罹災地から学ぶ2つの防災講演会
高知市の下知コミュニティ・センター防災部会と下知減災連絡会では、11月上旬に罹被災地から学ぶ防災講演会を企画しています。
11月5日(火曜)は「液状化被害の住宅修復と備え東日本大震災罹災地からのメッセージ」という表題で、高知市宝永町出身の曳家職人である岡本直也氏に、東日本大震災直後の様子や、住宅修復工事で感じた罹災地の様子をご報告いただきます。
岡本直也さんは浦安市の液状化による沈下是正対策で多大な貢献をされています。しかしながら悪徳業者の横行で苦労もされておられます。高知へ「還元」していただく貴重な情報もあることでしょう。
11月8日(金曜)は「長田復興から学ぶ!下知復興への備え 阪神大震災から18年」と言うテーマで、神戸市長田区鷹取商店街振興組合理事長の石井弘利氏に、「阪神大震災からの地域の復興、問題点や課題について」お話していただきます。
東日本大震災と阪神大震災からの復興のありかたを住民視点から、率直にお話いただく予定です。これから30年以内に起きる南海トラフ巨大地震で、甚大な被害が想定される高知市下知地域の住民として「教訓」を拝聴します。
二葉町自主防災会は、5年前の2008年に、石井さんたちの鷹取町内会と交流を行いました。それから5年。ようやく下知地域の自主防災会の連絡会(下知減災連絡会)も結成され、少しずつ住民の意向が表出しています。これから市役所と協働で「下知津波避難計画」の課題抽出作業があります。大事な時期に来ています。
会場は高知市下知コミュニティ・センターです講演は午後6時半からです。会場は駐車場はありません。
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