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2013.12.15

女性誌の指摘は的確ですね。

Koideikennjosei7mm


 父(94歳)が病室でいつもの点滴をうけている間、女性セブン10月3日号を読んでいました。そのなかの50ページに、京都大学原子力研究所助教の小出浩章氏の発言を素地にされています。見出しだけでも強烈です。

「安倍首相にだまされるな!福島第1原発汚染高濃度汚染水でがん・白血病の子供が増えていく」

「安倍首相は本当に恥知らず」「被爆の影響は数年後に出る」「日本に安全な食べ物はない」と。

 福島県では除染作業も進展していません。小出氏はこう言われています。

「あえれ言いますが、避難者は福島に戻るべきではなく、県内に帰還した人たちも、少しでも汚染の少ない地域へ逃げるべきだと私は思います。

 国は原則立ち入り禁止の「警戒区域」を今年5月に解除するなど、福島に住民を戻すことを想定し始めていますが。この方針は深刻な問題を孕んでいます。」

 小出氏は子供たちへの悪影響を心配されています。

「子供たちの被爆の危険度は、大人に比べ4倍あります。私は今回の原発事故の影響で。がんや白血病になる人が子供を中心に増加すると断言できますし、その他の病気、例えば腰痛や高血圧、視覚障害なども増える可能性が高い。」(週刊現代10月3日号)

 「日本に安全な食べ物はない。」と小出氏は言い切ります。

「もはや日本には安全な食べ物はないという状態に追い込まれていますから、子供の内部被爆を少しでも避けるのに、そうした1つひとつの対処法(洗う・ゆでる・煮る)を地道にやるしかありません。

 調理法を工夫しても放射性物質はゼロになりませんが、魚や野菜を煮れば半分に落とせますから」

 なかなか的確な記事で感心しました。

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