認知症800万人時代を生きる
先日ケアマネージャーの下村恵子さんが来られました。1年に1度の介護認定の手続くがあると言いますので、書類を持ってこられたので署名をしたり、押印をしました。今のところ母(88歳)の介護度も認知症も、認知がわかって5年経過しますが、横ばい状態です。
下村さんとのお話は、先日のNHKの番組「認知症800万人時代」です。」
「ご家族がちゃんとケアされているので、進行されないんですよ。いろいろ連れ出したりされてますし。子供の世代と同居していることで安心感があり元気なんですよ。」
「認知症の人はなにかと不安だから、同じことを繰り返して言います。忙しさにかまけて放置していますと、介護度は悪化して行きます。もしお母さんが1人暮らしをされていたら、今頃は認知は一気に悪化していたことでしょうね。」とのこと。
下村さんによりますと以前介護関係の研修で、「2015年には認知症が400万人を超える」と言われていましたが、今や2013年に800万人を超えました。うち半分が母のような軽度な認知症。ここで「手を打たないといけない」そうです。
NHKの番組でも、認知症の介護は「先手必勝」だと言われます。家族が孤立して抱え込むのではなく、うまく外部の介護施設や医療機関を活用し、制度も活用せよと専門家は言います。
超高齢の両親から教えられることも多いし、人間も鍛えられました。だれにも人生の終末が来ます。納得ができる人生であるように、出来る限りのことを行い、自分のことも考えましょう。
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