2012年の総選挙の総括(その3)
比例区の特徴をあらためて見ますと、自民党と公明は微増、民主党は42%→16%と激減。維新が20%も獲得していますね。みんなは、4・27%から8・66%に倍増。共産は7・03%から6・12%の減少、社民は4.27%から2・31%へ半減しました。
維新は第2党。1100万票は凄い。実態が不明なのにマスコミの宣伝効果もあり大幅に得票を集めました。
未来は5・69%で320万票足らずでした。かつて小沢一郎氏の自由党時代は比例で660万票程度獲得していましたからその半分も獲得していません。合流効果が今ひとつでした。
老舗政党である共産党や社民党の体調は著しい。共産党は小選挙区ですべて立候補者がいたのに、その票を比例に活かせていません。左翼政党は日本では消滅する可能性もありますね。
結果論ですが、維新はみんなと合流していたらもっと議席を獲得していたかもしれませんね。政界のはぐれ者である石原慎太郎氏と合流したことで、伸びが止まったように思いました。
次回選挙でも離合集散はあるとは思います。
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