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2013.08.30

アニメ映画「風立ちぬを」鑑賞

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 昨夜両親を寝かしつけた後に、家内とアニメ映画風立ちぬ(スタジオ・ジブリ・2013年作)を観賞しました。入場券発見売り場が自動販売機になっていました。知らなかったので随分来たことがない。年寄り夫婦2人なので、グッズ売り場のレジで購入。

 入場まで時間があったので、売店でホットコーヒーを購入。席で飲みましたが、テーブルにも床にもポップコーンや紙が散乱。興ざめ。合理化するのも勝手だが、掃除ぐらいしてほいしい。ジャンキーな荒れ果てた映画館になったものだ。
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 映画の感想。賛否が分かれるアニメ映画だろう。ジブリの前作「コクリコ坂から」は駄作でした。ジブリの親会社のオーナーへのごますり映画でしたから。

 今回の映画は飛行機好きの宮崎駿監督のマニアックな「力作」だろうが、作品としては「紅の豚」のほうが良かった。

 少年時代から「美しい飛行機」の設計にあこがれる主人公堀越二郎。夢の中でも現実でも飛行機は無残に分解し墜落する。
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 関東大震災で出会ったヒロイン奈穂子も、不治の病に侵されていた。飛行機同様に自分の1番美しい場面を見せるために登場し、維持できなくなると二郎の前から1人で去っていく。

 「紅の豚」は1992年の作品。もう21年も前のアニメ映画。今回も同じ72歳の老成した宮崎駿監督の作品です。

 飛行機オタクの堀越少年と青年の姿を借りていますが、初老の老人宮崎駿氏の心風景そのものの映画。私小説ではないか。

 「老人性鬱」に延々とつき合わされた気分。
そう快感はない。ただ群衆の描き方や、風や雲の描き方は実写以上の迫力の映像。

 飛行機設計の数式が正しいかどうかは見てもわからない。小道具や背景の詳細さや、緻密さは物凄いものがある。

 子供向きのアニメ映画でもないし、ラブストリーでもない。鬱のアニメでありますね。感想は「・・・・。」ですね。

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