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2013.06.03

行政は市民の命と財産を守る仕事

 極言ですが、国や都道府県、市町村の行政機関の仕事は、「市民の命と財産を守る」:ことにあります。それ以外の業務は民間に委託しても構わないと思います。

 仕事をやりくりして3月には定例県議会と高知市議会を傍聴しました。議員側が懸命に「住民発意の減災対策」を質疑しているのに、県知事や高知市長や関連部局長の答弁は、「ありきたりで到底満足できるものではありません。」でした。

 昨年は南海トラフ巨大地震の国の新想定が何度も出た事情はあるでしょう。県レベル、市町村レベルでの被害想定の見直し作業の多忙さや、大津波に襲われる沿岸部の対策が緊急の課題であることも理解できます。でも仕事でやっていることではありませんか。その仕事で給料をいただけますから。それに3年ぐらいしたら移動するでしょうし、定年なれば関係ありません。

 それに引き替え海抜0メートル地域に毎日生活している高知市下知地域の住民は24時間危険と向かい合っています。真のくつろぎはありえません。


 高知県経済の中心であり、商業集積している高知市市街地が地盤沈下し、さらには長期の浸水が予想されるのに経済の大半を担っている低地の市街地の市民の意向は、現在のところ「後回しに」されています。

未だに住民各位が安心できる構想を公表できないのは行政の怠慢であり、首長の責任です。400年前に山内一豊が土佐に入り、当時「河内(こうち)」と言われていた海に近く、川に囲まれた地域を干拓し、城下町を形成し、明治以降の近代的な都市化により市街化しました。

 所詮は低地の埋立地ゆえに、地震には強くはありません。

 24時間浸水と地盤沈下の恐怖に苛まれている対象地域に住んでいる高知市民10万人の1人として、国に対しても、高知県に対しても、高知市役所に対しても、文句の1つも言いたいと思います。

 「市民の命を守れない、守ろうとしない行政機関」はこの世から消えてなくなるべきでしょう。

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