川竹大輔さんの出版記念と交流会
2月9日は3週ぶりに夜須でセーリングをした後に、元高知県特別職秘書であった川竹大輔さんの「改革派知事の時代 出版記念と交流会」が、午後5時半から高知市の三翠園ホテルでありましたので、ヨットの後始末をしてスーツに着替えて出席しました。背広を着るのは今年で4回目でした。
少し遅れて到着。前方スクリーン画面では、元高知県知事橋本大二郎さんが、川竹大輔さんの著作について話をされていました。どうしても外せない用事があり、来られなかったようでした。
続いて対談がありました。川竹大輔さんと根小田渡氏(高知大学名誉教授)司会を本の出版元の代表細迫節夫氏(南の風社)がされていました。
このなかで川竹大輔さんは「1994年ごろから2007年までが改革派知事の時代でした。本県の橋本大二郎知事、浅野史郎宮城県知事、北川正恭三重県知事、増田寛也岩手県知事、片山善博鳥取県知事など、地方から国を変えようという知事が輩出しました。
総務省主導の全国知事会が「戦う知事会」になった時期もありました。ひも付きでない国からの一括交付金などが成果でしたが、2007年頃に終焉しました。」
根小田氏は「小泉政権の中央からの構造改革路線が、地方の声を退ける形になり、三位一体改革でますます地方の弱体化が進行したことは否めない。」と指摘されました。
そのあと、川竹大輔さんと高知県でそれぞれの分野で活躍されている人たちからの発言がありました。会場からの質疑応答もありました。
そして交流会になりました。高知県下各地から140人の参加者がありました。多士済々で、川竹さんの幅広い人脈を感じさせる人たちでした。
豊後彰彦さんと記念撮影をしました。背広姿はめったにありませんので。
交流会は午後9時に散会しました。川竹大輔さんは、まだ43歳です。「改革派知事の時代 地方から日本は変わったのか」(川竹大輔・著・南の風社・2012年刊)を一読しました。感想文は別項で後日書きます。頭脳明晰で、行政部署を横断的に渡り歩き、橋本知事の代理で高知県各地を巡回されていた経験は、今後活用しないといけないと思いました。
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