淡々とした叔父の告別式でした。
今日は午前11時から、高知市のある葬祭会館での告別式。父の4歳下の弟(私にとっては叔父)の告別式でした。父(94歳)ですし、24日のお通夜には参列していました。超高齢者は体調の変動があるので、告別式の出席は無理の場合もあると、喪主である従兄弟にも言っていましたから。
今日は上天気。比較的暖かだったので、最初出席をしぶっていた母も行くことに。10時過ぎから喪服を両親に着用させる作業が大変でした。それでもなんとか着用し、11時前に葬祭会館へ到着できました。
葬儀が始まる前に、久しく会っていない親類縁者と父も母も懇談していました。お互いの変化に驚きあっていました。私の従兄弟連中も多くは還暦を超えているので、喪主の子供や孫以外は高齢者ばかりの葬儀でした。新聞へは出してはいませんでしたが、50人ぐらいが参列していました。
葬儀は浄土真宗の僧侶が読経。振り仮名を振ってあるお経を読み上げてはいますが、全然何を言っているのかは不明。葬式仏教ならちゃんと講話もしてもらいたいとはいつも思いますね。お経にも意味があるのですから。
出棺の準備作業では、久しぶりに対面した親族同士の会話が進みます。母に後で聞きましたが、だれと話したのかは覚えてはいませんでした。
焼香もし、出棺前の故人(叔父)との最後のお別れ。親族がお花を棺桶に入れました。最後に1番近しい喪主とその一族が献花し蓋が閉められました。
12時に車で火葬場へ出棺していきました。1時間の葬儀でした。両親も元気に葬儀に参列し、親類と交流が出来たので、よかったと思いました。多少の刺激となったことでしょう。「お母さん明るくていいね。」とか「お父さんも足元しっかりしているからいいですね。」とか言われましたが、ご本人たちは、その自覚などありませんから。
とにかく不義理をすることなく、両親揃って叔父の葬儀に参列できて良かったです。両親が元気であれば、火葬場へも行き、叔父の骨を拾い、叔父の家まで行って精進落としの儀式まで参加すべきでしょうが、超高齢者ゆえに遠慮させていただきました。無事に帰れて何よりです。
両親の昼食を自宅でこしらえ、その後自分の昼食をつくり食べ終え、やれやれでした。一区切りがつきました。
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