« 市街地の電柱も地震が来れば倒れるでしょうね | トップページ | 行政は市民の命と財産を守る仕事 »

2013.06.02

山本一力氏講演会を聞きました。

 高知市市民図書館オープニング記念講演会があり、聴講してきました。午後1時から2時半までの講話でした。山本一力氏は(1948年・昭和23年)高知生まれ。下知地域の城東中学に3年の途中まで在学、東京へ移住。
Yamamotihon_r

 正直小説は讀んだことはありません。テレビで「借金を小説書いて返済した。」とか、最近では東京の街を車ではなく自転車で巡回している姿をテレビの番組で見た程度でした。

 せっかくの講話なので下知図書館で山本氏の作品を2冊借りました。直木賞の「あかね雲」は貸し出されていたので、「早刷り岩次郎」「龍馬奔る 少年編」を借りてきました。面白いのかどうかは不明ですね。

 それで講演は、何年か前の60歳の還暦の時に運転免許を返上した話をされていました。
「自分はパソコンで小説を書いている。どうも目が見えなくなり、反応が鈍くなった。思い切って返上した。」とのこと。加害者になって編集者や仕事でつながる人に迷惑はかけたくないとかというのが理由ですね。

 作家の五木寛之氏は、後期高齢者になっても運転免許を更新し、「老人は荒野を目指す」とかエッセイで書いているのを読みましたが、人それぞれですから

 「土佐のいいところはてんぷらだ。東京では天ぷらは、ころものついたものですが、高知ではすり身の天ぷら。それも大橋どうりの松岡かまぼこの天ぷらが美味い。今日も日曜市で芋天も食べました。」という郷土自慢のお話。

「仕事で先日シカゴから、サンタモニカのルート60を4000キロを家内の運転で走破しました。アメリカは荒野と赤土と岩だらけの広大な大陸であることを思い知りました。緑は都市周辺にあるだけです。

 見知らぬ小さな町へ行き、そこで知り合った老夫婦もとても親切で、」納屋にある記念品を見せてくれましたが、それはがらくた。でも当人には大事なもの。わたしは日本の作家。文庫本にサインして寄贈しました。紀行文は書いたら送ると言いました。」

「その旅行も若い時なら気が付かないことが、年配者になって気づくことがありますね。
昭和30年代初めの子供時代、下知には製材所がたくさんありました。そこで働いているおんちゃんたちが、休憩時間にキセルで粋に煙草を吸っていた。そのしぐさが恰好良かった。

 また日曜市では1本の針金で鳥かごを手早く作るおんちゃんがいて、わたしら子供は見つめていた。早くああいう格好いい大人になりたいと思いました。

 今の時代大人たちが自信がないように思える。定年があります。培った経験や知識をあまりに軽々しく扱ってはいませんか。それが残念です。」

「今桂浜の坂本龍馬記念館で、河田小龍の「漂巽紀畧」(ひょうそんきゃく)」が、アメリカ・フィアデルフィアの図書館から特別に貸し出され、ひっそりと展示されています。

 これはジョン万次郎がアメリカで見聞したことを絵師でもあった河田小龍が聞き取り,忠実に私情挟まず記述し、挿絵を描いたそうです。建国まもないアメリカの姿を東洋から初めて来た来訪者の記述ということでアメリカでは大変大事にされているそうです。

 学芸員2人が来日し、展示の方法まで助言したそうです。坂本龍馬記念館では夜間も警備員が警備しています。それほど貴重な書籍なんです。ぜひ見学してください。7月19日までやってますから。」

「僕も情報はWEBで取りますが、やはり年長者からの聞き取りは大事です。長年培われた知識と経験は大事だし、社会の財産としてみんなが大事にしないといけない。

 年寄りの説教は、うっとうしいいので聞かないが、僕は物語や小説にして読んでもらうようにしています。」

「どうか年長者の知識や経験を活用する社会にしましょう。年長者は若い人たちに自分の背中を見せられる生き方をしないといけませせ。」

 お昼過ぎの講話でしたので、途中睡魔に襲われ、断片的に記述しています。

 講話中は撮影禁止でした。講話終了後のサイン会の様子を写真に撮りました。ご近所の知り合いが多く来ていましたね。今日は雨でしたので、朝の消毒も中止。海へも行けないので文化講話を聴きました。たまにはいいもんですね。
Sainnkai1_r


Sainkai2_r


Sainkai3_r


|

« 市街地の電柱も地震が来れば倒れるでしょうね | トップページ | 行政は市民の命と財産を守る仕事 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11475/57509590

この記事へのトラックバック一覧です: 山本一力氏講演会を聞きました。:

« 市街地の電柱も地震が来れば倒れるでしょうね | トップページ | 行政は市民の命と財産を守る仕事 »