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2013.11.06

ロコモを防ぐには、早くからの運動習慣です


Rokomokizi_r

 このテーマで一度書きました。でもとても大事なテーマです。うちの母(87歳)が今年の夏にまさにロコモ(「運動器症候群)です。身体を動かすのに必要な器官に障害が起こり、自分で移動する能力が低下して要介護になる危険度が高い諸症状のことです。

 厚生労働省の調査によれば、要支援・要介護になる原因の1位は運動器障害であり、よく知られている脳血管障害や認知症よりも高率であることから、同シンドロームの予防は健康寿命延長の大きなファクターとなりうるとのこと。

 ロコモティブシンドロームかどうかのチェックポイントとして、日本整形外科学会が挙げているポイントは次の7点。(1)片脚立ちで靴下がはけない、(2)家のなかでつまずいたり滑ったりする、(3)階段を上るのに手すりが必要である、(4)横断歩道を青信号で渡りきれない、(5)15分ぐらい続けて歩けない、(6)2キログラム程度の買い物をして持ち帰るのが困難である、(7)(布団の上げ下ろしなど)家のやや重い仕事が困難であることです。

 母は「脊椎狭窄症」での腰痛があり、腰が痛いと言って歩きませんでした。猛暑でもあり家に引きこもりな手ばかりいました。歩くことも満足にできなくなり大変でした。対策としてケアマネージャーさんと相談し、通所型介護予防リハビリの回数を週1回から2回に増やし、9月からは1日ディへも行くようにしました。金曜日は必ず活き活き100歳体操へも連れて行きました。

 それで随分運動機能は回復しました。相変わらず腰の痛みは訴えますが、運動療法は続けて行くようにします。それが1番の治療法であるからです。

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