« 羨ましいロハスな生活 | トップページ | 水道工事が終われば都市ガス工事が始まりました »

2013.02.12

小西豊(コニヤン)さんのご逝去を悼む

 コニヤンとして親しまれていた小西豊さんが、2月11日午前10時逝去されました。58歳でした。昨年5月頃に体調を崩され高知赤十字病院で治療をされていました。土曜日に一時帰宅され、ご家族と一緒に食事もされていたとのことでしたが、容体が急変、救急搬送されましたが、治療のかいなくご逝去されました。

 私と小西豊さんは、もっぱらブログを通じた交流が主体でした。教育に関する、子供たちに関する熱い想いは、時に辟易するほどでした。「学校へ行きたくても行けない」子供たちへの想いや、サポートにより、多くの子供たちや親御さんが救われたことでしょう。それだけに高知県教育界は貴重なる人材を失いました。
Photo

 初めて2009年の11月に、共通の友人である梅原孝司さんの仲介で小西豊さんお会いし、葉牡丹と閉店間際のとんちゃんで3人で痛飲しました。ブログの文章どうりの熱い教育関係者でした。

 2011年3月には、小西豊さんが段取りされて、埼玉から高知へ里帰りされました鈴木啓介さんご夫妻をお招きして、懇談会をしていただきました
Photo_2


Photo_3

 その当時は初めて出版した「コニヤンの肯定脳的人生論2010年版」を売りつけられ、本にサインをしていただきました。
Photo_4

 確かもう1冊出版されています。一読しましたが粘着気質の文章は、こちらが気合を入れて充電した状態でないと読み切れないエネルギーに満ちています。小西豊さんが、学校へ行きたくとも行けない子供たちへの想いや、励ましの文章などが満載されています。

 「ある教育者のつぶやき本を読んで」で読後の感想を書きました。

「特に印象に残った記述は、わたしの父と同年代のお母様のことを書いているところです。「半径5メートル」で自宅のなかでは用が足せるといいます。それでいて誰のお世話にもならず、自分のことは自分ですべてされておられる。なによりお母さんの考えや言動が「前向き」であるとか書かれている。それがいいですね。

 また登場してくる学校へ行きたくともいけない子供たちへの思いや、愛情を感じますね。そのエネルギーは凄いと思います。」(コニヤンの肯定脳的人生論2010年版)

 この本は、昨年東京大学を卒業し文部科学省へ入庁した知人の息子さんに贈呈しました。彼が帰省しておりに、小西豊さんと対面させてやろうとわたしなりに画策しておりましたが・・ご逝去はとても残念です。

 知人の子供も中学生時代に学校へ行けなくなり、小西豊さんを紹介し、多大なサポートをしていただきました。道を踏み外さず今は社会人になっています。絶望の淵から実に多くの子供たちと親御さんがコニヤンのサポートで救われています。

 彼の夢は「おもちゃ博物館」をこしらえることでした。仕事の合間に購入したおもちゃコレクションは膨大で専門家も驚くほどでした。仕事をリタイヤした後は、マイペーズで私塾をやりながら、おもちゃ博物館をこしらえることを目標としていました。

 高知県は惜しい人材を亡くしました。コニヤン 天国でも今日も笑顔でボチボチとやっていてください。心よりご冥福を申し上げます。

|

« 羨ましいロハスな生活 | トップページ | 水道工事が終われば都市ガス工事が始まりました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小西豊(コニヤン)さんのご逝去を悼む:

« 羨ましいロハスな生活 | トップページ | 水道工事が終われば都市ガス工事が始まりました »