自民党議員は、ちゃんと憲法や原子力問題に正面から答えよ!!
国会議員でも、地方議員でも自民党所属の議員の多くは、有権者に語る話と、議場での発言と行動が大幅に違っているのではないか?
昨年の総選挙。2009年のマニュフェストの大半を選挙の洗礼なしに反故にした民主党政権に国民は「レッド・カード」を出しました。結果民主党は大惨敗。自民党が大勝し、安倍内閣が誕生しました。
日銀総裁を交代させ、大胆な金融緩和政策を断行、今のところは円安に推移し、株式市場も活性化しています。しかし市井の経済への影響は出ていません。
各種世論調査に気をよくした安倍首相は「憲法改正する必要がある。」「集団的自衛権行使して米軍と一緒に国際貢献する。」「福島で貴重な経験を積んだ日本の原発を積極的に海外へ売り込む」とか、めちゃくちゃではありませんか?
このような政策なり言動を、私の知る限り国政でも地方議員でも自民党議員から今までは聞いたことはありません。
昨年の総選挙で聞いたのは「TPPを死ぬ気で阻止します。」「南海地震対策を懸命にやり県民の命と財産を守ります。」その2つぐらいです。
「憲法を改正します」とか、「原発を再稼働させます。」なんていうことは昨年の自民党の選挙公報に書かれていませんでしたよ。自民党の候補者の選挙公報でも見たことがありません。その2つのことが書いてあれば、多くの国民は自民党に投票しなかったと思います。
地方の選挙区で発言していることと、国会での自民党の行動が「ずれている」としか思えません。これでは「2枚舌」ではありませんか。地方の顔と中央の顔があるんでしょうか?自民党は。
安倍内閣の今日の姿は、「自民党のあるべき姿」ではありません。
参議院議員選挙でも、地方議会選挙でも、首長選挙でも「憲法改正」と「原発再稼働」の是非をきちんと有権者の前で発言し、選挙公報へも明記して下さい。そうされないと正しい判断は下せませんから。
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