ひえは食糧に使えないものでしょうか?
二葉町町内会の有志は、6月22日・23日と仁淀川町宝来荘のバンガローで疎開宿泊体験を行いました。
23日に仁淀川町のによど自然素材活用研究会の井上光夫さんのご案内で天界集落と言われている椿山地区へ行きました。
http://www.youtube.com/watch?v=l154cy6N58o(椿山地区を紹介した動画今回の訪問とは関係はありません))
地域の方にお話を聞きますと椿山地区は、昔から食料飢饉に備えて、各世帯で、「ひえ(稗)(イネ科の一年草。高さ1~2メートルに達し、葉は細長くイネに似る。夏、円柱状の穂をつけ、小さい実を結ぶ。実を食用や鳥の飼料などにする。日本には縄文時代に中国から伝来したといわれ、救荒作物として栽培している。)
を備蓄されており、椿山集落全体で数百表になるとのことです。
ただし、いずれのひえ(稗)も30年以上も備蓄されています。精粒にする機械もないのではたして食用として使えるのかどうかも不明です。
30年経過しても腐敗したり、カビがはえたりは全くしていないそうです。ひえ(稗)自身が腐敗を防止する物質を出しているのでしょうか?虫もよりつけない物質も出しているのでしょうか不明です。
もしこのひえ(稗)が30年経過しても食用に使用できる。なにかの加工食品になるとすれば、食糧難問題を解決してくれる植物であるかもしれません。荒れ地で簡単に栽培でき、備蓄にも特別な装置も何もいりません。
どなたかお知恵のある人はいませんでしょうか?
捨てるのももったいないし。有効活用になればとのお話です。
安倍自民党内閣は「原発を再稼働して経済成長」なんかと言われていますが、初めてこの天界集落を訪れた時、そんな理屈は「まやかし」ではないかと思いました。1000年前は平家の落人が都を追われ、ひっそりと生活していたようです。他仁淀川町には安徳天皇がかくまわれていたとか、武田勝頼もこちらへ逃げてきたとかいう伝説もあります。
たしかに山は深く生活は厳しいものがあります。水は豊富ですが平地は少なく、地域は近隣者が力を合わせ長らく焼畑で生活をしていたそうです。水さえあれば人間は生きていけます。でも放射能とは共存は出来ません。
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