阪神大震災から18年
1995年1月17日に発生した阪神大震災。2013年の今年は18年目になります。
明け方未明に高知でも大きな揺れを感じ、家族とともに本棚が倒れないように、懸命に抑えた記憶がありました。[地震は起きないだろう」と言われた関西での大震災に衝撃を受けました。
その後新潟県での中越地震や、中越沖自身、能登半島地震や、芸予地震。そして2011年3月11日の東日本大震災と日本では地震が連続して起きています。
昨年南海トラフ巨大地震の新想定が公表されました。従来型の宝永地震モデルの3連動ではなく、東日本大震災レベルに被害想定が引き上げられました。
家具の転倒防止、家屋の耐震化、防火対策でその後の災害復興は問題を抱えながらも地域は復興して来ました。
しかし、私たちの地域は更に厳しい災害が襲います。軟弱地盤ゆえの液状化。地震と同時に地域全体の地盤が2メートル以上地盤沈下する。そして地域全体が水没する。更に津波が押し寄せる。石油施設も対岸にあり、最悪の場合火災の危険性もあります。
そのなかで活路を見出すために、減災対策を住民同士で考案し、行政や企業の協力も得ながらできることから受講しなければなりません。
高知大学の岡村眞先生は「阪神大震災から30年後に南海地震は起きるかもしれない。ずっと先のことかと思っていましたが、もしそうであるとしたら残された時間はあと12年になりました。」と言われました。ほとんど下知地域の減災対策はされていないので、焦るばかりです。
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