前提には思想犯罪者といえども「日本人」であるゆえに「日本精神」に立ち返るはずだという見通しがあった。

 治安維持法改正で最高刑を死刑に引き上げながら、日本国内の実際の裁判においてその宣告がなされなかったことも、また予防拘禁に「精神の入れ替え」という期待を込めたことも「日本人」である限り最終的には「日本精神」に回帰し、「転向するはずだと考えたはずである。

 思想矯正は可能とする日本とは異なり、ドイツの場合はそうした発想がない。」(P188「ゲシュタポとの比較」

 しかし植民地の朝鮮や満州国での取締は過酷で残忍であったようです。中国満州では反日運動活動家を、弁護人なしの法廷でのは形式的な裁判で死刑判決を出し、即2000人が処刑されたと言われています。

 「この途方も無い大きなギャップは、「日本精神」に回帰可能な日本人と、「転向」の余地ささえ与えない中国人という相違でしか理解できない。朝鮮人・中国人に対する残虐性の発揮は、ドイツにおける多民族のに対する残虐性に通じるものがある。」(P191)」

 1945年の敗戦によって、特高警察は解散させられました。しかし戦後形をかえて特高警察は生存していると筆者はいいます。

「立川反戦ビラ配布事件や葛飾政党ビラ配布事件という集合住宅へのビラ撒き行為について、最高裁で有罪判決が出されるなど新たな抑圧統制が進行しつつある。鹿児島の志布志事件や富山冤罪事件は、警察内部の違法な捜査や取り調べが過去のものではないことを示した。

 そして「共謀罪」は2009年7月に廃案担ったものの、姿を変えて再登場の機会をうかがっている。」(P8)「生きている特高警察」

 日本社会が右傾化、全体主義者の台頭・跋扈が目立ちます。もし彼らが権力を掌握すれば、必ず特高警察を復活させることでしょう。

 国家犯罪を許してはいけないと思います。すべては大逆事件から戦前日本の抑圧社会と、1945年の惨めな敗戦とは結びついています。

 大逆事件の再審請求と幸徳秋水さんの無罪判決を要求する運動もしていかないといけないと思いました。

 戦前は特高警察によって日本の社会運動は抑圧され、無謀な戦時体制や世界大戦の突入を阻止できませんっでした。私たちは歴史を検証し、特高警察という国家犯罪組織の復活を許しては行けないと思いました。
 

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2012.12.02

仁淀川町・長者キャンドルナイトへ行きました。

 12月1日は、今年から二葉町として交流しています仁淀川町長者地区の[キャンドル・ナイト」へ行きました。二葉町自主防災会副会長ご夫妻と、そのご友人と私と4人で、午後1時二葉町を出発しました。

 午後3時前に仁淀川町長者地区の会場へ到着しました。午後1時からは集落活動センターだんだんの里の開所式もあり、高知県知事が来られていたようでした。
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 大銀杏前の広場や道路を隔てた空き地には、テントが張られ、椅子も設置され、ステージもこしらえられています。だんだんクラブの主催です。キャンドルナイトは2007年から始まり今回で6回目とか.。その企画運営者である中島前だんだんクラブ会長が挨拶されています。
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 地元の皆様が地元食材を販売されていました。
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 お蕎麦は棚田で栽培されたといいます。それをそば粉にして、地元有志の皆様が山菜そばをこしらえて販売されています。現地は寒かったので大人気でした。2杯食べました。
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 また棚田でこしらえたもち米を精米し、杵で餅をついて即売していました。もち米も販売していました。
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 ついたばかりのお餅も食べました。大人気でした。
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 おでんも炭火であぶり、お味噌をつけた素朴なものでした。
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 午後3時半ころからは、キャンドルナイトに使用するロウソクの入った瓶を棚田に設置する作業を一部お手伝いしました。6月1日にだんだんクラブの皆様に田植えのお世話になり、また11月4日には二葉町有志にて芋掘り会を実施しました。そのあたりの棚田のあぜに設置していきました。
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 そして午後4時半からは、着火マンをめいめいが持って棚田に設置したロウソクに点火していきます。ことしは2012本のキャンドルに点灯されました。
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 大石仁淀川町町長も点火式をしていました。
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 長者小学校4年生の子供神輿も繰り出しました。そしてステージで合唱をしました。
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 だんだんクラブの皆様がサポートして棚田でのコメ作りをされていましたが、その様子を書いた作文が高知県や全国で入選されたそうです。表彰もしていました。その朗読もしていました。
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 だんだんと暗くなると棚田のキャンドルナイトは綺麗になります。

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 ステージでは音楽も披露されていました.夜になってもなかなかの賑わいでした。
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 散々堪能して午後6時半ころに帰りました。参加者一同感動しました。

 紅白のお餅もいただきました。餅まきは高齢者には危険なのでお配りされているようです。
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 12月6にちから集落活動センターだんだんの里は営業を開始します。当座は地元の食材を活用したモーニング・サービスからやっていくようです。

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元気であることは何よりも幸福なこと

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 土曜日に父(93歳)のゴルフ練習についていきました。その間は私は読書タイム。よく本が読めます。
寒くなりましたが、調子がよくまっすぐ球を打っていました。

 元気で好きな事をできることが人生いいことであると思いますね。

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日本未来の党に未来はあるのか?

 滋賀県の嘉田(かだ)由紀子知事は、[日本未来の党」の結成を宣言し、自ら党首になられつとか。その政党に国民の生活が第1(小沢一郎代表)や、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」などが解党して合流しました。

 またみどりの風も一部が合流するとか。社民党は合流はしないが協議するとか。共産党はあいかわらず唯我独尊路線ですが、協議の対象と今後はなることでしょう。

 12月4日の公示直前の「脱原発連合」ですが、ばたばた感はありますが、よくぞここまでの感慨はありますね。

 軍拡・徴兵制復活だの憲法改正だの安倍自民党や日本維新の会。未だに福島第1原発からは、毎日日にち大量の放射性物質が大気中や地中や海洋に排出されています。それなのに原発推進、核武装などと「狂気の沙汰」の政治的な主張を自民党と日本維新の会は繰り返しています。

 日本未来の党がはたして躍進するのか、少数派に留まるののかわかりません。

 でも[脱原発」を旗印にした政党ができたことには素直に評価します。ドイツの緑の党のような環境政策政党に成長していくことに期待したい。

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2012.12.01

石原氏は核武装を提唱とか・・

石原慎太郎氏は、東京都知事を突然辞職し、今度は国政へ挑戦。勇ましいことばかり吠えていますね。果たして彼の発言が日本の国益になるのか。日本国民にとって良いことなのか、国民各位はじっくり考えるべきでしょう。

 最近では「核武装論」なども言われていますから。

http://webronza.asahi.com/politics/2012111900003.html?iref=wrchumoku

 そもそも尖閣諸島の買取を発表したのも、米国のレーガン・親子ブッシュ政権を支えたシンクタンク「ミサイル財団」ことヘリテージ財団でありました。スポンサーは軍事産業、しかも日米の軍産複合体である可能性が高いと思います。

 橋下徹大阪市長率いる日本維新の会の顧問に、小泉内閣時代に新自由主義政策で日本社会をメチャクチャにした竹中平蔵氏なのですから。石原氏の太陽族党と橋下氏の維新の合流は、「軍事軍拡優先主義者」と「新自由主義者=格差社会万歳社会」の野合ではないでしょうか?

 その勢力を「第3極」と持ち上げるマスコミ各社の報道姿勢は、「どうにかしている」と思いますね。

 欧州の排外主義的な極右政党であるフランスの国民戦線や、ドイツのネオ・ナチのような存在ではないでしょうか?

 異論を一切排除するファシスト政治家の跋扈は、市民主導の民主主義とは全く相いれませんね。

 今回の総選挙「脱原発」VS「原発推進」が選択肢の体制選択選挙です。現状は脱原発派は小党分立でバラバラ。現状では原発推進政党の圧勝の兆しですね。しかも極右政党まで国政の議席を獲得しそうな勢いですね。

 「劇場政治」はテレビのバラエティ番組だけのお話です。現実の政治は、派手な言動やパフォーマンスは必要ありません。

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