地域のなかで高齢者施設があればいい
うちの両親は85歳以上の超高齢者です。父は94歳、母は87歳です。2人とも大正生まれです。介護度は1です。母が最近弱り、排泄で失敗するのでオムツ式パンツを履いています。
介護予防通所リハビリに週に2回通所しています。それと別に週に1度終日型のデイ・サーボスに行っています。また金曜日は私が、はりまや橋商店街で開催されている活き活き100歳体操へ母を連れて行っています。
いずれも300メートル四方の二葉町の外の地域にある施設です。送迎車が来てくれたり、わたしが車で送迎しています。
7年ぐらい前から二葉町自主防災会を通じて、地元の地域活動をするようになりました。
それでつくづく思いますのは、地域の高齢者は地域のなかで「見守る」ことが大事ではないかと思うようになりました。子供たちは小学校は地元地域に原則徒歩で通学しています。それ故父兄も地域の人たちが大半で、子供たちの「見守り」が地域の力を借りてすることが出来ます。
しかしながら高齢者の介護施設やリハビリ施設は、徒歩で通える地域内にはありません。施設の送迎車が出入りし地域の高齢者をそれぞれが契約した施設へ連れて行きます。
「地域の力」「地域の見守り」が全く期待できないことになっています。顔見知り社会である地域の町内会単位に介護施設や高齢者を対象とした施設があれば、「地域の見守り力」もg手助けになるのですが、それは期待できません。
特に認知症の高齢者対応は大変であります。地域の見守り力は強力なサポーターになることでしょうから。5年前から母(87歳)が軽い認知症になってから特にそう思うようになりました。
地域の中にある母が良く行く美容室や弁当店、菓子店には、母が認知症であることを説明し、わたしの電話番号も伝達してあります。異常なことがあればすぐに連絡いただくようにお願いしてあります。それは「地域の見守り力」に期待してからですね。
小学校位校区ごとに高齢者施設が整備されれば、地域の「見守り力」が効力を発揮し、高齢者がいる家庭や高齢者世帯も安心・安全になりますね。是非そうありたいと思います。
写真は高知県室戸市佐喜浜(さきはま)にある村田憲典さんがオーナーの高齢者施設「老稚園(ろうちえん)むえんの舎」。地域の高齢者が利用されています。
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/bbs3/murata/murata1.html
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