デフレは続くどこまでも・・・
アベノミクスで景気回復、株価上昇、円安で大企業は大幅な利益を計上とか、マスコミは煽りてています。でも巷ではデフレ経済は全く終焉しません。
午前中に高知市役所で物品納入の入札があり行っておりました。金額を書いて入札箱に投函。市職員が慎重に各社の金額を比較し、落札業者が5分後に決定しました。うちはあえなく落選でした。
それはよしとして落札金額を聞いて仰天。なんとうちが出した金額よりも35%も安い。しかもうちがメーカーからの仕入れ価格より15%も安い価格での入札でした。これではお手上げ。(メーカーは円安を理由に原材料が上がったという理由で値上げ基調の仕入れ価格を提示しているので余計にそいうなります。)
石油化学製品で、円安で海外物を中心に値上げ基調に最近はなってはいますが、まだ市中には浸透していません。それに輸入原料を使用している石油加工製品も値上げするものと、値段が変わらないものがあり、一時期のようになんでもかんでも上がるなんて言うことはありません。それに10%程度の誤差なら納得ですが35%も違えば何が何だかわかりません。
値上げ基調の時代では同じメンバーの入札でしたが、誰も役所希望の安値は出せず、入札は結局流れたことも何度かありました。その時は世の中全体が「値上げモード」であり、宅配便のクロネコヤマトの運賃まで値上がりになりましたから。
今は全然そんな雰囲気ではありません。株などの利ザヤでごく一握りが儲けた人がおるだけ。実体経済は全く関係ないことを思い知りました。
牛丼屋も値下げ競争をしています。上がるのはガソリン価格と、秋からの電気料金。住宅ローンの金利も上がったとか。来春は消費税まで上がります。でも庶民の所得が上がりません。景気が良くなればいいとは思いますが、生活実感では「ありえません」ね。
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