沖縄問題を真剣に考えましょう
今日5月15日は、1972年に沖縄がアメリカから日本に施政権が返還された日です。本当の意味での「日本独立の記念式典」をするのであれば、4月28日ではなく、5月15日にすべきなのです。
何を安倍内閣は「急いで」式典を強行したのでしょう。多くの沖縄の人たちは「屈辱の日」として抗議集会を開催し、大勢の人たちが集まりました。歴史的に見れば、1952年4月28日に施行されたサンフランシスコ講和条約により、沖縄は日本から分離され、アメリカの統治がより強化されました。
今も普天間基地の代替え飛行場が名護市辺野古に日米両政府は移転させようとしています。これには本来保守系のひとであるはずの仲井間沖縄県知事までもが反対しています。
「基地でしこた儲けて、国からの交付金でも儲けているようだから米軍基地ぐらい我慢しろよ」と言う、「心無い」書き込みもWEB上で散見します。
辺野古への普天間海兵隊基地の移転移設は、「民意」と程遠いところにあり、到底無理な話です。政府が強行すれば、かつての「成田闘争」以上の反政府運動が、根強く展開され国論が分裂することになるでしょうから。
また5月15日は、義母西平一枝の命日でもあります。1997年のことでした。物静かな温厚な人柄の人で、大好きでした。もう16年にもなります。(なにかと過激なうちの母とは大違いです。)
子供も2006年から2010年まで沖縄県立芸大へ通学していました。家内の実家から通学させていただいていました。我が家では沖縄は身近な存在です。
でも2年前に「誰も住まなくなったので」、家内の兄弟が話し合い、隣の地主さんに実家の家を買い取ってもらいました。家内の実家も消滅してしまいました。
いまは私の超高齢の両親(父93歳・母87歳)のケアがあり、沖縄を訪ねることはかないませんが、また訪問し、家内のご両親のお墓参りにも行きたいと思っています。
やはり日本人全体が、沖縄に向き合いともに考えなければいけないと思います。
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