2012年の総選挙の総括(その2)
新聞の切り抜きです。右側の小選挙区の東京選挙区におきましては、候補者が乱立していますね。民主党と民主党から離党した未来の党との対決している選挙区が25のうち19もありましたから。小選挙区で当選したのは民主党は2人だけ。菅前首相も落選し、比例で当選する有様でした。
「近親憎悪」の感情はわからぬでもないが、結果的に自民党が「漁夫の利」を得ましたね。「独自の戦い」をしている共産党ですが、こちらもうまく選挙居力ができないものでしょうか。
左の高知選挙区。2区と3区は自民党VS共産党の対決でした。都市部で選挙協力がうまくできておれば、他政党の支持者の共産党への投票もか考えられたと思います。その点自民党と公明党はうまくやっているなと思いますね。
例えば東京選挙区で各政党で話し合い、「談合」して、脱原発候補を1本化する。この選挙区では未来が、こちらでは社民が、こちらでは共産がでる。民主党でも脱原発志向の候補者とは連携する。それが可能になれば、高知2区、3区の共産党候補者を他の脱原発政党が支援すれば、もう少しは選挙の様相は変化したでしょうに。
「小さいことに」(もっとも政党幹部にすれば大事なんでしょうが)こだわり、脱原発統一候補が擁立できず、原発推進を表明している自民党・公明党連合にことごとく敗れました。
2013年の7月の参議院選挙。こちらで全国選挙区の脱原発候補を擁立できなかれば、地方区では自民党の完勝になり、一気に原発再稼働・再軍備・憲法改正へシフトしていくことでしょうから。
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