「人生の終いをつける施設」の見学しました。
確か10年ぐらい前にある葬祭会館チェーンの会員になっておりました。それがまもなく満期になる(150か月分の支払いが終了)するので、内覧会の案内があり、昼休みに見学に行きました。
案内ハガキを提示しますと、私と同年配のベテランの女性係員が案内していただきました。
まずは家族で故人を安置し、一緒に家族通夜をする部屋の案内。布団だけではなく、ベットや冷蔵庫やユニットバスも設置されており、ホテル仕様になっています。大人数のお通夜でなければこちらでお通夜も可能であるとの事。
説明では食事は別途料金とか。朝食のモーニングはサービスとのことでした。
次に会場の案内。「家族葬」といったこじんまりとした葬儀の形態を説明していただきました。会場を使用した葬儀一式の費用は15万円とか。含まれていないのは生花の費用5万円は別とか。
仏式であれば僧侶の費用や、改名料金。火葬場の費用などがかかります。精進落としの料理の費用は別途かかるようですね。
隣の30万円コースも見ました。祭壇が家族葬よりも大きいだけ。どうもこちらのコースの積み立てをやっていたらしい。
こうした内覧会を葬祭会館が実施することは悪いことではない。ただ今回見学した限りでは、定額料金(15万円・30万円)に含まれているものと、そうでない実費がどれくらいかかるのかが今一つわかりませんでした。
見積もり選定をお願いしました。そりゃそうでしょう。うちには超高齢者の父(94歳)と母(88歳)がいます。わたしも家内も還暦で死亡リスクが高くなりますからね。
葬祭産業は成長産業であると言われています。それだけに不明瞭な部分が多くあります。うちの場合は分家で檀家のお寺は決まっていません。
友人が昨年葬儀を取り仕切ったおりに250万円程度かかったと言っていました。確かに参列者も多い葬儀でしたが、持ち出しが多かったとか。一般人は参列者も少なく、香典で葬儀費用が賄えるということはまずありえない。「持ち出し」になりますね。
葬祭会館もビジネスでやっています。こちらも商売人の端くれですので、疑問点は徹底的に聞き、「もしも」のときに慌てないようにします。
見積もりは、新聞広告も出しで参列者が100人程度の一般葬儀(30万円口)と、新聞広告を出さない家族葬の場合の2通りお願いしました。さてどうなるのか?
こちらの葬祭会館が、いいなと思ったのは故人の出棺時に屋外へ出なくていいことですね。冬などはお見送りが辛い時もありますので。
結局3000円口が終了して、「枠が出来た」ので、1000円口の「家族葬」分を3口継続契約しました。後12年は頑張らないといけませんね。結婚式場も別途経営されているようですので、うちの子供たちは未婚者なので活用できるのかもしれませんね。
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