活用できるのか?県「結」プロジェクト「
4月5日の高知県知事の出演番組の中で、知事は「二葉町と仁淀川町の交流がヒントになり、今年度予算で「結」プロジェクトを推進事業費をつけました。集落活動センターを拠点に、都市部と中山間部の交流をより促進させるためのものです。」と言われました。
地域代表の坂本茂雄県議からいただいた「平成25年度歳出予算見積書(その3-2)によりますと、新規事業として、中山間地域対策課のなかの「高知県「結」プロジェクト推進事業費として、総額2132千円が計上はされています。
説明を見ますと、
1)事業の目的・内容
中山間地域における集落の維持。活性化を推進するため、民間の方々(企業・大学・NPO等)と集落との交流活動を集落支援活動に繋げる仕組みとその拡大に向け、集落と民間の協働の取り組みを支援する。
2)見積概要
1・高知県「結」プロジェクト推進事業費補助金
補助先 市町村
補助対象 「結」プロジェクトの導入にかかる集落の活動経費
補助率: 2000千円(定額)×10か所
2・事業費
報償費132千円
県の予算はだいたいそうで、市町村や組合法人(農協・森林組合・商工会)などが窓口になっていますね。
なんだかめんどくさそうですね。役人がこしらえる補助対象は、」市町村とか組合などの既存の団体。二葉町自主防災会などの民間団体は使えそうもありません。
2年前から懸命に「仁淀川町ー二葉町交流事業」をやっていますのに、まったく県や高知市の支援はありませんでした。これからもこの種の予算は使い勝手が悪そうで「使えない」ようですね。
具体的には、仁淀川町の安居渓谷の宝来荘へ、二葉町自主防災会の住民各位が6月に疎開体験をしにいきます。その場合のバス借り上げ料などを補助していただければ助かりますが。なんだか気分がなえるような高知県庁の文章です。
業界が違うので、どうもわからないところがありますね。
| 固定リンク
コメント